B29を撃墜する方法。

ゆみすけ

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後半戦、始まる。

これが、日本の追撃戦闘機なのか・・・

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 模擬空戦の大会では、各国が新型機を披露する場でもある。 オレたちの国は、こんなスゴイ機体を作れるんだ、と自慢できる公の場でもあるのだ。 毎年の新型は、ある意味大変なのである。 それで、何形式の何型とか武器の位置を変えてみたりして他国を騙したりするのである。 これには、お国柄や得意分野が入る。 そして、爆撃機は日本は不得意だが、戦闘機は得意なのだ。 戦闘機は武士と趣が似ているからかもしれない。 すこし前まで、武士が刀をさして歩いていた国なのだから。 ちなみに、日本刀のカタナは弓ナリの方向のおケツが下を向かないとダメである。 後ろが上を向いているのは太刀であり、日本のカタナではない。 よく、間違えるから、そこは間違えないで欲しいのだ。 モノホンのカタナは刃先に振れただけで切れるからね・・・ 話を戻そう。 「今年の日本の戦闘機は?」 と見物人も注目である。 米国大会での、脱出劇はマジで世界の見物人を熱狂させたのである。 これは、ショーではない。 模擬といっても、訓練といっても、戦争のひとつの形式になっているのだ。 無駄な金や経済を破綻させるモノホンの戦争は影を潜めたのだ。 なぜなら、模擬空戦で、ある意味の警告ができるからだ。 特に、ドイツとフランスの国境紛争は模擬空戦に参加してから起こっていないのである。 まあ、それどころでは無いからであるが。 「おい、格納庫から出てきたぞ。」 見物人が一斉に観る。 エンジンを暖気運転しながら日本の追撃戦闘機がでたきた。 「おい、反対に走ってるぞ。」 「いや、プロペラが逆さまだ。」 「なんか、あれで飛ぶのか?」 「いや、前にもプロペラがあるぞ。」 「なんだ、あの戦闘機は。」 因縁の対決に日本軍は切り札をだしたきたのだ。 米軍のグレートイーグルに鉄槌をくわえるべく・・・ 「しかし、変な格好だな。」 と観衆が騒いだ。 いままでの戦闘機とは違うというか・・・ なんとも言えないのである。 そう、ドイツ軍のドラ焼き型戦闘機を初めて見たのと同じ感覚なのであった。 「さあ、日本軍の双発戦闘機が出てきました。」 と拡声器だ。 「これは、初めてのお目見えです、私も初めて見ます。」 と余計な一言のアナウンサーだ。 「あ、あ、前と後ろにペラがあるから双発なんだ。」 と理解を示す観衆である。 「いや、翼も前が小さくて、後ろがでかいぞ。」 「あれは、マジで逆さま戦闘機だぞ。」 と観衆が騒ぎだした。 そうなのだ、前の翼が尾翼であり、後ろの翼が主翼なのである。 そして、ラダー(垂直尾翼)は後ろに、でかいヤツが・・・ そして、操縦者と偵察員の座席は前にあるのだ。 「これは、視界がいい形だな。」と誰かが言う。 「機銃は?」 「ロケットは?」 とみる。 機銃は前の尾翼に、ロケットは後ろの主翼にあるようだ。 現在なら、北欧のサーブ社のドラケンか・・・ まあ、似てるのだ。 そう、イカ型戦闘機なのであった・・・・・・
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