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小型四発爆撃機。
双発との違い。
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なぜ、四発爆撃機が必要なのか。 それは、爆弾搭載量と防弾装備や飛行距離の兼ね合いである。 双発では限界があるからだ。 現に、米国は6発プロペラ爆撃機のB36をつくり、さらに、B36に推力が足りないとジェットエンジンを4基追加しているのだ。 現在はB52であるが。 日本軍の三菱、一式陸攻は双発では搭載量が多かった。 それは、防弾が無いから軽量だからである。 まあ、日本軍の機体は防弾は無いのが基本なのだ。 まあ、無い袖は振れないからである。 それに、軍令部の幹部連中は戦場にはいかないからだ。 どこの国にも、裏の暗い話はあるのである。 しかし、ラノベの話である。 暗い話は、メンゴである。 さて、英国のヒースロー飛行場の巨大な格納庫に四発の日本軍の爆撃機が2機づつ入っていた。 米国のグレートイーグルは1機がギリなのだが・・ 英国の爆撃機を日本の技師が魔改造した爆撃機である。 パット見は、英国の小型版か・・であった。 しかし、航続距離や防弾能力や爆弾搭載量は同じ程度であったのだ。 そこが、魔改造の所以であるのだ。 エンジンの馬力は同じ程度であり、省燃費型の排気タービンか馬力型のタービンかの差であった。 日本は小型で省燃費型である。 それが、機体の小型化に貢献しているのである。 もちろん、日本人の体形にあわせたのでもあるが・・・ (現に74式戦車を米軍が見学に来たが、あまりに車内が狭く、ガタイの大きな米国人は閉口したとか・・・ 反対に、M4シャーマンを戦後に配備された警察予備隊(自衛隊の前身)はアクセルベダルに足が届かない・・・ 決して短足ではないのだが・・・それで、ゲタを履いて運転したとか・・ 特に、戦前の日本人は米国人から見たらガキと同じ体型だったのだ。 しかし、耐久力は同じ程度であり、重量くらいしか違いはなかったと思いたい。 つまり、省エネだったのである。 地球にやさしい日本人であるのだ。 そして、英国の技師の見学である。 そこは、パクリかどうか気になるのである。 「これが、日本のか。」 と英国人の主任技師だ。 「えらく、小さいな。」 「まるで、いや、しかし四発だし。」 「搭乗口から入れないぞ。」 「なに、爆弾ハッチから入れと。」 「仕方がないな、いや、しかし、これは小人の家だな。」 すこし、言い方が大げさな英国技師だな。 「これが、ウワサの電波妨害装置か。」 「ふむ、これは、なんとも、言えないな。」 「えっ、これがトイレか。」 「狭くて、入れないぞ。」 「なんか、祭ってあるが?」 「あ、あ、これが神棚というものか。」 「これが、航法装置かな。」 「電波方向探知機が指向性アンテナだな。」 「ふむ、こうして英国までたどり着いたのか。」 「これは、偵察写真機なのか。」 日本製の全天候カメラに驚く技師だ。 これで、写真を撮影して航路を作成できるのだな。 これは、これが話に聞いた魔改造か! 狭い機内で、新たな発見に驚く英国の主任技師の感想である・・・・・
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