B29を撃墜する方法。

ゆみすけ

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どうやって作ったのだ?

作り方が想像もできない・・・

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 「これは、真空管ではない、一粒の中にたくさんの真空管と同じ働きをするモノが入っているのだ。」 英国技師は茫然となる。 なぜ、日本の技師がコレを渡したのか、今なら理解できる。 「つまり、絶対に英国ではつくれないからだ。」 「これが、英国で作れるようなら、その時は、日本の技術は・・・」 想像もできない。 「しかし、顕微鏡でも使わないと作れないぞ。」 それも、両目で見るヤツだ。 でないと、半田つけができはしないからだ。 そして、半田コテが想像もできないほど微細な作業ができるやつなことだ。 そして、驚いたのが、コネクターのつくりである。 コネクターが小さいのだ、そして接点が干渉しないように、つまり絶縁が信頼にたるモノなのである。 「これは、アクリル樹脂だな。」 そして、エポキシ樹脂と思われる基盤に配線がプリントされているのだ。 「この回路の設計をしたヤツは天才だな。」 つまり、基盤が裏表に配線がプリントされているのだ。 (日本では、高速計算機で回路を設計していた。)とても、人間が設計するには、とんでもないことだ、と思う英国の技師であった。 ・・・・ 「で、いいんかい、あの機器を英国へ渡しても・・・」 「あ、あ、総理の決済はもらっている。」 と別の技師だ。 「それに、米軍の周波数が正確に判明したことは、ありがたいのだ。」 電波妨害装置は相手の正確な周波数が判明しないと効果が薄いのだ。 まあ、電波探信儀は送信機と受信機が必要なのだ。 そして、受信機は特に周波数が細かく調整できないと使い物にはならないのである。 そして、電波妨害装置は指向性アンテナで、相手の爆撃機へ向けないと効果が薄い。 つまり、絞った強い電波を爆撃機に向けるのである。 指向性アンテナは八木博士の発明した八木アンテナに16本の素子を並べたモノである。 16本の素子で指向性を高めて、強い電波で相手の眼をふさぐのである。 そして、相手が電波探信儀が使えないと、右往左往している間に模擬弾攻撃である。 これで、日本軍の大勝利は間違いないのだ。 まだ、バンザイは早いが・・・・ 英国は日本から手に入れた妨害装置を米国には告げなかった。 なぜなら、装置を解析できなかったのだ。 明治時代に、いきなりICの集積回路をみせられるようなものだ。 「なんだ、この黒い塊は・・・」 で終わってしまうのである。 英国の技師らは、自身の国が解析できるまで進歩したら・・・と妨害装置を隠匿したのである。 それ以来、英国の技師は誰ひとり、日本人を黄色い猿とはいわなくなったのであった。 ヤツらはマジ、やばいヤツなのだ・・・ そう、肝に銘じたのであった・・・・・・
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