日本戦車を改造する。

ゆみすけ

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伝説が、まただ。

加藤戦車隊の伝説の再来かっ。

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 加藤戦車隊はソ連軍の侵攻を跳ね返した派遣陸軍戦車隊だ。
満州国は、当時はまだ騎馬隊しか・・・なかったのだ。
 そして、騎馬隊は武器として小銃があるだけだった。
それも、日本軍の三八式歩兵銃が長すぎるので、(騎馬で使うには長いのだ。)
 先を切断した騎馬用の小銃だ。
そして、侵攻してくるソ連軍へ騎馬で突撃を・・・
 あえなく、全騎馬隊はソ連軍の戦車の機銃の餌食だ。
馬も兵隊も、機関銃で穴だらけだ。
 満州平原を馬と兵隊の血で赤く染まったのだ。
それで、ソ連軍は満州軍を完全にバカにして・・・怒涛の進軍だ。
 満州国民が遊牧民が多くて、移動生活に慣れていたので、即逃げて無事だった国民が多かったのが救いなのである。
 ソ連兵に犯される満州娘も、思ったほど多くなかったのが幸いだ。
だが、逃げ遅れた満州のオナゴは全員がソ連兵の餌食だ。
 戦争は、そんなものなのである。 オナゴは常に戦争の被害者なのだ。
何人も、ソ連兵に廻されれば売春婦とて・・・精神が病んでくるのだ。
 熊に子猫が犯されるようなものだからだ。
いままで、それなりに締まりがあったおマンコが・・・ゆるゆるのガバガバのユルマンコなのである。
 外陰唇も、ただれて・・・どす黒い、ドドメ色のおマンコに・・・普通、おマンコは足をM字開脚しても・・。そんなにビロンと広がらないのだが・・・
 もう、外陰唇がビロ~ンと黒い唇のように・・・これでは、反り返った亀頭も、屁垂れてしまうのだ。
ビロビロのドス黒マンコでは・・・チンチンがマジでしぼんでしまうのだ。
 清楚で可憐な満州娘がドドメ色のマンコでは・・・

 そして、ハルピンのオナゴを制覇したソ連軍は吉林のオナゴのマンコを犯すべく進軍するのだ。
これでは、清楚で可憐な貴重なおマンコが犯され尽くして・・・絶えてしまうのだ。
 これでは、いけないのである。
清楚で可憐なおマンコを、根絶やしにしてはならないのである。
 そこで、立ち上がったのが・・・我らの救助戦車隊なのである。
戦車へは騎馬では、ダメダメなのだ。
 はやり、戦車には対戦車なのである。
まだ、バズーカ(対戦車ミサイル)は発明されていないし・・・原理も開発されてはいなかったのだ。
 そして、対戦車ライフルなる巨大な口径の銃は小柄な日本人では無理である。
三八式小銃も6.5ミリの弾なのだから・・・(欧州は7.5ミリクラスの銃弾だ。)
 しかし、三八式は初速が速く、狙撃には最適なのだ。
現に、米国ではスポーツライフル(アリサカライフル)として有名なのだそうだ。
 アリサカとは、最初の開発者の名前だ。
それで、日本は清楚で可憐な満州娘のおマンコをソ連軍の魔の手から守りぬくために戦車隊を派遣することになったのだ。
 すべては、清楚で可憐なおマンコの為なのだ。
おマンコが戦争を左右するのである。
 おマンコとは、それほど野郎にとり、かけがえのないモノなのである。
マンコは永遠なのである。(名言だ。)

 そして、再度の上陸の加藤戦車隊である。
使う戦車は八九式ではない。
 魔改造を施した九九式戦車だ。
数は25両と少ないが・・・虎なのだ。
 25匹の猛虎なのだ。
敵はソ連軍という羊が500匹だ。
 奉天にある戦車開発会社の工場で貨車から降ろされて・・・最終点検を終えて・・・
満州の大草原へ降り立ったのだ。
 「全戦車、出撃だ。」と、号令が飛ぶ。
「キーーーーーン。」と、排気タービン音が響いた。
 すると、一瞬で、「ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ。」と、18000ccのV型18気筒ジーゼルエンジンが咆哮をあげる。
工場のガラス窓がビビッて何枚か割れる。
 それほどの重低音が・・・なんせ、18000ccのエンジンが25基、一斉に掛ったのだ。
ビビッてガラス窓が割れるほどの威容なのだ。
 「ソ連軍の500両なぞ、何するものぞーーーーだ。」 戦車隊員の顔は阿修羅のごとしなのである。
ソ連軍は風前の灯なのだ。
 巨大台風のごとく25両の戦車隊はハルピン方面へコースを取る。
中継車両が進行方向を把握して、75両の日満戦車隊が終結しつつある方向を示すのだ。
 中継車両がこれほど有益とは・・・今野少尉は今更な感想だ。
数で負ける時は・・・情報がカバーするのだ。
 「こちら、加藤です。」「本郷大佐、聞こえますか。」
「おお、待ってたぞ、加藤隊長。」「お久しぶりです、本郷大佐。」「うむ。」
 「作戦は聞いてるな。」「ハイ。」
「では、集合地点は1本松の西側だ。」「あの、1本松ですか。」「そうだ。」
 「まだ、あったんですね。」「あ、あ、満州政府が保存してるよ。」
「まあ、あそこから反撃がはじまったんですからね。」
 加藤戦車隊の反撃は、通称1本松から始まったのだ。
それで、それを記念して保存松としたのだそうだ。
 
 「それで、九九式は、どうだ?」と、本郷司令(大佐)が聞く。
「そうですね、まあまあですね。」「やけに、謙遜するじゃないか。」
 「いやぁ、これを見たら今野君がうらやましがるから・・・」
「まあ、いずれ満州にも配備されるんだろう。」と、本郷司令だ。
 「そうなると、いいですね。」と、加藤中尉がいうが・・・
1両の価格が・・・お高いのだ。
 とても、満州派遣軍へは・・・とても、とても、なのだ。
まあ、満州国も防衛に成功すれば国際的信用もあがり、交易も盛んになるだろう。
 そうなると、日本軍から買えるかもだ・・・高額だが・・・
奉天市街を出て、満州の広大な平原へ・・・
 「いいか、最大巡行速度だ。」と、無線を入れる加藤中尉だ。
「ゴーーーーーーッ。」と、エンジンが吠える。 
 速度計の針が40キロ毎時だ。(最高70キロ毎時)
その40キロ毎時を平原(舗装路ではない。)で難なく発揮できる戦車が九九式なのである。
 いままでは、一時的に40キロを維持できる戦車はあった。
しかし、長時間でも40キロ毎時を維持できる戦車は皆無だったのだ。
 そう、まるで別物なのが九九式戦車なのだ。
105ミリライフル砲も、伊達ではないのだ。
 さあ、反撃の時が近づいたのだ・・・


 
 
 
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