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指令戦車の考案。
多重通信設備の作戦指令戦車だ。
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日英同盟が、著者のラノベでは健在なのである。
米国の核策で反故には、されない同盟なのである。
海洋国家である、日本と英国は馬が合うのだ。
大陸国家の特亜三国とは、馬が合わない日本である。
もちろん、露スケとも馬は合わないのだが・・・
ドイツ軍がソ連軍のT34の猛攻で撤退したとの情報が英国から日本へ入ってきた。
そこで、ドイツ軍の被害が、予想より少なかったのだ。
T34に対して、全く歯が立たなかったそうだが・・・
なぜなのか・・・それは、ドイツ軍のⅣ号戦車の無線機のおかげなのだと・・・情報が物語るのである。
「そうか、戦車同士の連携だな。」と、解析する陸軍作戦本部の参謀だ。
「この統合指揮戦闘車とは・・・」と、ドイツ軍の装備に眼が向いた参謀だ。
あの、アフリカ戦線でロンメル将軍が乗ってるヤツのことだ。
戦闘車とは、名ばかりで・・・無線機のカタマリのような車両である。
専門の訓練を受けた通信員が複数乗車してるのだ。
「統合指揮戦闘車の情報は着てるか。」「え、え~っと。」「あ、あ、これです。」
「うむ。」 参謀長が走り書きしたスケッチを見る。
どうやら、スパイが見て、あわてて描いたモノをコピーして添付したようである。
「なんじゃ、アンテナだらけではないか。」
それは、戦車の上に砲塔は無く・・・代わりに色々なアンテナが生えている車両だった。
側に、ヒトが描いてあるから・・・大きさがわかるんだが・・・
「注意書きというか、メモ書きがありますが・・・」
「小さい字だな。」「え、えっ~と。」
と、ドイツ語に理解のあるヤツが・・・
「各種アンテナで、無線機が多々積んであるようだ、と、書いてありますね。」
「多重無線車両かっ。」「確か、軍の通信部が欲しがっていたような・・・」
どうやら、ドイツ野郎に無線分野で先を越されたか・・・
「うむ、うかうかできんぞ。」「早急に、その多重無線車両を開発しろっ。」
参謀長が命令書を描きだした。
諸君は、この車両を知ってるだろう・・・
そう、ロンメル将軍が鹵獲した英軍の指揮戦闘車に乗ってる写真だ。
もちろん、この情報の車両は英国製ではない。(ラノベだ。)
ドイツ軍が広大ねソ連邦の原野で作戦を遂行するために考えたのである。
ドイツ軍は全車両に無線機を装備して、電撃戦を得意としていた。
電撃戦、それは軍全体が軌道車両で歩くヤツはいないのだ。
敵が撤退するより、進撃速度が速いのである。
「我が国は、隊長が乗るヤツも、皆同じですからな。」
「たまに、無線が届かないときもありますからね。」
「やはり、通信部からの要望は無碍にはできないな・・・」と、後悔する参謀長である。
「おや、参謀本部からの要望書が・・・」と、通信部へ伝令が持参する。
正式文は電話ではない、持参するのである。
「おい、あの例のヤツが許可がでたそうだ。」
「えっ、あの、まかさボツになった・・・」「そうらしい。」
「では、開発部が今頃・・・」
「苦労してるだろうな。」「おい、山本君。」「ハイ。」
「君、すまないが、すこし開発部へ説明をしてきてくれ。」「わかりました。」
開発部では、指揮戦闘車両を・・・と、文で言われても・・・
「イマイチ、パッと湧いてこないんだよ。」と、試行錯誤していたのだ。
単なる無線車両なら、日本陸軍の車両には無線機が・・・ついてるのだ。
そこへ、今更に言われてもだ・・・
開発部には多重無線という思考そのものが無いからである。
現在、なんか災害やテロなんかが勃発すると・・・現場に箱型のトラックが2台ほど駐車してるのである。
片方は発電機の車両だ。
そして、片方が衛星アンテナや多重無線を備えた指揮命令車両なのである。
現場と軍令部を密接につなげることができるのだ。
即応判断が作戦参謀が即応できるのである。
これの意味は大きいのだ。
現場で指揮官は判断が・・・迷うことも多々あるのだ。
部下の命が掛かってるのだ。
専門の作戦参謀の意見が指揮官へ即、反映されるのだ。
「これが、多重無線車両の草案ですか。」と、開発工廠の技師が図面を見る。
「なるほど、アンテナが10本で、発電機と無線機が5基ですか。」
「しかし、ジーゼル発電機とジーゼルエンジンとは、別にしろとは・・・」
「うむ、故障のリスクを減らすためですか。」「そうらしいな。」
「でも、かなり重量過多かと・・・」
「だから、履帯か総輪が迷ってるんですね。」
「そうらしい。」「うむ、ここは模型を作るしかありませんな。」
「模型?」「え、え、実物は予算が掛かりますし。」
「重さや馬力を縮尺に合わせれば、いいんですから。」
この開発工廠には、色々な地形が造形されていた。
満州平原から山岳地帯、シナの市街地の模型までが・・・
そこで、実験運用して改良を加えるのだ。
実際の例では・・・
装甲車両に斜め上を狙える機関銃座があるのだ。
まさか、対空機関銃座かっ、いや違うのだ。
それは、シナの建物の屋上から装甲車両の装甲が薄い上面を狙われる可能性が、指摘されたのだ。
そして、実際にシナでの戦闘で装甲車の上をシナ兵がモーゼル銃で狙ってきたのだそうだ。
そのときに、斜め上銃座が大変役にたったと・・・
斜め上銃座のおかげで、敵の狙撃を防ぐことができたらしいのだ。
それで、かなりの装甲車両が破壊工作から逃れることができたのであった。
米国の核策で反故には、されない同盟なのである。
海洋国家である、日本と英国は馬が合うのだ。
大陸国家の特亜三国とは、馬が合わない日本である。
もちろん、露スケとも馬は合わないのだが・・・
ドイツ軍がソ連軍のT34の猛攻で撤退したとの情報が英国から日本へ入ってきた。
そこで、ドイツ軍の被害が、予想より少なかったのだ。
T34に対して、全く歯が立たなかったそうだが・・・
なぜなのか・・・それは、ドイツ軍のⅣ号戦車の無線機のおかげなのだと・・・情報が物語るのである。
「そうか、戦車同士の連携だな。」と、解析する陸軍作戦本部の参謀だ。
「この統合指揮戦闘車とは・・・」と、ドイツ軍の装備に眼が向いた参謀だ。
あの、アフリカ戦線でロンメル将軍が乗ってるヤツのことだ。
戦闘車とは、名ばかりで・・・無線機のカタマリのような車両である。
専門の訓練を受けた通信員が複数乗車してるのだ。
「統合指揮戦闘車の情報は着てるか。」「え、え~っと。」「あ、あ、これです。」
「うむ。」 参謀長が走り書きしたスケッチを見る。
どうやら、スパイが見て、あわてて描いたモノをコピーして添付したようである。
「なんじゃ、アンテナだらけではないか。」
それは、戦車の上に砲塔は無く・・・代わりに色々なアンテナが生えている車両だった。
側に、ヒトが描いてあるから・・・大きさがわかるんだが・・・
「注意書きというか、メモ書きがありますが・・・」
「小さい字だな。」「え、えっ~と。」
と、ドイツ語に理解のあるヤツが・・・
「各種アンテナで、無線機が多々積んであるようだ、と、書いてありますね。」
「多重無線車両かっ。」「確か、軍の通信部が欲しがっていたような・・・」
どうやら、ドイツ野郎に無線分野で先を越されたか・・・
「うむ、うかうかできんぞ。」「早急に、その多重無線車両を開発しろっ。」
参謀長が命令書を描きだした。
諸君は、この車両を知ってるだろう・・・
そう、ロンメル将軍が鹵獲した英軍の指揮戦闘車に乗ってる写真だ。
もちろん、この情報の車両は英国製ではない。(ラノベだ。)
ドイツ軍が広大ねソ連邦の原野で作戦を遂行するために考えたのである。
ドイツ軍は全車両に無線機を装備して、電撃戦を得意としていた。
電撃戦、それは軍全体が軌道車両で歩くヤツはいないのだ。
敵が撤退するより、進撃速度が速いのである。
「我が国は、隊長が乗るヤツも、皆同じですからな。」
「たまに、無線が届かないときもありますからね。」
「やはり、通信部からの要望は無碍にはできないな・・・」と、後悔する参謀長である。
「おや、参謀本部からの要望書が・・・」と、通信部へ伝令が持参する。
正式文は電話ではない、持参するのである。
「おい、あの例のヤツが許可がでたそうだ。」
「えっ、あの、まかさボツになった・・・」「そうらしい。」
「では、開発部が今頃・・・」
「苦労してるだろうな。」「おい、山本君。」「ハイ。」
「君、すまないが、すこし開発部へ説明をしてきてくれ。」「わかりました。」
開発部では、指揮戦闘車両を・・・と、文で言われても・・・
「イマイチ、パッと湧いてこないんだよ。」と、試行錯誤していたのだ。
単なる無線車両なら、日本陸軍の車両には無線機が・・・ついてるのだ。
そこへ、今更に言われてもだ・・・
開発部には多重無線という思考そのものが無いからである。
現在、なんか災害やテロなんかが勃発すると・・・現場に箱型のトラックが2台ほど駐車してるのである。
片方は発電機の車両だ。
そして、片方が衛星アンテナや多重無線を備えた指揮命令車両なのである。
現場と軍令部を密接につなげることができるのだ。
即応判断が作戦参謀が即応できるのである。
これの意味は大きいのだ。
現場で指揮官は判断が・・・迷うことも多々あるのだ。
部下の命が掛かってるのだ。
専門の作戦参謀の意見が指揮官へ即、反映されるのだ。
「これが、多重無線車両の草案ですか。」と、開発工廠の技師が図面を見る。
「なるほど、アンテナが10本で、発電機と無線機が5基ですか。」
「しかし、ジーゼル発電機とジーゼルエンジンとは、別にしろとは・・・」
「うむ、故障のリスクを減らすためですか。」「そうらしいな。」
「でも、かなり重量過多かと・・・」
「だから、履帯か総輪が迷ってるんですね。」
「そうらしい。」「うむ、ここは模型を作るしかありませんな。」
「模型?」「え、え、実物は予算が掛かりますし。」
「重さや馬力を縮尺に合わせれば、いいんですから。」
この開発工廠には、色々な地形が造形されていた。
満州平原から山岳地帯、シナの市街地の模型までが・・・
そこで、実験運用して改良を加えるのだ。
実際の例では・・・
装甲車両に斜め上を狙える機関銃座があるのだ。
まさか、対空機関銃座かっ、いや違うのだ。
それは、シナの建物の屋上から装甲車両の装甲が薄い上面を狙われる可能性が、指摘されたのだ。
そして、実際にシナでの戦闘で装甲車の上をシナ兵がモーゼル銃で狙ってきたのだそうだ。
そのときに、斜め上銃座が大変役にたったと・・・
斜め上銃座のおかげで、敵の狙撃を防ぐことができたらしいのだ。
それで、かなりの装甲車両が破壊工作から逃れることができたのであった。
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