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T34対T26B魔改造版。
ソ連軍へ対抗できるのか、魔改造戦車。
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「とりあえず、予備の車両も含めて20両は使えますよ。」と、主任がいう。
「それだけあれば、なんとかなりそうです。」と、自信を見せる今野君だ。
「その間に、なんとか満州型を数を揃えますので。」
「その間の守りは任せてください。」と、今野隊長が決意を述べる。
満州型が数が揃えば・・・ソ連軍なぞ蹴散らしてくれると確信している隊長なのである。
それほど、満州型は戦車兵に自信を与えたのである。
そして、それは更に訓練に身が入るということなのだ。
無双日本軍神話は、そうした積み重ねから生まれたのである。
そして、こちらは完成したシベリア鉄道で運ばれてきたソ連軍の新型T34を出迎える、イワン司令以下の幹部連中である。
「おお、話に聞いてはいたが・・・全然違うではないか。」と、旧T26B型と比べるイワン司令だ。
「そうですな、これは黄色い猿どもへ一泡どころか、二泡も三泡も吹かせそうですね。」と、副官が煽る。
「フフ、いままでは煮え湯を飲んできたが・・・もう、エテ公には負けないぞ。」
と、とうとう黄色い猿からエテ公へジョブチェンジの日本軍である。
熊のソ連軍にとり、シナの様に這いつくばればいいものを・・・猿のくせに手向かう日本軍は・・・
卑怯な手で虜囚となり、開放されはしたが・・・
そして、新たに戦車隊長として左遷されたミハイル中尉が空気を読んで力こぶを突きあげる。
勝ったも同然のソ連軍なのである。
「何両、運ばれてきたんだ。」と、イワン司令だ。
「この書類では・・・30両ほどですな。」と、副官だ。
「ほう、モスクワもやっと本腰を入れたのだな。」と、うなずく司令だ。
まあ、ドイツ軍の脅威がT34戦車で減ったからだが・・・
そんなことは知らないシベリア基地では・・・まだ、勝ってもいないが・・・ウオッカで、酒盛りがはじまったのだ。
そうなのだ、ソ連軍は帝政ロシアの頃から・・・ウオッカではじまり、ウオッカで終わるのである・
極寒のシベリアでは、ウオッカでも飲まないとやってられないのだ。
30両のT34型新型戦車がシベリア基地に並んだ。
壮観なながめである・・・
もう、無双ソ連軍戦車隊なのである。
「いけぃ、エテ公どもを、薙ぎ払えっ。」と、打倒、日本軍に燃えるソ連軍戦車隊なのである。
ここで、諸君らにT34という戦車が如何ほどなのか・・・
長さは、6メートル幅3メートル高さは2.45メートル重さは27トンだ。
そして、500馬力のジーゼルエンジンだ。
これは、日本軍の戦車を真似たのだ。
30口径の76ミリ砲が主砲だ。
乗員は4名だ。
そして、速度は50キロで460キロを走破できるという。
もう、T26B型とは似ても似つかない別物なのである。
これでは、果たして魔改造した鹵獲戦車のT26型が対抗できるのか・・・疑問であるのだ。
そうは言っても、このT34には欠点があったのだ。
無線電話機が隊長車にしか備えられていないのだ。
その欠点をドイツ軍は突いたのだが・・・
ここで、ミニ知識だ。
T34型のハッチは金具で開けるのだ。
変な引っかけ金具なんだが・・・ソ連の戦車兵は全員がもってるので、ドイツ軍は最初は何なのか不明であったとか・・・
米軍がミッキー・マウスと、あだ名をつけるくらいに大きな2枚のハッチだ。
取っ手が無い、平たい丸い鉄板なのだ。
金具でもないと開けられないのである。
そして、T34型は砲塔の上の装甲が内部の爆発でカンタンに外側へ・・・わざと、そう造ってあるらしい。
なぜなのか・・・それは、戦車を再生修理ができるようにである。
装甲を抜かれて、砲弾が内部で爆発して、戦車兵がトンちゃんへ替わり果てても・・・(マジで刻まれた肉片になるのだ。)
砲塔の上が外れて・・・爆風は上へ抜けるのだ、戦車の内部機構は無事なのだ。
それで、上からホースで高圧水流で肉片を洗い流して、上フタを溶接すれば出来上がりだそうだ。
あとは、塗装を塗り直せば、新品戦車が出来上がりなのである。
とても、ソ連軍の戦車兵にはなりたくない著者である。
ウオッチでも、飲まないとやってられネーのである。
「よし、今度こそいけそうだな。」と、急遽な侵攻を決めるイワン司令である。
並んだ新型T34を30両見れば、誰でもそうおもうだろう。
果たして、日本陸軍の魔改造戦車が対抗できるのか・・・次週を好、ご期待なのである。
「それだけあれば、なんとかなりそうです。」と、自信を見せる今野君だ。
「その間に、なんとか満州型を数を揃えますので。」
「その間の守りは任せてください。」と、今野隊長が決意を述べる。
満州型が数が揃えば・・・ソ連軍なぞ蹴散らしてくれると確信している隊長なのである。
それほど、満州型は戦車兵に自信を与えたのである。
そして、それは更に訓練に身が入るということなのだ。
無双日本軍神話は、そうした積み重ねから生まれたのである。
そして、こちらは完成したシベリア鉄道で運ばれてきたソ連軍の新型T34を出迎える、イワン司令以下の幹部連中である。
「おお、話に聞いてはいたが・・・全然違うではないか。」と、旧T26B型と比べるイワン司令だ。
「そうですな、これは黄色い猿どもへ一泡どころか、二泡も三泡も吹かせそうですね。」と、副官が煽る。
「フフ、いままでは煮え湯を飲んできたが・・・もう、エテ公には負けないぞ。」
と、とうとう黄色い猿からエテ公へジョブチェンジの日本軍である。
熊のソ連軍にとり、シナの様に這いつくばればいいものを・・・猿のくせに手向かう日本軍は・・・
卑怯な手で虜囚となり、開放されはしたが・・・
そして、新たに戦車隊長として左遷されたミハイル中尉が空気を読んで力こぶを突きあげる。
勝ったも同然のソ連軍なのである。
「何両、運ばれてきたんだ。」と、イワン司令だ。
「この書類では・・・30両ほどですな。」と、副官だ。
「ほう、モスクワもやっと本腰を入れたのだな。」と、うなずく司令だ。
まあ、ドイツ軍の脅威がT34戦車で減ったからだが・・・
そんなことは知らないシベリア基地では・・・まだ、勝ってもいないが・・・ウオッカで、酒盛りがはじまったのだ。
そうなのだ、ソ連軍は帝政ロシアの頃から・・・ウオッカではじまり、ウオッカで終わるのである・
極寒のシベリアでは、ウオッカでも飲まないとやってられないのだ。
30両のT34型新型戦車がシベリア基地に並んだ。
壮観なながめである・・・
もう、無双ソ連軍戦車隊なのである。
「いけぃ、エテ公どもを、薙ぎ払えっ。」と、打倒、日本軍に燃えるソ連軍戦車隊なのである。
ここで、諸君らにT34という戦車が如何ほどなのか・・・
長さは、6メートル幅3メートル高さは2.45メートル重さは27トンだ。
そして、500馬力のジーゼルエンジンだ。
これは、日本軍の戦車を真似たのだ。
30口径の76ミリ砲が主砲だ。
乗員は4名だ。
そして、速度は50キロで460キロを走破できるという。
もう、T26B型とは似ても似つかない別物なのである。
これでは、果たして魔改造した鹵獲戦車のT26型が対抗できるのか・・・疑問であるのだ。
そうは言っても、このT34には欠点があったのだ。
無線電話機が隊長車にしか備えられていないのだ。
その欠点をドイツ軍は突いたのだが・・・
ここで、ミニ知識だ。
T34型のハッチは金具で開けるのだ。
変な引っかけ金具なんだが・・・ソ連の戦車兵は全員がもってるので、ドイツ軍は最初は何なのか不明であったとか・・・
米軍がミッキー・マウスと、あだ名をつけるくらいに大きな2枚のハッチだ。
取っ手が無い、平たい丸い鉄板なのだ。
金具でもないと開けられないのである。
そして、T34型は砲塔の上の装甲が内部の爆発でカンタンに外側へ・・・わざと、そう造ってあるらしい。
なぜなのか・・・それは、戦車を再生修理ができるようにである。
装甲を抜かれて、砲弾が内部で爆発して、戦車兵がトンちゃんへ替わり果てても・・・(マジで刻まれた肉片になるのだ。)
砲塔の上が外れて・・・爆風は上へ抜けるのだ、戦車の内部機構は無事なのだ。
それで、上からホースで高圧水流で肉片を洗い流して、上フタを溶接すれば出来上がりだそうだ。
あとは、塗装を塗り直せば、新品戦車が出来上がりなのである。
とても、ソ連軍の戦車兵にはなりたくない著者である。
ウオッチでも、飲まないとやってられネーのである。
「よし、今度こそいけそうだな。」と、急遽な侵攻を決めるイワン司令である。
並んだ新型T34を30両見れば、誰でもそうおもうだろう。
果たして、日本陸軍の魔改造戦車が対抗できるのか・・・次週を好、ご期待なのである。
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