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完成した魔改造。
鹵獲戦車を使うことは常識だ。
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先の大戦といえば、欧州なら第二次大戦である。
なぜなら、1次大戦があるからだ。
ソ連軍は何全両ものT26b型戦車を生産したのだ。
生産管理がテンデモシモシなので、粗悪戦車が多々あったそうだが・・・
それでも、大量に鹵獲されたT26B型は欧州各国で兵器として使われたのである。
いい例がノルウェーだ。
ほとんどが・・・鹵獲したT26B型戦車だったそうだ。
いまだに、動かなくなって放置されてヤツが荒れ地にゴロゴロしてるとか・・・
北欧は人口密度が少ないから・・・荒れ地が多いのだ。
人家の無いところを探すのが大変な日本とは違うのである。
ドイツ軍もそうだ。
ソ連製のT34という著者が大嫌いな戦車を鹵獲して、ドイツ軍にT34の部隊まであったらしい。
それほど、鹵獲兵器の使用は世界では常識なのである。
日本陸軍も米軍のM3リー軽戦車を鹵獲して使ったらしいが・・・かなり評判がよかったとか・・・
なんせ、装甲が43ミリも・・・日本軍のは25ミリだ。
しかし、読者諸君・・・この妄想ラノベは違うのだ。
無双日本陸軍なのである。
それが、鉄板なのである。
常勝が当然の日本陸軍なのだ。
勝って、当たり前だのクラッカーじゃない日本陸軍なのである。
たとえ、西から太陽が昇ろうとも・・・日本陸軍は負けないのである。
「おう、これが臨時の戦車ですか。」と、T26Bの魔改造型を見る今野君だ。
ここは、満州国戦車開発公司(会社とあるのを、満州風に替えたのだ。)の開発部である。
八九式改戦車とソ連軍のT26Bの2個イチなのである。
ハーフ美女ではないが、熊の露スケに化粧をほどこして・・・舞台へ出せるように・・・苦労した技師連中である。
「エンジンはジーゼルエンジンで八九式改と同じですよ。」
「それは、期待できますな。」「え、え。」
水野技師は自信を込めていうのだ。
ジーゼルエンジンは日本がいいのだと。
ガソリンエンジンは欧州が1歩先行してる感があるが・・・ジーゼルエンジンはドイツで発明されたのだが・・・
赤い鼻のトナカイじゃないが・・・ルドルフ ジーゼルが1892年に発明したのだ。
しかし、大きかったのだ。
船には載せられるが・・・戦車には・・・無理な大きさだったのだ。
ところが・・・小型化の天才的国民と言えば・・・そう、我が日本人なのだ。
小型ジーゼルエンジンは日本人により実用化されたのだ。(ヤンマージーゼル)
本棚のような巨大な時計の水晶発振子を、腕時計に組み込んだのは日本人技師である。
米軍のGPS装置も、小型化したのは日本人技師だ。
小型化は数値を小さくすればいいのではないのだ。
ちなみに、ディーゼルと描くのがイイかもだが、日本自動車整備国家試験の表記はジーゼルだからだ。
「ところで、八九式改の主砲が寿命だったんですが・・」と、少尉が。
「ところが、ソ連軍の主砲は十分に使えまずぞ。」と、水野技師が答える。
「ソ連軍の戦車には、砲弾が十分にまだ載っていたんですよ。」と、水野技師が加える。
「どうやら、砲撃の回数だと思うんですが。」
「でも、戦闘では寿命がくるほど砲撃したないが・・・」
「いえ、日ごろの訓練の差だと・・・」
そういえば、訓練は連日だったし・・・いやになるほど砲撃を訓練でやった少尉だったのだ。
壊れた車輪とか履帯はカンタンに修理ができて、エンジンの載せ替えが終わり・・・
晴れて日本陸軍の仲間入りを果たしたT26B型である。
そして、満州戦車開発にある100トン水圧プレスで捻じれを修正した玉鋼増加装甲板は再利用が可能だったのだ。
なぜなら、玉鋼で造った日本刀は研いで治すことができる、それと同じである。
「前面装甲は、なんとか追加できそうですが。」と、水野君はいうが・・・
もう、あの装甲では・・・安心できない少尉であった。
「本職としては、増加装甲では、安心できないのですが。」と、苦言を・・・
「それは、理解しています。」「新型の九七式改では、さらに追加する予定です。」
「しかし、九七式改は時間がかかりますので、それまでは改造したT26B型でしのいでいただきたい。」と、言い訳する水野技師だ。
「で、何両は改造ができたんですか?」と、今野少尉が聞いた。
「それは、ソ連の鹵獲した戦車が20両あるんです。」「隊員の分と修理中の予備もいれて18両は揃えましたよ。」
「なんと、それは満点じゃないですか。」と、技師らの苦労に満点をつける少尉だ。
「修理や改造は我らが、ソ連軍への対抗は戦車隊員らに期待しますよ。」と、水野技師が結んだ。
その日の午後いっぱいかかって18両の鹵獲改造のT26B型は駐屯地の車庫へ納まったのだ。
満州の冬は厳しい・・・露天では、凍結でエンジンが・・・それで、戦車は車庫内での駐車となったのである。
そして、陸軍式旭日旗をつけたT26B型は・・・魔改造により、九九式改と(皇紀2599年)命名されたのである。
今年の令和3年は皇紀2681年だ。
あと、19年で皇紀2700年だ。
2600年には国をあげての祝賀行事が・・・2700年は、どうだろうか・・・
ちなみに、2600年に海軍のゼロ戦が・・・2600年の末尾の0からゼロ戦となったとか・・・まあ、レイセンとも言うが・・・
なぜなら、1次大戦があるからだ。
ソ連軍は何全両ものT26b型戦車を生産したのだ。
生産管理がテンデモシモシなので、粗悪戦車が多々あったそうだが・・・
それでも、大量に鹵獲されたT26B型は欧州各国で兵器として使われたのである。
いい例がノルウェーだ。
ほとんどが・・・鹵獲したT26B型戦車だったそうだ。
いまだに、動かなくなって放置されてヤツが荒れ地にゴロゴロしてるとか・・・
北欧は人口密度が少ないから・・・荒れ地が多いのだ。
人家の無いところを探すのが大変な日本とは違うのである。
ドイツ軍もそうだ。
ソ連製のT34という著者が大嫌いな戦車を鹵獲して、ドイツ軍にT34の部隊まであったらしい。
それほど、鹵獲兵器の使用は世界では常識なのである。
日本陸軍も米軍のM3リー軽戦車を鹵獲して使ったらしいが・・・かなり評判がよかったとか・・・
なんせ、装甲が43ミリも・・・日本軍のは25ミリだ。
しかし、読者諸君・・・この妄想ラノベは違うのだ。
無双日本陸軍なのである。
それが、鉄板なのである。
常勝が当然の日本陸軍なのだ。
勝って、当たり前だのクラッカーじゃない日本陸軍なのである。
たとえ、西から太陽が昇ろうとも・・・日本陸軍は負けないのである。
「おう、これが臨時の戦車ですか。」と、T26Bの魔改造型を見る今野君だ。
ここは、満州国戦車開発公司(会社とあるのを、満州風に替えたのだ。)の開発部である。
八九式改戦車とソ連軍のT26Bの2個イチなのである。
ハーフ美女ではないが、熊の露スケに化粧をほどこして・・・舞台へ出せるように・・・苦労した技師連中である。
「エンジンはジーゼルエンジンで八九式改と同じですよ。」
「それは、期待できますな。」「え、え。」
水野技師は自信を込めていうのだ。
ジーゼルエンジンは日本がいいのだと。
ガソリンエンジンは欧州が1歩先行してる感があるが・・・ジーゼルエンジンはドイツで発明されたのだが・・・
赤い鼻のトナカイじゃないが・・・ルドルフ ジーゼルが1892年に発明したのだ。
しかし、大きかったのだ。
船には載せられるが・・・戦車には・・・無理な大きさだったのだ。
ところが・・・小型化の天才的国民と言えば・・・そう、我が日本人なのだ。
小型ジーゼルエンジンは日本人により実用化されたのだ。(ヤンマージーゼル)
本棚のような巨大な時計の水晶発振子を、腕時計に組み込んだのは日本人技師である。
米軍のGPS装置も、小型化したのは日本人技師だ。
小型化は数値を小さくすればいいのではないのだ。
ちなみに、ディーゼルと描くのがイイかもだが、日本自動車整備国家試験の表記はジーゼルだからだ。
「ところで、八九式改の主砲が寿命だったんですが・・」と、少尉が。
「ところが、ソ連軍の主砲は十分に使えまずぞ。」と、水野技師が答える。
「ソ連軍の戦車には、砲弾が十分にまだ載っていたんですよ。」と、水野技師が加える。
「どうやら、砲撃の回数だと思うんですが。」
「でも、戦闘では寿命がくるほど砲撃したないが・・・」
「いえ、日ごろの訓練の差だと・・・」
そういえば、訓練は連日だったし・・・いやになるほど砲撃を訓練でやった少尉だったのだ。
壊れた車輪とか履帯はカンタンに修理ができて、エンジンの載せ替えが終わり・・・
晴れて日本陸軍の仲間入りを果たしたT26B型である。
そして、満州戦車開発にある100トン水圧プレスで捻じれを修正した玉鋼増加装甲板は再利用が可能だったのだ。
なぜなら、玉鋼で造った日本刀は研いで治すことができる、それと同じである。
「前面装甲は、なんとか追加できそうですが。」と、水野君はいうが・・・
もう、あの装甲では・・・安心できない少尉であった。
「本職としては、増加装甲では、安心できないのですが。」と、苦言を・・・
「それは、理解しています。」「新型の九七式改では、さらに追加する予定です。」
「しかし、九七式改は時間がかかりますので、それまでは改造したT26B型でしのいでいただきたい。」と、言い訳する水野技師だ。
「で、何両は改造ができたんですか?」と、今野少尉が聞いた。
「それは、ソ連の鹵獲した戦車が20両あるんです。」「隊員の分と修理中の予備もいれて18両は揃えましたよ。」
「なんと、それは満点じゃないですか。」と、技師らの苦労に満点をつける少尉だ。
「修理や改造は我らが、ソ連軍への対抗は戦車隊員らに期待しますよ。」と、水野技師が結んだ。
その日の午後いっぱいかかって18両の鹵獲改造のT26B型は駐屯地の車庫へ納まったのだ。
満州の冬は厳しい・・・露天では、凍結でエンジンが・・・それで、戦車は車庫内での駐車となったのである。
そして、陸軍式旭日旗をつけたT26B型は・・・魔改造により、九九式改と(皇紀2599年)命名されたのである。
今年の令和3年は皇紀2681年だ。
あと、19年で皇紀2700年だ。
2600年には国をあげての祝賀行事が・・・2700年は、どうだろうか・・・
ちなみに、2600年に海軍のゼロ戦が・・・2600年の末尾の0からゼロ戦となったとか・・・まあ、レイセンとも言うが・・・
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