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戦時国際法とは・・・
民間人は兵士ではない、兵士の身分も無い。
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ロシア皇帝ニコライ2世の発起で、第1回万国平和会議がオランダのハーグで開かれた。
そこで、近代戦争の約束事が決められたのだ。 当時の植民地(インドなど)を除いた、主だった国が調印している。
隣国(大韓帝国)もである。 併合以前の話である。
日本の外交の最大の失敗だ。 二度と関わってはいけない。
教えない、助けない、関わらない。
そこで、兵士のスタイルが決まったのだ。
定まった軍服(遠目でも軍人と判別できることが条件だ。)で、軍旗を掲げることなどだ。
ちなみに民間人が私服で戦闘に加わると、敵に捕らわれたら捕虜の扱いは受けられない。
単なる、テロリストか犯罪者として断罪されるのだ。
だから、軍服や軍旗は、意味があるのである。
捕虜には食事を与えなばならない。 それに、非道なことは国際法違反となる。
敵の将校なら、敵であっても定まった俸給を与えねばならないのだ。
まあ、ソ連軍は非道にも日本軍の傷病者を殺していたが・・・
白旗を掲げた使者の取り扱いや、ケガ人の扱いなど、事細かく決められている。
まだ、ダムダム弾の禁止などが・・・ダムダム弾は非人道的銃弾なのだ。
ダムダム弾とは、銃弾へ切れ込みを入れたりして、命中して体内でバラバラになり傷口を広げたり、治療が遅れたり、殺傷力が大きい銃弾だ。
しかし、建前と本音の国際社会だ。 なかなか約束どうりにはいかないのである。
また、シナの潜水艦が尖閣諸島で自衛隊の潜水艦に追跡されて、やむなく浮上して国旗を即、掲げたことは記憶に新しい。
なぜ、国旗を即、掲げたか。 それは、領海を潜航していれば撃沈されても文句はいえないからだ。
潜水艦は他国の領海は浮上して進むのが原則だからだ。
それで、あわてて浮上して国旗を掲げたのである。
まさか、そこまで耳がいい自衛隊の潜水艦とは思わなったようだ・・・
戦艦は必ず国旗と軍艦旗を掲げることが国際法で決まってるのである。
「そういえば、まだ軍旗がなかったな。」と、今野少尉だ。
国旗は日の丸でいい、そして派遣軍だから満州国の旗も掲げるのだ。
あとは、戦車隊の旗が・・・加藤戦車隊は臨時だったのだ。
それで、隊の旗までは・・・ソ連軍と戦うときに紛争後にソ連邦からイチャモンを付けられかねない。
「そうだ、ここは軍旗がないと。」と、思案する少尉だ。
すこしは、絵心があればいいのだが・・・そんなものは皆無だ。
隊内のメンツを・・・居ないわな~ぁ。
それに、国際法で通用する旗でなければならない。
あまり、奇想天外はダメだ。
「どうしたものかな・・・」と、悩むがソ連軍が侵攻したきたら必要なのだ。
白い布切れを前に悩む少尉である。
「平井伍長。」「なんです。」「なんか旗の題材はないかな。」と、投げる少尉だ。
「えーっ、ないですよ。」「いい案が無いんだ。」
「そうだ、オレ達は富士学校の卒業生ですよね。」「そうだが。」
「なら、富士山なんか、どうです。」「うむ、日本と即わかるな。」
「そうですよ、軍旗は国の象徴があったほうが。」「そうだな、富士山にオレ達の魂で、士魂だな。」
こうして、富士山の絵に士魂と描いた軍旗が・・・
もちろん、これなら陸軍の庶務からクレームも無いだろう・・・・
戦車隊の名前に志とか魂とか闘志などと、勇ましい名前が広まったのは・・・ここからだそうだ・・・
そこで、近代戦争の約束事が決められたのだ。 当時の植民地(インドなど)を除いた、主だった国が調印している。
隣国(大韓帝国)もである。 併合以前の話である。
日本の外交の最大の失敗だ。 二度と関わってはいけない。
教えない、助けない、関わらない。
そこで、兵士のスタイルが決まったのだ。
定まった軍服(遠目でも軍人と判別できることが条件だ。)で、軍旗を掲げることなどだ。
ちなみに民間人が私服で戦闘に加わると、敵に捕らわれたら捕虜の扱いは受けられない。
単なる、テロリストか犯罪者として断罪されるのだ。
だから、軍服や軍旗は、意味があるのである。
捕虜には食事を与えなばならない。 それに、非道なことは国際法違反となる。
敵の将校なら、敵であっても定まった俸給を与えねばならないのだ。
まあ、ソ連軍は非道にも日本軍の傷病者を殺していたが・・・
白旗を掲げた使者の取り扱いや、ケガ人の扱いなど、事細かく決められている。
まだ、ダムダム弾の禁止などが・・・ダムダム弾は非人道的銃弾なのだ。
ダムダム弾とは、銃弾へ切れ込みを入れたりして、命中して体内でバラバラになり傷口を広げたり、治療が遅れたり、殺傷力が大きい銃弾だ。
しかし、建前と本音の国際社会だ。 なかなか約束どうりにはいかないのである。
また、シナの潜水艦が尖閣諸島で自衛隊の潜水艦に追跡されて、やむなく浮上して国旗を即、掲げたことは記憶に新しい。
なぜ、国旗を即、掲げたか。 それは、領海を潜航していれば撃沈されても文句はいえないからだ。
潜水艦は他国の領海は浮上して進むのが原則だからだ。
それで、あわてて浮上して国旗を掲げたのである。
まさか、そこまで耳がいい自衛隊の潜水艦とは思わなったようだ・・・
戦艦は必ず国旗と軍艦旗を掲げることが国際法で決まってるのである。
「そういえば、まだ軍旗がなかったな。」と、今野少尉だ。
国旗は日の丸でいい、そして派遣軍だから満州国の旗も掲げるのだ。
あとは、戦車隊の旗が・・・加藤戦車隊は臨時だったのだ。
それで、隊の旗までは・・・ソ連軍と戦うときに紛争後にソ連邦からイチャモンを付けられかねない。
「そうだ、ここは軍旗がないと。」と、思案する少尉だ。
すこしは、絵心があればいいのだが・・・そんなものは皆無だ。
隊内のメンツを・・・居ないわな~ぁ。
それに、国際法で通用する旗でなければならない。
あまり、奇想天外はダメだ。
「どうしたものかな・・・」と、悩むがソ連軍が侵攻したきたら必要なのだ。
白い布切れを前に悩む少尉である。
「平井伍長。」「なんです。」「なんか旗の題材はないかな。」と、投げる少尉だ。
「えーっ、ないですよ。」「いい案が無いんだ。」
「そうだ、オレ達は富士学校の卒業生ですよね。」「そうだが。」
「なら、富士山なんか、どうです。」「うむ、日本と即わかるな。」
「そうですよ、軍旗は国の象徴があったほうが。」「そうだな、富士山にオレ達の魂で、士魂だな。」
こうして、富士山の絵に士魂と描いた軍旗が・・・
もちろん、これなら陸軍の庶務からクレームも無いだろう・・・・
戦車隊の名前に志とか魂とか闘志などと、勇ましい名前が広まったのは・・・ここからだそうだ・・・
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