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まずは、戦車戦だ。
さすが、T34だが・・・
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T34が5両づつ、左右に対処してきた。
しかし、信地旋回ができないソ連軍は、もたつく。 そこに、つけ入るスキがあるのだ。
「各個は敵の履帯を狙うんだ。」と、今野少尉が指示だす。
履帯は、装甲なんて無いからだ。 一発喰らえば、履帯は切れてしまうのだ。
戦車で履帯が切れれば、修理には3時間はかかるだろう。
たしか、数年前の富士の総火演(陸上自衛隊総合演習)で、74式が履帯が切れて話題になったことがあった。
履帯は、意外に切れやすいらしい。 無理な走行をすれば、即切れるらしい。
それに、ソ連兵は、すぐに逃走するからでもあるのだ。 (鮮人兵ほどではないが。)
まあ、誰しも命は惜しいからだ。
「やったぞ、2両が履帯が切れて停止だぞ。」と、無線が入る。
そして、互いにもつれて、乱戦である。 ある程度、戦車同士に距離がないと砲撃なんてできはしないのだ。
なぜなら、狙う時間が必要であるからだ。 狙いも引き金も手動の時代なのである。
「くそっ、これでは、ラチがあかんではないか。」と、焦るソ連軍のイルチェンコ中尉だ。
欧州戦線では、こんなことはなかったのだ。 ドイツ軍に比べて、なんて日本軍はイヤラしい攻撃なのだ。
「くそっ、黄色い猿メッ。」と、叫ぶが・・・勝利の女神は微笑まないのである。
「まだ、ツポレフはこないのか。」と、空(うえ)を見上げるが・・・
その時点で、ソ連軍は8両、そして日本軍は対空戦車の2両を除いた8両だ、互いに同数だ。
混戦でから、撃ちあいは無い。 戦車を互いに当ててジャマするのが関の山である。
1両でも、混戦から逃げ出せば、狙い撃ちされかねない。
戦車同士の戦いは距離がある最初で決まるのだ。
混戦では、ラチがあかないのだ。
履帯が切れた2両のソ連軍の戦車兵は逃げて、遠くで見守っている。
そう、帰りの足ができるのを待ってるのだ。
日本軍が、背中から撃たないことを知ってるからである。
それで、すぐに逃げ出すソ連軍なのである。 紛争とは、そういうものである。
なぜって、戦争ではないのだ。 あくまで、紛争なのである。
国家が紛争をしてるので、民間では商取引もあるのだ。 満州の大豆はソ連へも輸出されてるのだ。
国と民間業者は別なのである。 そこは、暗黙の了解があるのだ。
「そろそろ、だな。」と、今野少尉だ。
「よし、離脱するぞ。」と、各戦車へ指示だ。 なぜって、そろそろ97式とキー101が・・・
「日本軍が逃げるぞ。」「まてっ、これはワナだ。」と、ルイチェンコだ。
「これは、戦闘機が攻撃するからだ。」と、解析するルイチェンコである。
欧州戦線で戦った経験である。 ドイツ軍が、そうだからである。
「誘いに乗ってはいかん、全滅するぞ。」と、警告するルイチェンコ中尉だ。
「戦闘機がやってくるぞ、各個はバラバラに散開しろ。」と、対戦闘機へと・・・
「おや、誘いに乗ってこないな。」と、今野少尉だ。
「キー101が。」と、誰かが叫んだ。 3機のキー101と97式戦闘機が4機・・・・
「いかん、ヤツらも来やがったぞい。」と、今野少尉だ。
敵、戦闘機のツポレフが10機だ・・・・
「対空戦車は?」と、今野少尉が・・・
「隊長、対空戦車が・・・」と、砲手が叫んだ。
あまりに、連絡がないから様子見に・・・2両の対空戦車が・・・・
「おい、渡りに舟だぞ。」「よし、対空戦車の援護に入るぞ。」と、それぞれ対空戦車の援護につく攻撃型戦車である。
空(うえ)では、10機のツポレフ対4機の97式の戦いである。
キー101は地上攻撃機だ。 旋回性能などは、97式は別格なのである。
しかし、10機VS4機だ。
ソ連軍は4機が97式へ向かい、6機が戦車隊へ・・・つまり、97式を甘く見たのだ。
同数なら、負けないと・・・
「おい、敵さん、オレ達を甘く見やがったな。」「まあ、オレは10対4がよかったんだが。」と、97式の空中勤務員らが駄弁る。
余裕である。 なんせ、97式にとりツポレフなんてカモなのだから。
ゼロ戦対P40である。 F6Fになり、まともにゼロとやりあえるようになった米軍だ。
欧州戦線でドイツ軍に圧勝したツポレフだが・・・日本軍戦闘機の旋回半径をしらないようである。
これは、実際にノモンハンでも、ソ連軍戦闘機は日本陸軍戦闘機に惨敗だったのだ。
操縦士も戦闘機も日本軍が上なのだ。 それは、現在も同様である。
まともにやっては勝てないから、火事場泥棒のソ連なのである。
敗戦のどさくさで、北海度を盗ろうとしたが、日本軍戦車隊に負けたのだ。
ドイツも敗戦のどさくさで、苦労したのだが・・・それは、日本も同様だったのだ。
まあ、東西に日本は分断されなかったのが(アマテラス様の加護があるのだ。)救われる点だが・・・
話を戻そう。
ツポレフ対97式の戦いがはじまった。
「2機で、交互に援護して敵を撃破だ。」と、97式戦闘機隊の隊長が無線で指示をだした。
まあ、後ろを盗られないようにだ。
ツポレフ戦闘機隊のウゴール隊長は、「こちらは、10機だ。」「叩き落とせ。」と、息込んだのである。
速度は双方がトントンだ。 武装はツポレフが20ミリ機関砲。 97式は13ミリ機銃である。
そして、防弾は双方が備えている。 さあ、2回目の決戦がはじまった。
しかし、信地旋回ができないソ連軍は、もたつく。 そこに、つけ入るスキがあるのだ。
「各個は敵の履帯を狙うんだ。」と、今野少尉が指示だす。
履帯は、装甲なんて無いからだ。 一発喰らえば、履帯は切れてしまうのだ。
戦車で履帯が切れれば、修理には3時間はかかるだろう。
たしか、数年前の富士の総火演(陸上自衛隊総合演習)で、74式が履帯が切れて話題になったことがあった。
履帯は、意外に切れやすいらしい。 無理な走行をすれば、即切れるらしい。
それに、ソ連兵は、すぐに逃走するからでもあるのだ。 (鮮人兵ほどではないが。)
まあ、誰しも命は惜しいからだ。
「やったぞ、2両が履帯が切れて停止だぞ。」と、無線が入る。
そして、互いにもつれて、乱戦である。 ある程度、戦車同士に距離がないと砲撃なんてできはしないのだ。
なぜなら、狙う時間が必要であるからだ。 狙いも引き金も手動の時代なのである。
「くそっ、これでは、ラチがあかんではないか。」と、焦るソ連軍のイルチェンコ中尉だ。
欧州戦線では、こんなことはなかったのだ。 ドイツ軍に比べて、なんて日本軍はイヤラしい攻撃なのだ。
「くそっ、黄色い猿メッ。」と、叫ぶが・・・勝利の女神は微笑まないのである。
「まだ、ツポレフはこないのか。」と、空(うえ)を見上げるが・・・
その時点で、ソ連軍は8両、そして日本軍は対空戦車の2両を除いた8両だ、互いに同数だ。
混戦でから、撃ちあいは無い。 戦車を互いに当ててジャマするのが関の山である。
1両でも、混戦から逃げ出せば、狙い撃ちされかねない。
戦車同士の戦いは距離がある最初で決まるのだ。
混戦では、ラチがあかないのだ。
履帯が切れた2両のソ連軍の戦車兵は逃げて、遠くで見守っている。
そう、帰りの足ができるのを待ってるのだ。
日本軍が、背中から撃たないことを知ってるからである。
それで、すぐに逃げ出すソ連軍なのである。 紛争とは、そういうものである。
なぜって、戦争ではないのだ。 あくまで、紛争なのである。
国家が紛争をしてるので、民間では商取引もあるのだ。 満州の大豆はソ連へも輸出されてるのだ。
国と民間業者は別なのである。 そこは、暗黙の了解があるのだ。
「そろそろ、だな。」と、今野少尉だ。
「よし、離脱するぞ。」と、各戦車へ指示だ。 なぜって、そろそろ97式とキー101が・・・
「日本軍が逃げるぞ。」「まてっ、これはワナだ。」と、ルイチェンコだ。
「これは、戦闘機が攻撃するからだ。」と、解析するルイチェンコである。
欧州戦線で戦った経験である。 ドイツ軍が、そうだからである。
「誘いに乗ってはいかん、全滅するぞ。」と、警告するルイチェンコ中尉だ。
「戦闘機がやってくるぞ、各個はバラバラに散開しろ。」と、対戦闘機へと・・・
「おや、誘いに乗ってこないな。」と、今野少尉だ。
「キー101が。」と、誰かが叫んだ。 3機のキー101と97式戦闘機が4機・・・・
「いかん、ヤツらも来やがったぞい。」と、今野少尉だ。
敵、戦闘機のツポレフが10機だ・・・・
「対空戦車は?」と、今野少尉が・・・
「隊長、対空戦車が・・・」と、砲手が叫んだ。
あまりに、連絡がないから様子見に・・・2両の対空戦車が・・・・
「おい、渡りに舟だぞ。」「よし、対空戦車の援護に入るぞ。」と、それぞれ対空戦車の援護につく攻撃型戦車である。
空(うえ)では、10機のツポレフ対4機の97式の戦いである。
キー101は地上攻撃機だ。 旋回性能などは、97式は別格なのである。
しかし、10機VS4機だ。
ソ連軍は4機が97式へ向かい、6機が戦車隊へ・・・つまり、97式を甘く見たのだ。
同数なら、負けないと・・・
「おい、敵さん、オレ達を甘く見やがったな。」「まあ、オレは10対4がよかったんだが。」と、97式の空中勤務員らが駄弁る。
余裕である。 なんせ、97式にとりツポレフなんてカモなのだから。
ゼロ戦対P40である。 F6Fになり、まともにゼロとやりあえるようになった米軍だ。
欧州戦線でドイツ軍に圧勝したツポレフだが・・・日本軍戦闘機の旋回半径をしらないようである。
これは、実際にノモンハンでも、ソ連軍戦闘機は日本陸軍戦闘機に惨敗だったのだ。
操縦士も戦闘機も日本軍が上なのだ。 それは、現在も同様である。
まともにやっては勝てないから、火事場泥棒のソ連なのである。
敗戦のどさくさで、北海度を盗ろうとしたが、日本軍戦車隊に負けたのだ。
ドイツも敗戦のどさくさで、苦労したのだが・・・それは、日本も同様だったのだ。
まあ、東西に日本は分断されなかったのが(アマテラス様の加護があるのだ。)救われる点だが・・・
話を戻そう。
ツポレフ対97式の戦いがはじまった。
「2機で、交互に援護して敵を撃破だ。」と、97式戦闘機隊の隊長が無線で指示をだした。
まあ、後ろを盗られないようにだ。
ツポレフ戦闘機隊のウゴール隊長は、「こちらは、10機だ。」「叩き落とせ。」と、息込んだのである。
速度は双方がトントンだ。 武装はツポレフが20ミリ機関砲。 97式は13ミリ機銃である。
そして、防弾は双方が備えている。 さあ、2回目の決戦がはじまった。
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