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戦車砲が貧弱だ。
これでは、ソ連の戦車には対抗できないぞ。
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日本の戦車には問題があった。
まず、第一は戦車砲が貧弱なことだ。
そして、第二は装甲が薄いことだ。
そして、エンジンの馬力が不足ぎみなことだ。
その、言い訳だが・・ 戦車砲は、戦車の搭載重量で砲が決まってしまうのだ。
砲は、砲金という金属製だが重いのである。
それで、搭載重量内だと、小口径となるのは致し方ないのである。
そして、薄い装甲だが。 装甲は、当時は鋼鉄である。
鋼鉄は重いのだ。 それで、搭載重量から装甲の厚さも決まってしまうのだ。
諸君はお気づきと思うが、すべてエンジンの馬力がモノを言ってるのだ。
日本製のエンジンは馬力が出ないかった。
馬力を出すには、排気量を上げればいいんだが。 そう、でかいエンジンである。
そして、でかいピストンが必要である。
しかし、大きければいいモノでもないのだ。
でかければいいなら、船舶用のエンジンがあるのだ。
しかし、それは戦車には乗せられない。 なぜって、大きすぎるのだ。
港のクレーンは15トンがギリだ。
まずは、港のクレーンから・・・ そう、これは、当時の日本国の工業力の結果なのである。
ショボイ戦車が日本の限界だったのだ。
しかし、それでは面白くないのだ。 これは、妄想戦記である。
ソ連のT34なんかバンバンやっつける話である。
ドイツのティーゲルと互角以上の日本戦車の話である。
史実とは違うのである。 そこを理解して読んで欲しい。
虎1号戦車が偵察任務をこなして、戦車に対する軍の期待はウナギ登りである。
我が国の歩哨に被害はでたが、ソ連への備えに準備する時間を稼いだのである。
歩兵では、あそこまでの速さでは偵察ができないからだ。
「この、虎1号は偵察には十分に使えることがわかった。」
「なら、偵察用で製造ラインへ乗せよう。」
「では、今度は戦闘用だな。」 「で、製造ラインって、月何両なんだ。」
「そうだな、いまの工員の数では月に半分も・・」 「まあ、2ヶ月で1両かな。」
「まあ、そんなものかな。」
「しかし、満州国は軍事予算が我が国の本土より多いぞ。」
「そりゃあ、最前線だからだろ。」
「それに、シナからの金持ちの流入が多いからな。」
シナは混沌のクニなのだ。 裏切り、裏切られる世界なのだ。
税金も、数年先まで、取り立てにくるのだ。 以前と支配者が替われば、また最初の税金からだ。
逃げ出したくなる訳である。
「それで、戦闘用の戦車なんだが・・」
「港で、いいエンジンを見つけてきた。」
「まさか、焼玉エンジンかよ。」 「違うぞ、海軍の沿岸警備船のデーゼルだよ。」
「でも、海軍が渡すとは思えないが、オレ達は陸軍だぞ。」 「オレの弟は海軍の技師だ。」
「あ、あ、そうか。」 「コネを使うんだよ。」
「いま、弟に言って、整備中の船舶から拝借できないかと思ってるんだが・・」で、数日してエンジンなるモノが運ばれてきた。
「なんだ、これは?」 「虎1号戦車より大きいぞ。」
「こんな、大きな荷馬車が満州にはあるのだな。」 技師のひとりが被せてあったカバーを取った。
「なんと、でかいエンジンだ。」
「こんなデカイとは思わなかったよ・・」
「で、どうすんだ?」
「まて、まて、オレに名案があるぞ。」・・・さて、名案とは・・・・・・
まず、第一は戦車砲が貧弱なことだ。
そして、第二は装甲が薄いことだ。
そして、エンジンの馬力が不足ぎみなことだ。
その、言い訳だが・・ 戦車砲は、戦車の搭載重量で砲が決まってしまうのだ。
砲は、砲金という金属製だが重いのである。
それで、搭載重量内だと、小口径となるのは致し方ないのである。
そして、薄い装甲だが。 装甲は、当時は鋼鉄である。
鋼鉄は重いのだ。 それで、搭載重量から装甲の厚さも決まってしまうのだ。
諸君はお気づきと思うが、すべてエンジンの馬力がモノを言ってるのだ。
日本製のエンジンは馬力が出ないかった。
馬力を出すには、排気量を上げればいいんだが。 そう、でかいエンジンである。
そして、でかいピストンが必要である。
しかし、大きければいいモノでもないのだ。
でかければいいなら、船舶用のエンジンがあるのだ。
しかし、それは戦車には乗せられない。 なぜって、大きすぎるのだ。
港のクレーンは15トンがギリだ。
まずは、港のクレーンから・・・ そう、これは、当時の日本国の工業力の結果なのである。
ショボイ戦車が日本の限界だったのだ。
しかし、それでは面白くないのだ。 これは、妄想戦記である。
ソ連のT34なんかバンバンやっつける話である。
ドイツのティーゲルと互角以上の日本戦車の話である。
史実とは違うのである。 そこを理解して読んで欲しい。
虎1号戦車が偵察任務をこなして、戦車に対する軍の期待はウナギ登りである。
我が国の歩哨に被害はでたが、ソ連への備えに準備する時間を稼いだのである。
歩兵では、あそこまでの速さでは偵察ができないからだ。
「この、虎1号は偵察には十分に使えることがわかった。」
「なら、偵察用で製造ラインへ乗せよう。」
「では、今度は戦闘用だな。」 「で、製造ラインって、月何両なんだ。」
「そうだな、いまの工員の数では月に半分も・・」 「まあ、2ヶ月で1両かな。」
「まあ、そんなものかな。」
「しかし、満州国は軍事予算が我が国の本土より多いぞ。」
「そりゃあ、最前線だからだろ。」
「それに、シナからの金持ちの流入が多いからな。」
シナは混沌のクニなのだ。 裏切り、裏切られる世界なのだ。
税金も、数年先まで、取り立てにくるのだ。 以前と支配者が替われば、また最初の税金からだ。
逃げ出したくなる訳である。
「それで、戦闘用の戦車なんだが・・」
「港で、いいエンジンを見つけてきた。」
「まさか、焼玉エンジンかよ。」 「違うぞ、海軍の沿岸警備船のデーゼルだよ。」
「でも、海軍が渡すとは思えないが、オレ達は陸軍だぞ。」 「オレの弟は海軍の技師だ。」
「あ、あ、そうか。」 「コネを使うんだよ。」
「いま、弟に言って、整備中の船舶から拝借できないかと思ってるんだが・・」で、数日してエンジンなるモノが運ばれてきた。
「なんだ、これは?」 「虎1号戦車より大きいぞ。」
「こんな、大きな荷馬車が満州にはあるのだな。」 技師のひとりが被せてあったカバーを取った。
「なんと、でかいエンジンだ。」
「こんなデカイとは思わなかったよ・・」
「で、どうすんだ?」
「まて、まて、オレに名案があるぞ。」・・・さて、名案とは・・・・・・
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