戦国時代に機関車。

ゆみすけ

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宗教は自由だ。

宣教師なぞ抹殺だ。

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 白人世界のキリスト教と植民地政策はガッチリ、タッグを組んで、有色人種に侵攻を始めた。 キリスト教が悪だとは思わない。 それを信仰する白人の覇権が悪なのだ。 許可もなく、ガレオン船で乗り付けて、奴隷としてヒトを拉致していくのだ。 これを、善とはいわないだろう。 単なる、交易なら問題はないが・・・ それまでに、欧州を砲艦外交できるようにするのだ。 イスパミアに艦砲射撃だ。 コロンブスには消えてもらうのだ。 バスコダ・ガマは抹殺だ。 東インド会社なぞ造らせないのだ。 北米大陸は先住民族の国であるべきなのだ。 ニューヨーク島をガラス玉で買ったオランダ人は駆逐するのだ。 他民族が支配するのはキライなオレである。 そのためには、蒸気機関の実用化である。 鉄の船で、欧州を席巻するのだ。 人種差別を根本から無くすのは、ここから始めねばならない。 この時代の金の算出量は日本がトップだ。 日本は黄金の国、ジパンクだったのだ。 なんとか数年で蒸気船の実用化までこぎつければ・・・ 模型の機関車は成功した。 なら、実用になる機関車を製造するのだ。 まだ、産業革命は日本はできていないが・・・ 「なんとか、蒸気機関を鉄道に使いたいが・・」 と鍛冶屋に相談だ。 「そりゃああ、わかるが、真鍮ならできるが、鉄では、まだ細かい細工が無理だんべ。」 との返事だった。 「なら、真鍮で、蒸気エンジンをつくろう。」 となった。 鉄道馬車は馬2頭だ。 なら、2馬力かな。 実際は、もうすこしありそうだ。 ピストンの大きさは、ペットボトルの500cc位に設計する。 もちろん、2気筒だ。 でないと逆転器が作動しないのだ。 「そうだ、機関車を転回しなければ・・」 忘れていた、転回するターンテーブルが・・ とても機関車は重いが、地盤が耐えられるかな・・ 仕方がない、ここはスイッチバックで切り替えよう。 「線路は、いまのままでいいから。」 「ネジはすべて旋盤加工で頼むぞ。」 旋盤職人を育ててよかった。 蒸気圧に耐えるパイプ接続ができるからだ。 ネジ切り工具の旋盤は最高だな。 30日で、機関車用の蒸気機関は完成した。 あとは、客車につなぐだけだ。 ボイラーの安全弁は特に注意した。 もちろん、実圏も試したのだ。 なんの? ボイラーを爆発させて、爆発の威力を観る実験だ。 足軽村が始発駅だ。 侍大将の館経由で、お城までだ。 約4キロである。 歩くと50分はかかるだろう。 騎馬なら並足で20分だ。 鉄道馬車と同じである。 それで、蒸気機関車は10分も掛からなかった。 おそらく、5分くらいかな・・ 早馬と同じくらいだ。 しかも、馬と違って疲れない。 水と木材が必要だが・・・ お城の終点の駅で、お偉いさんが待っていた。 初めて見る人物だ。 えらく、年取っている老人だった。 初めて見る、城持ち大名だった・・・・・
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