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三度目の正直だな・・・
ロシア人は懲りないヤツらだ。
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「ところで、露スケの侵攻は、今度で3回目になりますね。」
「え~っと。」「そうなるかな。」
「なんで、ヤツらは懲りないんでしょうね。」
「オレが聞きたいよ。」と、軍曹がこぼす。
満州国を石原閣下が建国したのも・・・ソ連軍の覇権を防ぐためだった。
なんせ、満州国の建国された土地は古代から女真族の土地だ。
だから、清王朝の末裔が皇帝に即位しても住民は納得するのだ。
そして、派遣軍の戦車隊員も、そう思っているのだ。
ここは、有史以前から女真族の土地だと・・・
皇軍の兵士が数人集まれば・・・なんで、ソ連軍は侵攻することに懲りないのか?
すでに、2回も防がれているのにだ。
まあ、国際的にはモンゴルと満州との地域紛争と思われていることも、原因なのだ。
満州国は弱小国(建国されて日が浅い。)だから、ソ連邦を声高に非難できない。
つまり、全面戦争にはしたくないのである。
それは、日本も同様だ。
互いの国を賭けた戦争にはソ連邦もしたくないのは、同様なんだが・・・懲りないで、何度も攻めてくるのだ。
だからそれが、議論になるのである。
ロシア人の本音は、シベリアなんて人が住めることろではない、だから南進するのだが・・・
それで、露スケは覇権主義を改めて、侵攻をやめないのか・・・
何度も、戦車隊員が議論を交わしているのだが、良い回答は無いのである。
まあ、ロシア人に言わせると、世界はロシアのモノだそうだ。
それが、ロシア人の価値感なようだ。
他国の国民が日本人の価値観を共有していることはないのだ。
太陽が最初に昇る国である、我が国は災害こそ少なくないが・・・神武建国以来、合議により国を存続させてきたのである。
ところが、他の地域は王朝の存亡の繰り返しだ。
遺跡を掘れば、戦って殺された人骨が・・・累々と・・・
ところが、我が国の古代遺跡からは殺された人骨が出ないのだ。
1万年続いた縄文時代も、戦争の跡である消し炭は発掘されないのだ。
つまり、我が国では、戦争で相手を全滅させるなんてことはなかったのだ。(シナ大陸との差だ。)
あまりに平和に慣れた日本国民だから、皇軍兵士でさえこのありさまなのである。
2回のソ連軍の侵攻を防いだという、奢りもあるだろう。
しかし、3回目の侵攻にソ連軍はT-34という怪物を投入してきたのである。
それも、5両だ。 あとの1両は無線通信車で計6両である。
我が皇軍戦車隊は5両の九〇式だから、兵器の優劣はトントンかもしれない。
なんせ、ドイツ帝国のⅢ号が歯が立たなかったほどだ。
ドイツ帝国のⅢ号戦車は性能的に、我が皇軍の八九式とトントンくらいかと思われるのだ。
主砲の口径は同じだからだ。
速度は英国情報部に話だと、時速40キロ前後らしい。
装甲はⅢ号戦車は鋼鉄の5センチと、我が八九式はニャンニャン装甲だから当方が有利だろう。
「しかし、欧州ではソ連邦の共産革命はユダヤ革命とも言われているそうだぞ。」と、矢田主任がいう。
矢田主任は技師として各国の技師らとの交流があるらしいのだ。
そこで、欧州の技師らとの雑談で聞いた話だとか・・・
「なんせ、建国したレーニンやトロッキーなどがユダヤ人だぞうだ。」
「すべてが、ですか。」
「うむ。」「なんらかの関係者となると、すべてだそうだ。」
「でも、ユダヤをソ連邦は迫害した・・・」
「藤川君、ヤツらも1枚岩では無いんだよ。」
「裕福なユダヤも多いが、貧しいユダヤ人もいるからね。」
「そして、この満州国は貧しいユダヤ人でも受け入れているからね。」
「え、え、ソ連邦から逃げてきた・・・」
「もちろん、我が国の意向も入ってるがね。」
国際連盟(スイス本部)の常任理事国だった日本は、現在の国連の常任理事国のロシアやチャイナ共産党のような独裁国家的な非道な行為は皆無だったのだ。
戦後のパヨクや赤い日教組の連中のプロパガンタに騙されてはいけない。
当時の大日本帝国は国際連盟で他国の手本となるよう、研鑽と努力を惜しまなかった。
それで、ソ連邦からポーランド孤児の救出や北欧の国境問題など、短期間ではあるが・・・それなりの成果をしめしていたのだ。
「それに、これは確認した情報ではないんだが・・・」と、矢田主任がヒソヒソ声だ。
「ドイツ帝国との紛争でソ連邦は自国のダムを破壊したらしい。」
「・・・・」「うそでしょ?」と、驚愕する軍曹だ。
「ダムを決壊させて、ドイツ帝国軍の侵攻を止めるためだ。」
さらに、「そのダム決壊で、多くのソ連邦国民が水死したそうだ。」
「いいか、ソ連いやロシア人は、そういう民族だということを忘れてはいけないぞ。」と、矢田主任が恐ろしいことを・・・
「信じられません。」と、藤川軍曹が・・・(これは、史実なのだ。)
「戦場での兵隊なら、覚悟はあるでしょうが・・・」
「民間人でしょう?」「もちろん、そうだ。」
「しかし、オレも裏盗りしたわけではないぞ。」
「だが、英国のピッカーズ社の技師からだ、あながちウソとは断定できないぞ。」
「えっ、ピッカーズからの話なんですか。」「そうだ。」
「わかりました。」
藤川軍曹は、作戦の為なら自国民を水死させるソ連共産党へ満州を渡すものかっ!と、決心したのだ。
ロシアという王政国家がソ連邦という共産党の国になったのだが・・・共産党は国の上に成り立ってるのだ。
我が皇国とは根本からの差がある、今上陛下は君臨すれど統治はしない。
そして、独立した司法権と法律制定の国会がある。
昭和天皇陛下、いわく・・・「朕が祭りごとを言わば、独裁となってしまう。」「朕は、閣議で決定したことに頷くだけである。」
神武建国2600年以上、我が皇国は合議で、すべてを決定してきたのである。
だから、2600年以上も滅びることが無いのである。
ウクライナとロシアの戦争で占領地域のダムが爆破されて・・・多くの民間人が犠牲に・・・
これは、以前もソ連軍がやったことがあるのだ。
敵の反攻の速度を落とすためだ。(民間人が何万と水死しようが・・・プーチンは何も思わないからね。)
ロシア人という民族は、そういうことをする民族なのだ。
参考までに、奴隷という言語は・・・スレーブと英語圏では言うが・・・それは、スラブ人(ロシア人)のスラブが語源だそうだ。
「え~っと。」「そうなるかな。」
「なんで、ヤツらは懲りないんでしょうね。」
「オレが聞きたいよ。」と、軍曹がこぼす。
満州国を石原閣下が建国したのも・・・ソ連軍の覇権を防ぐためだった。
なんせ、満州国の建国された土地は古代から女真族の土地だ。
だから、清王朝の末裔が皇帝に即位しても住民は納得するのだ。
そして、派遣軍の戦車隊員も、そう思っているのだ。
ここは、有史以前から女真族の土地だと・・・
皇軍の兵士が数人集まれば・・・なんで、ソ連軍は侵攻することに懲りないのか?
すでに、2回も防がれているのにだ。
まあ、国際的にはモンゴルと満州との地域紛争と思われていることも、原因なのだ。
満州国は弱小国(建国されて日が浅い。)だから、ソ連邦を声高に非難できない。
つまり、全面戦争にはしたくないのである。
それは、日本も同様だ。
互いの国を賭けた戦争にはソ連邦もしたくないのは、同様なんだが・・・懲りないで、何度も攻めてくるのだ。
だからそれが、議論になるのである。
ロシア人の本音は、シベリアなんて人が住めることろではない、だから南進するのだが・・・
それで、露スケは覇権主義を改めて、侵攻をやめないのか・・・
何度も、戦車隊員が議論を交わしているのだが、良い回答は無いのである。
まあ、ロシア人に言わせると、世界はロシアのモノだそうだ。
それが、ロシア人の価値感なようだ。
他国の国民が日本人の価値観を共有していることはないのだ。
太陽が最初に昇る国である、我が国は災害こそ少なくないが・・・神武建国以来、合議により国を存続させてきたのである。
ところが、他の地域は王朝の存亡の繰り返しだ。
遺跡を掘れば、戦って殺された人骨が・・・累々と・・・
ところが、我が国の古代遺跡からは殺された人骨が出ないのだ。
1万年続いた縄文時代も、戦争の跡である消し炭は発掘されないのだ。
つまり、我が国では、戦争で相手を全滅させるなんてことはなかったのだ。(シナ大陸との差だ。)
あまりに平和に慣れた日本国民だから、皇軍兵士でさえこのありさまなのである。
2回のソ連軍の侵攻を防いだという、奢りもあるだろう。
しかし、3回目の侵攻にソ連軍はT-34という怪物を投入してきたのである。
それも、5両だ。 あとの1両は無線通信車で計6両である。
我が皇軍戦車隊は5両の九〇式だから、兵器の優劣はトントンかもしれない。
なんせ、ドイツ帝国のⅢ号が歯が立たなかったほどだ。
ドイツ帝国のⅢ号戦車は性能的に、我が皇軍の八九式とトントンくらいかと思われるのだ。
主砲の口径は同じだからだ。
速度は英国情報部に話だと、時速40キロ前後らしい。
装甲はⅢ号戦車は鋼鉄の5センチと、我が八九式はニャンニャン装甲だから当方が有利だろう。
「しかし、欧州ではソ連邦の共産革命はユダヤ革命とも言われているそうだぞ。」と、矢田主任がいう。
矢田主任は技師として各国の技師らとの交流があるらしいのだ。
そこで、欧州の技師らとの雑談で聞いた話だとか・・・
「なんせ、建国したレーニンやトロッキーなどがユダヤ人だぞうだ。」
「すべてが、ですか。」
「うむ。」「なんらかの関係者となると、すべてだそうだ。」
「でも、ユダヤをソ連邦は迫害した・・・」
「藤川君、ヤツらも1枚岩では無いんだよ。」
「裕福なユダヤも多いが、貧しいユダヤ人もいるからね。」
「そして、この満州国は貧しいユダヤ人でも受け入れているからね。」
「え、え、ソ連邦から逃げてきた・・・」
「もちろん、我が国の意向も入ってるがね。」
国際連盟(スイス本部)の常任理事国だった日本は、現在の国連の常任理事国のロシアやチャイナ共産党のような独裁国家的な非道な行為は皆無だったのだ。
戦後のパヨクや赤い日教組の連中のプロパガンタに騙されてはいけない。
当時の大日本帝国は国際連盟で他国の手本となるよう、研鑽と努力を惜しまなかった。
それで、ソ連邦からポーランド孤児の救出や北欧の国境問題など、短期間ではあるが・・・それなりの成果をしめしていたのだ。
「それに、これは確認した情報ではないんだが・・・」と、矢田主任がヒソヒソ声だ。
「ドイツ帝国との紛争でソ連邦は自国のダムを破壊したらしい。」
「・・・・」「うそでしょ?」と、驚愕する軍曹だ。
「ダムを決壊させて、ドイツ帝国軍の侵攻を止めるためだ。」
さらに、「そのダム決壊で、多くのソ連邦国民が水死したそうだ。」
「いいか、ソ連いやロシア人は、そういう民族だということを忘れてはいけないぞ。」と、矢田主任が恐ろしいことを・・・
「信じられません。」と、藤川軍曹が・・・(これは、史実なのだ。)
「戦場での兵隊なら、覚悟はあるでしょうが・・・」
「民間人でしょう?」「もちろん、そうだ。」
「しかし、オレも裏盗りしたわけではないぞ。」
「だが、英国のピッカーズ社の技師からだ、あながちウソとは断定できないぞ。」
「えっ、ピッカーズからの話なんですか。」「そうだ。」
「わかりました。」
藤川軍曹は、作戦の為なら自国民を水死させるソ連共産党へ満州を渡すものかっ!と、決心したのだ。
ロシアという王政国家がソ連邦という共産党の国になったのだが・・・共産党は国の上に成り立ってるのだ。
我が皇国とは根本からの差がある、今上陛下は君臨すれど統治はしない。
そして、独立した司法権と法律制定の国会がある。
昭和天皇陛下、いわく・・・「朕が祭りごとを言わば、独裁となってしまう。」「朕は、閣議で決定したことに頷くだけである。」
神武建国2600年以上、我が皇国は合議で、すべてを決定してきたのである。
だから、2600年以上も滅びることが無いのである。
ウクライナとロシアの戦争で占領地域のダムが爆破されて・・・多くの民間人が犠牲に・・・
これは、以前もソ連軍がやったことがあるのだ。
敵の反攻の速度を落とすためだ。(民間人が何万と水死しようが・・・プーチンは何も思わないからね。)
ロシア人という民族は、そういうことをする民族なのだ。
参考までに、奴隷という言語は・・・スレーブと英語圏では言うが・・・それは、スラブ人(ロシア人)のスラブが語源だそうだ。
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