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とうとう、決定版の対ソ連軍戦車の登場だ!
九〇式対ソ連軍戦車の試運転だ!
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矢田主任から、藤川軍曹へ連絡だ。
「新型がメドがついたので、ぜひお披露目会へ・・・」と、招待状が・・・やっと、届いたのだ。
新型戦車構想が作成されて・・・予算的な話が・・・ない袖は振れない、なんて議論が・・・
そこへ、米国のユダヤ資本からの援助金だ。
満州国は建国に石原莞爾閣下が・・・しかし、満州国は内地の植民地では無い。
台湾が内地の植民地では無いと同じで、満州国は独立した国家なのだ。
台湾は日本の領土だが、北海道と同じで外地と呼ばれているのだ。
ちなみに、九州は内地で四国も内地だ。
それは、恐れ多くも今上陛下の詔からも、「満州国を朕は独立国家と・・・」と・・・
そして、米国が日露戦争での日本の借財と交換に、満州国の利権を移譲することとなったのだ。
(これは、ラノベだ。 現実には近年になり、やっと借財は完済したのだ。)
そして、膨大な米国のユダヤ資本が満州国へ・・・政治も安定しているからだ。
さすがに、米軍は満州国へ駐屯するには時間もかかる・・・それで、その間は満州国派遣の皇軍戦車隊が代行することと・・・まあ、半年から数年間だと思うんだが・・・
それで、米国のユダヤ資本の満州国への投資から・・・戦車開発会社への裏資金が・・・
大連製鉄所が軌道に乗り・・・ニャンニャン装甲の製造にメドがつき・・・
88口径の対空砲が、あきつ丸から陸揚げされて・・・
新型対ソ連軍戦車が試作されて、本日のお披露目会へ・・・
お披露目会は、戦車開発の試運転場で開催されたのである。
やはり、戦車は動いてナンボだからだ。
鎮座したオブジェは破壊された露スケ戦車だからである。
モンモンハンには、過去に破壊されたソ連軍戦車の残骸が数両・・・鉄クズの価値も無いからだそうだ。
ソ連邦に満州国から回収して欲しいと要望を・・・出してるそうだが・・・ソ連邦は、一切関係ないと・・・
ロシア帝国時代とは・・・思考が変わったようである。
「よく、いらっしゃいました。」と、矢田主任が定番の挨拶だ。
「いえ、よく試作できましたね。」
「まあ、その、なんですよ・・」と、いいにくそうな主任だ。
ユダヤ資本の裏金だ、なんて腐っても言えないからだ。
「しかし、あるところには、あるもんですな。」と、わかったような物言いの軍曹である。
「まあ、八九式の倍の性能といってもいいですからね。」
と、矢田主任が手で合図だ。
すると、掛かっていた布が・・・外された・・・
そこには、八九式の倍ほどはある新型九〇式が・・・鈍い光を放っていたのだ。
「88口径対空砲にニャンニャン装甲の全面採用です。」
「そして、エンジンはツイン・ジーゼルV型18気筒排気タービン2連装です。」
「その2連装エンジンで、荒れ地でも40キロ巡行ができます。」
「片方のエンジンがヤラれても、残りのエンジンで動くことができます。」
「乗員は4名で、車長・砲手・操縦手・装填手です。」
「砲撃の照準は画像照準機で夜間の照準も可能です。」
「なんと、それはマジですか?」と、軍曹だ。
「え、え、マジです。」
「なら、露スケの戦車なぞ・・・」
「まあ、相手が10両でも1両で勝てます。」と、断言する主任だ。
さすがに、それは・・・と、言いたげな軍曹だが・・・
日本人技師は嘘をいうのが下手くそなのだ。
「相手が、ドイツ帝国の虎でも十分ですよ。」
「まさか?」と、軍曹が・・・
ドイツ帝国の虎とは、ドイツ帝国が対ソ連の決定版として計画した戦車である。
装甲が砲塔の防盾で20センチというバケモノ戦車だ。
矢田主任は、「軍資金が不足なのが、我が皇軍兵器工廠の弱みでした。」
「我々、技術者は開発費さえあれば、どんな要求でもこなしてみせますよ。」と、自信たっぷりな顔だ。
「今回の試作は予算が潤沢だったからですよ。」と、あくまで限定的だと・・・
「この、九〇式なら数年は新型を開発しなくても勝てると思いますよ。」と、主任がいう。
「まあ、数年ですが・・・その、数年で更なる新型を開発できますからね。」
「しかし、すごい戦車ですね。」「動くんですか。」と、思わずいう軍曹だ。
「操縦や砲の取り扱いは八九式と、なんら変わらないですから・・・」
「今日は隊員の方々は?」
「呼べば、すぐ来るよ。」
「なら、お願いします。」
数分後には、ツイン・エンジンが暖気運転を・・・さすが、2基の18気筒は五月蠅いのだ。
藤川軍曹は騒音防止のヘッド・セットを耳へ・・・
いままでは、ヘッド・セットにコードが・・・この新型はコードが無い。
つまり、新型九〇式は・・・車内のコーヒーメーカーまで新型だったのだ。
使い方は、以前と同じなのだが・・・つまり、使い勝手が改良されてイイのである。
運転席も操作レバーや計器も八九式と同じなようだ。
砲塔内で違いは、照準機のデカイ画面があることだ。
いままでは、光学式の眼鏡があったんだが・・・
「まさか、画像装置まで・・・」と、軍曹が・・・
「いったい、いくらかかったんですか?」と、聞く軍曹だ。
「う、うん、内緒ですが・・・八九式の10倍です。」と、明かす矢田主任だ。
「・・・・・・」(八九式が1両400円だから・・・4000円かよ・・・)
当時、内地の地方都市の行政府の1年分の予算が5000円ほどだ。
藤川軍曹はユダヤ資本の恐ろしさが・・・ウワサ以上だと・・・
米国のユダヤ資本は敵に廻したくないと・・・思ったそうだ。
「では、試験場を1周してきます。」と、主任へいう。
「全速前進。」と、指示を発する軍曹だ。
「ガクン。」と、いったんバックして前進する九〇式だ。
「40キロ巡行できそうか?」と、聞く軍曹だ。
「え、え、トルクが倍ありますから、70キロは出そうです。」と、操縦手だ。
砲手が、会話へ入って・・・「軍曹殿、試射したいんですが。」と、聞いてくる。
ここは、戦車の試運転場兼試射場でもあるからだ。
鹵獲して標的になった露スケ戦車の残骸が・・・あちら、こちらに・・・
「ふむ、オレも88口径主砲が観たいからな。」
「よし、周りはオーブンだな。」と、周囲を確認する。
「こちら、九〇式、矢田主任どうぞ。」と、ヘッド・セットを無線送信へ切り替える。
「こちら、矢田だ。」「なんかあったか?」
「いえ、試射しても?」
「あ、あ、西住隊長からは、全権をまかされてるから・・・いいぞ。」
「わかりました。」と、無線から車内通話へ切り替える。
「試射OKだそうだ。」
「では、あそこの標的なんて、どうです。」と、かなり遠方の残骸を示す砲手だ。
砲塔内部の照準、画面には戦車の残骸が拡大して写っている。
レバー操作で照準点を残骸へ・・・
「用意よし。」と、砲手だ。
藤川軍曹は遠方の残骸を指して、「てぇーーーーっ。」と、砲撃合図だ。
「ドウン。」と、88口径の主砲が後退する。
「弾着、いまーーっ。」と、砲手だ。
「ガシャン、ドシャン、バウン。」と、残骸は飛散して・・・後には、何も残らなかった。
「すごいぞ。」
「なんて、命中率だ。」
「距離1000は下るまい。」
「横の後ろのヤツも、できるか?」と、軍曹が聞く。
「任されよ。」と、砲手だ。
先ほど破壊した残骸の後ろに残骸が見えるんだが・・・距離は2000以上かな・・・
さあ、砲手が画面の画像倍率をあげた。
「新型がメドがついたので、ぜひお披露目会へ・・・」と、招待状が・・・やっと、届いたのだ。
新型戦車構想が作成されて・・・予算的な話が・・・ない袖は振れない、なんて議論が・・・
そこへ、米国のユダヤ資本からの援助金だ。
満州国は建国に石原莞爾閣下が・・・しかし、満州国は内地の植民地では無い。
台湾が内地の植民地では無いと同じで、満州国は独立した国家なのだ。
台湾は日本の領土だが、北海道と同じで外地と呼ばれているのだ。
ちなみに、九州は内地で四国も内地だ。
それは、恐れ多くも今上陛下の詔からも、「満州国を朕は独立国家と・・・」と・・・
そして、米国が日露戦争での日本の借財と交換に、満州国の利権を移譲することとなったのだ。
(これは、ラノベだ。 現実には近年になり、やっと借財は完済したのだ。)
そして、膨大な米国のユダヤ資本が満州国へ・・・政治も安定しているからだ。
さすがに、米軍は満州国へ駐屯するには時間もかかる・・・それで、その間は満州国派遣の皇軍戦車隊が代行することと・・・まあ、半年から数年間だと思うんだが・・・
それで、米国のユダヤ資本の満州国への投資から・・・戦車開発会社への裏資金が・・・
大連製鉄所が軌道に乗り・・・ニャンニャン装甲の製造にメドがつき・・・
88口径の対空砲が、あきつ丸から陸揚げされて・・・
新型対ソ連軍戦車が試作されて、本日のお披露目会へ・・・
お披露目会は、戦車開発の試運転場で開催されたのである。
やはり、戦車は動いてナンボだからだ。
鎮座したオブジェは破壊された露スケ戦車だからである。
モンモンハンには、過去に破壊されたソ連軍戦車の残骸が数両・・・鉄クズの価値も無いからだそうだ。
ソ連邦に満州国から回収して欲しいと要望を・・・出してるそうだが・・・ソ連邦は、一切関係ないと・・・
ロシア帝国時代とは・・・思考が変わったようである。
「よく、いらっしゃいました。」と、矢田主任が定番の挨拶だ。
「いえ、よく試作できましたね。」
「まあ、その、なんですよ・・」と、いいにくそうな主任だ。
ユダヤ資本の裏金だ、なんて腐っても言えないからだ。
「しかし、あるところには、あるもんですな。」と、わかったような物言いの軍曹である。
「まあ、八九式の倍の性能といってもいいですからね。」
と、矢田主任が手で合図だ。
すると、掛かっていた布が・・・外された・・・
そこには、八九式の倍ほどはある新型九〇式が・・・鈍い光を放っていたのだ。
「88口径対空砲にニャンニャン装甲の全面採用です。」
「そして、エンジンはツイン・ジーゼルV型18気筒排気タービン2連装です。」
「その2連装エンジンで、荒れ地でも40キロ巡行ができます。」
「片方のエンジンがヤラれても、残りのエンジンで動くことができます。」
「乗員は4名で、車長・砲手・操縦手・装填手です。」
「砲撃の照準は画像照準機で夜間の照準も可能です。」
「なんと、それはマジですか?」と、軍曹だ。
「え、え、マジです。」
「なら、露スケの戦車なぞ・・・」
「まあ、相手が10両でも1両で勝てます。」と、断言する主任だ。
さすがに、それは・・・と、言いたげな軍曹だが・・・
日本人技師は嘘をいうのが下手くそなのだ。
「相手が、ドイツ帝国の虎でも十分ですよ。」
「まさか?」と、軍曹が・・・
ドイツ帝国の虎とは、ドイツ帝国が対ソ連の決定版として計画した戦車である。
装甲が砲塔の防盾で20センチというバケモノ戦車だ。
矢田主任は、「軍資金が不足なのが、我が皇軍兵器工廠の弱みでした。」
「我々、技術者は開発費さえあれば、どんな要求でもこなしてみせますよ。」と、自信たっぷりな顔だ。
「今回の試作は予算が潤沢だったからですよ。」と、あくまで限定的だと・・・
「この、九〇式なら数年は新型を開発しなくても勝てると思いますよ。」と、主任がいう。
「まあ、数年ですが・・・その、数年で更なる新型を開発できますからね。」
「しかし、すごい戦車ですね。」「動くんですか。」と、思わずいう軍曹だ。
「操縦や砲の取り扱いは八九式と、なんら変わらないですから・・・」
「今日は隊員の方々は?」
「呼べば、すぐ来るよ。」
「なら、お願いします。」
数分後には、ツイン・エンジンが暖気運転を・・・さすが、2基の18気筒は五月蠅いのだ。
藤川軍曹は騒音防止のヘッド・セットを耳へ・・・
いままでは、ヘッド・セットにコードが・・・この新型はコードが無い。
つまり、新型九〇式は・・・車内のコーヒーメーカーまで新型だったのだ。
使い方は、以前と同じなのだが・・・つまり、使い勝手が改良されてイイのである。
運転席も操作レバーや計器も八九式と同じなようだ。
砲塔内で違いは、照準機のデカイ画面があることだ。
いままでは、光学式の眼鏡があったんだが・・・
「まさか、画像装置まで・・・」と、軍曹が・・・
「いったい、いくらかかったんですか?」と、聞く軍曹だ。
「う、うん、内緒ですが・・・八九式の10倍です。」と、明かす矢田主任だ。
「・・・・・・」(八九式が1両400円だから・・・4000円かよ・・・)
当時、内地の地方都市の行政府の1年分の予算が5000円ほどだ。
藤川軍曹はユダヤ資本の恐ろしさが・・・ウワサ以上だと・・・
米国のユダヤ資本は敵に廻したくないと・・・思ったそうだ。
「では、試験場を1周してきます。」と、主任へいう。
「全速前進。」と、指示を発する軍曹だ。
「ガクン。」と、いったんバックして前進する九〇式だ。
「40キロ巡行できそうか?」と、聞く軍曹だ。
「え、え、トルクが倍ありますから、70キロは出そうです。」と、操縦手だ。
砲手が、会話へ入って・・・「軍曹殿、試射したいんですが。」と、聞いてくる。
ここは、戦車の試運転場兼試射場でもあるからだ。
鹵獲して標的になった露スケ戦車の残骸が・・・あちら、こちらに・・・
「ふむ、オレも88口径主砲が観たいからな。」
「よし、周りはオーブンだな。」と、周囲を確認する。
「こちら、九〇式、矢田主任どうぞ。」と、ヘッド・セットを無線送信へ切り替える。
「こちら、矢田だ。」「なんかあったか?」
「いえ、試射しても?」
「あ、あ、西住隊長からは、全権をまかされてるから・・・いいぞ。」
「わかりました。」と、無線から車内通話へ切り替える。
「試射OKだそうだ。」
「では、あそこの標的なんて、どうです。」と、かなり遠方の残骸を示す砲手だ。
砲塔内部の照準、画面には戦車の残骸が拡大して写っている。
レバー操作で照準点を残骸へ・・・
「用意よし。」と、砲手だ。
藤川軍曹は遠方の残骸を指して、「てぇーーーーっ。」と、砲撃合図だ。
「ドウン。」と、88口径の主砲が後退する。
「弾着、いまーーっ。」と、砲手だ。
「ガシャン、ドシャン、バウン。」と、残骸は飛散して・・・後には、何も残らなかった。
「すごいぞ。」
「なんて、命中率だ。」
「距離1000は下るまい。」
「横の後ろのヤツも、できるか?」と、軍曹が聞く。
「任されよ。」と、砲手だ。
先ほど破壊した残骸の後ろに残骸が見えるんだが・・・距離は2000以上かな・・・
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