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人道兵器とは?
殺し方にも、多々あるのだ。
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ダムダム弾という銃弾がある。
どうしてダムダムというのか?それは、英国が戦争用にインドのダムダム地方で製造してたからだ。
敵の体に命中すると・・・爆ぜて、破片が体内へ・・・それで、治療がやりにくくなり、壊疽まで・・・
そうなのだ、非常に残酷な傷になる銃弾なのである。
それで、ハーグ陸戦条約で戦争では使用禁止ということに・・・
つまり、殺し方が人道的では無いからだ。
戦争に、人道的もなにも無いと著者は思うんだが・・・
そこは、近代国家としての言い訳が・・・あるようである。
日本は満州国の建国に裏で石原莞爾が関わっていて・・・
その秘密が他国へバレると・・・マズいことになりかねない。
それで、3両の戦車隊(実質は10両)を満州国へ請われて派遣しているだけで・・・他には、三八式歩兵銃くらいの援助だけにとどまっているのである。
ドイツ帝国がシナ軍へ戦車を派遣してるなんて・・・ドイツ帝国はダンマリなのだ。
まあ、色々と各国の思惑が入り乱れているのである。
そこを、軍曹も知ってるから・・・敵の指揮官の狙撃を外すように、砲手へ指示したのだ。
マジで、ドイツ帝国とシナ大陸で開戦になると・・・シナ、ドイツ帝国軍と皇軍との戦いになりかねないからである。
それは、内地の軍令部も望んではいないことなのだ。
シナと満州国の紛争には、影からの介入に留まっている日本軍なのだ。
シナは人口が内地の3倍以上ある・・・いくら、シナ軍が烏合の衆だろうと・・・数が多ければ、それなりの被害が皇軍にもでるからだ。
そうなると、軍曹という階級が・・・いかにも、となるのだが・・・
内地からは、替わりの指揮官が・・・西住隊長からは、「君しかいない。」なんて・・・
まあ、部下が8名だからなのだ、それで軍曹なのである。
まあ、内地での上官への試験を受けてないからだが・・・
藤川軍曹は満州国での実験的戦車隊の運用を任されて・・・十分に満足していたこともあるのだ。
軍曹でも、満州派遣戦車隊長なのだからだ。
無線機が、「藤川隊へ・・・」「これより、内地からの厳命を打電する。」「用意できたら、返答せよ。」
と・・・緊急無線が・・・
「なんだって?」「内地からの・・・」と、紙テープを打点器へ・・・
「こちら、藤川だ。」「用意よし。」
「うむ。」「奉天指令所から打電信号を送る。」
「了解。」
数秒後、打点器がカタカタ動き出した。
暗号乱数表を戦車内の金庫から、カギを開けて取り出す。
砲手へ、「打点数を呼んでくれ。」「了解。」
砲手が紙テープから打点を読んで、伝える。
その数からカタカナ変換して・・・暗号を解読するのである。
「テキトノコウセンハサケヨ。」「テキヲデキレバオイカエセ。」「カイセンハサケヨ。」
「えっ、敵を追い返せって・・・」
「そんなこと無理だぞ。」と、つぶやく軍曹だ。
「やはり、開戦は避けよと言ってきやがったな。」と、藤川軍曹が繰り返す。
内地の軍令部は、ドイツ帝国との開戦は時期が早いと判断したようである。
なんせ、ドイツ帝国の武器や兵器の力量などが・・・ほとんど、把握できてないからである。
シナの戦略家である孫子も、「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。」と、言ってるほどだ。
「しかし、追い返せと言ったってどうすんだ?」
「相手はシナ兵や露スケではないんだぞ。」
砲手が、「軍曹殿。」と、意見具申だ。
「1両を履帯を破壊して・・・敵が、どう動くかですよ。」と、言う。
「うむ。」「それも、そうだな。」
「あと、3個対戦車地雷が残ってますね。」「そうだな。」
「それを、集中して仕掛けてみては?」と、参考意見を・・・
「うむ、1両が動けなければ、その戦車兵の動きを観れば、だいたいの戦意はわかるからな。」
「よし、それで行こう。」「ありがとうございます。」
軍曹は隊員の助言を聞くことにしたのだ。
もとより、おそらくドイツ軍は様子見的な参戦ではないかと・・・内心、思うからである。
シナ軍の為に命を張るなんて、軍曹は願い下げだからだ。
シナ軍人は、我が皇軍々人と価値観が違い過ぎるからでもある。
勝ち目が無いと、武器を投げ出してトンズラするからだ。
それも、指揮官が最初ときている。
朝鮮兵(チョン々)なら、戦う前に・・・指揮官が最初にトンズラだ。
口先だけは威勢がいいんだが・・・ウソ・裏切りが、当たり前田のクラッカーなのである。
おそらく、ドイツ兵はシナ軍へマジで援軍としてはきてないだろう・・・
我が皇軍の実力を測るためだと観てる軍曹なのだ。
「よし、地雷を集中して仕掛ける。」
「場所はここだ。」と、ドイツ戦車の履帯の跡を示す。
対戦車地雷を埋めるために砂を掘る。
そして、履帯を破壊するために金属片を地雷の上に・・・
「2号、3号は援護に廻れ。」
「オレがおびき寄せる。」と、指示をする軍曹だ。
「さあ、ドイツ野郎の実力を確かめるぞ。」
敵を、おびき寄せるために広場へ通じる街道へ八八式改を、デンと鎮座させる軍曹である。
「敵の砲撃に、どれだけニャンニャン装甲が耐えるか試験するぞ。」
承徳の町は、風雲急を告げるのだった。
どうしてダムダムというのか?それは、英国が戦争用にインドのダムダム地方で製造してたからだ。
敵の体に命中すると・・・爆ぜて、破片が体内へ・・・それで、治療がやりにくくなり、壊疽まで・・・
そうなのだ、非常に残酷な傷になる銃弾なのである。
それで、ハーグ陸戦条約で戦争では使用禁止ということに・・・
つまり、殺し方が人道的では無いからだ。
戦争に、人道的もなにも無いと著者は思うんだが・・・
そこは、近代国家としての言い訳が・・・あるようである。
日本は満州国の建国に裏で石原莞爾が関わっていて・・・
その秘密が他国へバレると・・・マズいことになりかねない。
それで、3両の戦車隊(実質は10両)を満州国へ請われて派遣しているだけで・・・他には、三八式歩兵銃くらいの援助だけにとどまっているのである。
ドイツ帝国がシナ軍へ戦車を派遣してるなんて・・・ドイツ帝国はダンマリなのだ。
まあ、色々と各国の思惑が入り乱れているのである。
そこを、軍曹も知ってるから・・・敵の指揮官の狙撃を外すように、砲手へ指示したのだ。
マジで、ドイツ帝国とシナ大陸で開戦になると・・・シナ、ドイツ帝国軍と皇軍との戦いになりかねないからである。
それは、内地の軍令部も望んではいないことなのだ。
シナと満州国の紛争には、影からの介入に留まっている日本軍なのだ。
シナは人口が内地の3倍以上ある・・・いくら、シナ軍が烏合の衆だろうと・・・数が多ければ、それなりの被害が皇軍にもでるからだ。
そうなると、軍曹という階級が・・・いかにも、となるのだが・・・
内地からは、替わりの指揮官が・・・西住隊長からは、「君しかいない。」なんて・・・
まあ、部下が8名だからなのだ、それで軍曹なのである。
まあ、内地での上官への試験を受けてないからだが・・・
藤川軍曹は満州国での実験的戦車隊の運用を任されて・・・十分に満足していたこともあるのだ。
軍曹でも、満州派遣戦車隊長なのだからだ。
無線機が、「藤川隊へ・・・」「これより、内地からの厳命を打電する。」「用意できたら、返答せよ。」
と・・・緊急無線が・・・
「なんだって?」「内地からの・・・」と、紙テープを打点器へ・・・
「こちら、藤川だ。」「用意よし。」
「うむ。」「奉天指令所から打電信号を送る。」
「了解。」
数秒後、打点器がカタカタ動き出した。
暗号乱数表を戦車内の金庫から、カギを開けて取り出す。
砲手へ、「打点数を呼んでくれ。」「了解。」
砲手が紙テープから打点を読んで、伝える。
その数からカタカナ変換して・・・暗号を解読するのである。
「テキトノコウセンハサケヨ。」「テキヲデキレバオイカエセ。」「カイセンハサケヨ。」
「えっ、敵を追い返せって・・・」
「そんなこと無理だぞ。」と、つぶやく軍曹だ。
「やはり、開戦は避けよと言ってきやがったな。」と、藤川軍曹が繰り返す。
内地の軍令部は、ドイツ帝国との開戦は時期が早いと判断したようである。
なんせ、ドイツ帝国の武器や兵器の力量などが・・・ほとんど、把握できてないからである。
シナの戦略家である孫子も、「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。」と、言ってるほどだ。
「しかし、追い返せと言ったってどうすんだ?」
「相手はシナ兵や露スケではないんだぞ。」
砲手が、「軍曹殿。」と、意見具申だ。
「1両を履帯を破壊して・・・敵が、どう動くかですよ。」と、言う。
「うむ。」「それも、そうだな。」
「あと、3個対戦車地雷が残ってますね。」「そうだな。」
「それを、集中して仕掛けてみては?」と、参考意見を・・・
「うむ、1両が動けなければ、その戦車兵の動きを観れば、だいたいの戦意はわかるからな。」
「よし、それで行こう。」「ありがとうございます。」
軍曹は隊員の助言を聞くことにしたのだ。
もとより、おそらくドイツ軍は様子見的な参戦ではないかと・・・内心、思うからである。
シナ軍の為に命を張るなんて、軍曹は願い下げだからだ。
シナ軍人は、我が皇軍々人と価値観が違い過ぎるからでもある。
勝ち目が無いと、武器を投げ出してトンズラするからだ。
それも、指揮官が最初ときている。
朝鮮兵(チョン々)なら、戦う前に・・・指揮官が最初にトンズラだ。
口先だけは威勢がいいんだが・・・ウソ・裏切りが、当たり前田のクラッカーなのである。
おそらく、ドイツ兵はシナ軍へマジで援軍としてはきてないだろう・・・
我が皇軍の実力を測るためだと観てる軍曹なのだ。
「よし、地雷を集中して仕掛ける。」
「場所はここだ。」と、ドイツ戦車の履帯の跡を示す。
対戦車地雷を埋めるために砂を掘る。
そして、履帯を破壊するために金属片を地雷の上に・・・
「2号、3号は援護に廻れ。」
「オレがおびき寄せる。」と、指示をする軍曹だ。
「さあ、ドイツ野郎の実力を確かめるぞ。」
敵を、おびき寄せるために広場へ通じる街道へ八八式改を、デンと鎮座させる軍曹である。
「敵の砲撃に、どれだけニャンニャン装甲が耐えるか試験するぞ。」
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