48 / 95
これが、ドイツ軍の戦車なのかっ!
露スケとは、二味も三味も違うようだな。
しおりを挟む
「よし、至急戻れ。」と、隊員を戻す軍曹だ。
戦車用の地雷を埋めて、上に砂をかけるだけだから・・・カンタンだ。
それなりの大きさの鉄の塊が上を通過したら・・・ドカンなのだ。
履帯や車輪を破壊することができる。
内地の陸軍、大阪工廠製の試作品である。
ヒトが踏んでも爆発しない、そして金属探知機で発見しやすいのである。
戦後の地雷処理まで考えて造られてるのだそうだ。
でないと、民間人を傷つけたり殺しては・・・常任理事国の立場が無いからだそうだ。
そこが、国際連合(ニューヨーク本部)の、わがままな常任理事国(ロシア・シナ)との差なのである。
著者はシナの中華思想が大嫌いである。
ヤツらは人類全体の敵だからだ。
金の為なら、地球を侵略宇宙人へ売りかねないからである。
下手なヤクザと同じ、メンツしか無いシナ人なのだ。
日本は神武建国2600年以上に渡って・・・独裁政権なぞ皆無だ。
ところが、シナは独裁政権の乱立の繰り返しである。
現在でも、他国の領土を侵略しているシナの共産党なのだ。(チベット・ウイグル)
「よし。」「では、作戦開始だ。」と、軍曹が無線で指示を・・・
3両の八八式改は・・・それぞれに散っていく。
最初の待ち伏せ場所から、当然に別の待ち伏せ箇所へ鞍替えである。
そのころ、ドイツ帝国のⅡ号改のボルト少尉が日本軍への対策を考えて・・・各車へ指示が終わったようである。
なぜなら、分散して日本軍から攻撃を受けた地点へ・・・再度、侵攻を始めたからである。
ドイツ軍の戦車の砲塔には車長用のハッチがある。
そのハッチに周囲には潜望鏡が4ヶ所、備えられている。
そこから、周囲を観察して・・・つまり、狙撃されるからだ。
まあ、ハッチから顔を出して観るよりは、数段劣るんだが。
満州国の町の道路は舗装なんて皆無だ。
それで、地面は風が吹けば・・・砂が立ち昇るのである。
当然、戦車が通れば・・・砂が立ち昇り・・・周りが観にくくなるのである。
「くそっ、これでは草原の方がマシだな。」と、イラつくボルト少尉だ。
「ん、なんなんだ。」と、潜望鏡が・・・真っ暗に・・・
「停止だ。」と、戦車を停める。
おそるおそる・・・ハッチを開けて・・・
「なんだ、袁紹軍の旗が外れたのかよ・・・」と、ハッチにかぶさっていた旗を砲塔へ貼り直す少尉だ。
なぜ、シナの軍閥軍の旗を・・・
それは、臨時にシナの袁紹軍へ参加してるからだ。
国際法(ハーグ陸戦条約)で、無印の兵隊は便衣兵(ゲリラ)として捕虜の扱いを受けないからだ。
敵、味方を区別できるようにしなければならない。
これは、古代の戦争からの常識でもある。
古代ローマ軍も、旗持ちは名誉職だったのだ。
給金も一般兵より高額だった。
そして、それは満期まで勤めあげると年金にまで及ぶのだ。
近年の近代戦でも軍旗は存在してるのである。
ドイツ帝国軍と皇軍と似てるところがあるそうだ。
それは、規則に五月蠅いところだそうだ。
なにかと、軍規を声高に叫ぶところが似てるというば、似てるかな・・・
軍曹も、「恐れ多くも・・・」と、言い出すことがある。
その声で、隊員らは内地の宮城方向へ・・・不動の姿勢を・・・
まあ、滅多にやらないが・・・
「ドカ~ン。」と、爆発音が・・・
「なんだ、何なんだ。」と、ボルト少尉が・・・「異常ないか?」と、隊員へ・・・
「くそっ、地雷だな。」と、判断する少尉だ。
戦車の下からの爆発音だからである。
「ふう、車内は無事のようだな。」と、判断して・・・
潜望鏡で周囲を確認する。
当然、エンジンは停止している。
「エンジンは無事か?」と、運転手へ聞く。
エンジン始動のスイッチを押すが・・・エンジンは・・・うんともすんとも言わない。
「無線機は?」と、聞く。
無線手は、「無事です。」と、答える。
運転手が、「水温計が・・・」「ラジエターをやられたようです。」と、答える運転手だ。
「地雷は後部で爆発したようだな。」と、少尉が判断する。
どうやら、試作対戦車地雷は鉄への反応が遅くて・・・後部で爆発した・・・そこは、試作だからかな・・・
「仕方がない。」「おい、援護してくれ。」と、砲手へ・・・
ハッチを開けて、外へ出る少尉だ。
短機関銃を抱えて、砲手が援護に・・・
外部へ出たボルト少尉は戦車後部へ・・・
「くそっ、ラジエターに穴だ。」
「ボロ切れで塞ぐしかないな。」と、カンタンな修理だ。
日本軍の戦車は伝統的に空冷だから、ラジエターが無い。
ところが、ドイツ帝国の戦車は水冷ガソリンエンジンなのだ。
まあ、それぞれに利点はあるのだが・・・
「ラジエターの水が無いな。」
「仕方がない、飲料水で代用だな。」と、飲み水を使って・・・
応急修理を短時間でこなす少尉殿である。
そこは、天下のドイツ帝国軍だ。
それくらいの修理は朝飯前なのである。
爆発音がしたので、仲間の戦車が様子見に・・・
それで、3両が集まってしまったが・・・
「戦車用の地雷だ。」「各員は用心しろ。」と、指示を飛ばすボルト君である。
「しかし、地雷を踏んでないに爆発かよ・・・」と、驚くカント軍曹だ。
「うむ。」「どうやら、感知地雷かもしれん。」と、ボルト少尉が判断する。
「おそらく、鉄のカタマリを感知するんだろう。」と、少尉がいう。
「・・・・」と、驚く軍曹だ。
感知地雷はドイツ帝国軍には、まだ無いからだ。
「つまり、磁気で感知する地雷ということですか。」「そう思う。」
「侮りがたい敵ですね。」「うむ。」
まだ、帝国が開発できていない感知地雷を・・・黄色い猿が・・・
・・・これは、下手をすると・・・負けるやもしれんぞ・・・
ボルト少尉の頭に一抹の不安が・・・
いかん、部下に悟られては・・・いかんぞ!
「軍曹殿。」「爆発音が・・・」
「うむ。」「やりましたよ。」
「まてっ、判断は早計だぞ。」
「あと、2発ほど仕掛けてるから様子見だ。」と、指示する軍曹だ。
「まだ、戦闘は始まったばかりだ。」と、噴煙があがってる方向を睨む。
「あの噴煙では、敵は大した被害ではないぞ。」
「なぜなら、2次爆発が無いからな。」と、いう。
そうなのだ、戦車には砲弾という火種が多量に載ってるのだ。
その砲弾が誘爆していない。
つまり、敵の被害は少ないとみなければならん。
・・・さすが、ドイツ帝国陸軍だ、無双はウワサだけではないようだな・・・
まだ、まだ、対戦車地雷は研究の余地があるようである。
戦車用の地雷を埋めて、上に砂をかけるだけだから・・・カンタンだ。
それなりの大きさの鉄の塊が上を通過したら・・・ドカンなのだ。
履帯や車輪を破壊することができる。
内地の陸軍、大阪工廠製の試作品である。
ヒトが踏んでも爆発しない、そして金属探知機で発見しやすいのである。
戦後の地雷処理まで考えて造られてるのだそうだ。
でないと、民間人を傷つけたり殺しては・・・常任理事国の立場が無いからだそうだ。
そこが、国際連合(ニューヨーク本部)の、わがままな常任理事国(ロシア・シナ)との差なのである。
著者はシナの中華思想が大嫌いである。
ヤツらは人類全体の敵だからだ。
金の為なら、地球を侵略宇宙人へ売りかねないからである。
下手なヤクザと同じ、メンツしか無いシナ人なのだ。
日本は神武建国2600年以上に渡って・・・独裁政権なぞ皆無だ。
ところが、シナは独裁政権の乱立の繰り返しである。
現在でも、他国の領土を侵略しているシナの共産党なのだ。(チベット・ウイグル)
「よし。」「では、作戦開始だ。」と、軍曹が無線で指示を・・・
3両の八八式改は・・・それぞれに散っていく。
最初の待ち伏せ場所から、当然に別の待ち伏せ箇所へ鞍替えである。
そのころ、ドイツ帝国のⅡ号改のボルト少尉が日本軍への対策を考えて・・・各車へ指示が終わったようである。
なぜなら、分散して日本軍から攻撃を受けた地点へ・・・再度、侵攻を始めたからである。
ドイツ軍の戦車の砲塔には車長用のハッチがある。
そのハッチに周囲には潜望鏡が4ヶ所、備えられている。
そこから、周囲を観察して・・・つまり、狙撃されるからだ。
まあ、ハッチから顔を出して観るよりは、数段劣るんだが。
満州国の町の道路は舗装なんて皆無だ。
それで、地面は風が吹けば・・・砂が立ち昇るのである。
当然、戦車が通れば・・・砂が立ち昇り・・・周りが観にくくなるのである。
「くそっ、これでは草原の方がマシだな。」と、イラつくボルト少尉だ。
「ん、なんなんだ。」と、潜望鏡が・・・真っ暗に・・・
「停止だ。」と、戦車を停める。
おそるおそる・・・ハッチを開けて・・・
「なんだ、袁紹軍の旗が外れたのかよ・・・」と、ハッチにかぶさっていた旗を砲塔へ貼り直す少尉だ。
なぜ、シナの軍閥軍の旗を・・・
それは、臨時にシナの袁紹軍へ参加してるからだ。
国際法(ハーグ陸戦条約)で、無印の兵隊は便衣兵(ゲリラ)として捕虜の扱いを受けないからだ。
敵、味方を区別できるようにしなければならない。
これは、古代の戦争からの常識でもある。
古代ローマ軍も、旗持ちは名誉職だったのだ。
給金も一般兵より高額だった。
そして、それは満期まで勤めあげると年金にまで及ぶのだ。
近年の近代戦でも軍旗は存在してるのである。
ドイツ帝国軍と皇軍と似てるところがあるそうだ。
それは、規則に五月蠅いところだそうだ。
なにかと、軍規を声高に叫ぶところが似てるというば、似てるかな・・・
軍曹も、「恐れ多くも・・・」と、言い出すことがある。
その声で、隊員らは内地の宮城方向へ・・・不動の姿勢を・・・
まあ、滅多にやらないが・・・
「ドカ~ン。」と、爆発音が・・・
「なんだ、何なんだ。」と、ボルト少尉が・・・「異常ないか?」と、隊員へ・・・
「くそっ、地雷だな。」と、判断する少尉だ。
戦車の下からの爆発音だからである。
「ふう、車内は無事のようだな。」と、判断して・・・
潜望鏡で周囲を確認する。
当然、エンジンは停止している。
「エンジンは無事か?」と、運転手へ聞く。
エンジン始動のスイッチを押すが・・・エンジンは・・・うんともすんとも言わない。
「無線機は?」と、聞く。
無線手は、「無事です。」と、答える。
運転手が、「水温計が・・・」「ラジエターをやられたようです。」と、答える運転手だ。
「地雷は後部で爆発したようだな。」と、少尉が判断する。
どうやら、試作対戦車地雷は鉄への反応が遅くて・・・後部で爆発した・・・そこは、試作だからかな・・・
「仕方がない。」「おい、援護してくれ。」と、砲手へ・・・
ハッチを開けて、外へ出る少尉だ。
短機関銃を抱えて、砲手が援護に・・・
外部へ出たボルト少尉は戦車後部へ・・・
「くそっ、ラジエターに穴だ。」
「ボロ切れで塞ぐしかないな。」と、カンタンな修理だ。
日本軍の戦車は伝統的に空冷だから、ラジエターが無い。
ところが、ドイツ帝国の戦車は水冷ガソリンエンジンなのだ。
まあ、それぞれに利点はあるのだが・・・
「ラジエターの水が無いな。」
「仕方がない、飲料水で代用だな。」と、飲み水を使って・・・
応急修理を短時間でこなす少尉殿である。
そこは、天下のドイツ帝国軍だ。
それくらいの修理は朝飯前なのである。
爆発音がしたので、仲間の戦車が様子見に・・・
それで、3両が集まってしまったが・・・
「戦車用の地雷だ。」「各員は用心しろ。」と、指示を飛ばすボルト君である。
「しかし、地雷を踏んでないに爆発かよ・・・」と、驚くカント軍曹だ。
「うむ。」「どうやら、感知地雷かもしれん。」と、ボルト少尉が判断する。
「おそらく、鉄のカタマリを感知するんだろう。」と、少尉がいう。
「・・・・」と、驚く軍曹だ。
感知地雷はドイツ帝国軍には、まだ無いからだ。
「つまり、磁気で感知する地雷ということですか。」「そう思う。」
「侮りがたい敵ですね。」「うむ。」
まだ、帝国が開発できていない感知地雷を・・・黄色い猿が・・・
・・・これは、下手をすると・・・負けるやもしれんぞ・・・
ボルト少尉の頭に一抹の不安が・・・
いかん、部下に悟られては・・・いかんぞ!
「軍曹殿。」「爆発音が・・・」
「うむ。」「やりましたよ。」
「まてっ、判断は早計だぞ。」
「あと、2発ほど仕掛けてるから様子見だ。」と、指示する軍曹だ。
「まだ、戦闘は始まったばかりだ。」と、噴煙があがってる方向を睨む。
「あの噴煙では、敵は大した被害ではないぞ。」
「なぜなら、2次爆発が無いからな。」と、いう。
そうなのだ、戦車には砲弾という火種が多量に載ってるのだ。
その砲弾が誘爆していない。
つまり、敵の被害は少ないとみなければならん。
・・・さすが、ドイツ帝国陸軍だ、無双はウワサだけではないようだな・・・
まだ、まだ、対戦車地雷は研究の余地があるようである。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
14
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる