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45ミリライフル砲の威力!
ニャンニャン装甲は抜かれるのかっ!
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シナ軍と共に進軍した、ドイツ帝国の戦車隊だ。
承徳の町はシナの北京の北東にあり・・・国境から、あまり離れていなかったのだ。
それで、たびたびシナの軍閥軍の侵入を許すことも多々あったのである。
それで、満州騎馬隊が日本軍から三八式歩兵銃を導入して、戦闘力を増したのだ。
いままで、シナ軍はドイツ帝国のモーゼル銃で対抗していたんだが・・・三八式には有効射程で負けてしまう。
銃弾の弾道の直進性が、すぐれた三八式には勝てなかったのだ。
それで、最近は越境紛争が起こらなかったんだが・・・
シナ軍がドイツ帝国からの戦車隊という援軍を手に入れて・・・再度の侵攻へ・・・
「凝りもしないで、またシナの野郎どもがやってきやがってぞい。」と、満州軍騎馬隊長の高大隊長だ。
「いいか、新型短銃身の騎馬兵用の三八式で眼にモノを見せてやれ。」「おう。」
三八式を日本軍から導入した頃は・・・銃身が長いままだったのだ。
それで、騎馬上での扱いが・・・イマイチだったのだ。
日本軍の銃撃の名人という藤川軍曹の指導の元、銃身を切断して・・・騎馬上での取り回しが、楽になり命中率があがったのだ。
そして、騎馬兵の個人個人にあわせて銃の癖を治してもらったのだ。(名人からの個別指導というやつだ。)
「いいか、シナ軍なぞ物の数では無いぞ。」
「満州軍騎馬隊の恐ろしさを、シナのチャンコロに味合わせてやるぞ。」「おう。」
モーゼル銃は有効射程が三八式ほど遠くはない。
しかし、シナ軍は・・・有効射程なぞ関係なく射撃してくるのだ。
やつらは命令系統が、なってないようである。
そして、騎馬隊が怒涛のごとく押し寄せたら・・・あっと言う間に退散(逃げる)するのだ。
背中を見せて・・・逃げ出すのである。
「それっ、逃がすな。」と、高大隊長が叫ぶ。
追撃する、満州軍の騎馬隊である。
「突撃だ。」「突撃だ。」「逃がすな。」と、突撃ラッパが鳴り響く・・・
さすが、逃げ足だけは朝鮮兵と同じく速いシナ兵である。
クモの子を散らすように・・・スタコラである。
逃げるのが遅くなるから・・・走るに邪魔な武器弾薬はポイするシナ兵である。
追撃する満州騎馬隊も地面に落ちてるシナ兵の銃なぞ・・・モンキーモデル(劣化版)だから・・・誰も拾わないのだ。
「うわ~っ。」と、悲鳴をあげて逃げ出すシナ軍を追って・・・満州軍騎馬隊が・・・
そのとき、「ガ、ガ、ガ。」と、エンジン音と機械音が響いてくる。
「停まれっ!」と、停止の合図をする高大隊長だ。
伝令が停止の合図のラッパを吹く。
そこは、シナ軍ではないから・・・馬の手綱を挽いて・・・馬を止める騎馬隊である。
「何の音だ?」と、副官へ・・・
「隊長殿、日本軍の機械兵器に似てますが。」と、以前聞いた戦車の音に似てると・・・
「まさか、シナごときが持ってるものかっ!」と、いぶかる隊長だ。
「隊長殿、自分は奉天の日本軍の演習で観てきたので・・・同じような音だったような。」と、副官だ。
「よし、斥候を出せ。」「了解です。」
「おい、チムデン。」と、騎馬隊で一番俊足な騎馬兵を呼ぶ。
「いいか、敵がなんなのか見てこい。」:と、指示だ。
ちなみに、チムデンは馬賊あがりの騎馬兵だ。
逃げる時、馬の横に体を隠して・・・馬だけのように・・・それが、得意なチムデンだ。
副官が戦車というモノが黒い鉄の箱に筒が突き出てると、カンタンな説明だ。
「もし、戦車なら無理しないで即、逃げてこい。」「必ず、帰るんだぞ。」
斥候が、戦死しては意味がないからだ。
騎馬兵は小柄な体重が軽いヤツが選ばれていた。
なぜなら、重いと馬が速く走れないからだ。
競馬の騎手と同じだ。
彼らは、小柄で体重は軽い。
その中で、チムデンは特に小柄だった。
よって、馬の速度が速く斥候に向いてるからである。
チムデンの武装はドイツ製モーゼル銃1丁だけだ。(モンキーモデルではない。)
なぜなら、三八式といえども軽くないからだ。(欧米の歩兵銃よりは、三八式は軽いんだが)
土色の景色に溶け込む色の斥候用の軍服でチムデンは愛馬と駆ける・・・
蜘蛛の子を散らすように、シナ兵は逃げ去り・・・
戦場は平穏を取り戻したかのような静粛さだ。
やがて、彼方より、「ガ、ガ、ガ、ガ、キュル、キュル。」と、エンジンと履帯の音が響いてきた。
チムデンは倒木の影に隠れた。
そこは、日ごろから斥候をやらされてたカンが働くのだ。
馬も倒して・・・
「ん。」「なんだ、あれは!」と、見えてきた兵器の驚愕するチムデンだ。
なんせ、ドイツ軍のⅡ号改を初めて観るチムデンだからだ。
「黒い鉄の箱に筒が出ている。」
「アレが隊長がいっていたヤツかっ!」と、戦車と確信する。
「しかし、シナが・・・」と、信じられない顔だ。
戦車というば、日本軍の最新兵器と聞いてるチムデンなのである。
青龍刀とモーゼルのシナ軍が・・・信じられないのである。
しかし、戦車と判断して数を・・・
「ん、3両か。」「日本軍と同数だな。」
馬を起して、敵に感づかれない内に退散する・・・
敵に斥候がバレてしまえば意味がないからだ。
15分くらいで、チムデンは、「隊長、敵は戦車が3両アルヨ。」と、伝令だ。
騎馬隊が何百騎とあろうと・・・戦車に叶うわけがない。
そこは、藤川軍曹から厳命されていた騎馬隊長だ。
「即、撤退だ。」
「ラッパ手、撤退だ。」
撤退ラッパが鳴り響く・・・
「員数確認しろっ!」「騎馬隊ごとに撤退しろ。」
満州騎馬隊は隊列を整えて・・・撤退していく。
最後に伝令と隊長が撤退する。
そこが、シナ軍や朝鮮兵との差なのだ。
日本軍の指導が入った満州軍は軍規が厳しく・・・
① 民間人を攻撃しない。
② オナゴを犯さない。
③ 売春婦には金を払う。(踏み倒してはいけない。)
④ 略奪行為は軍事法廷で銃殺に処す。
⑤ 上官の命令は皇帝陛下の下知である。
⑥ 国際法の順守。
など、もろもろの制約があるのだ。
それで、指揮官が現場を離れるのは・・・最後なのである。
「とりあえず、綿州まで撤退だ。」と、近隣の町へ・・・
そろそろ、日本軍の戦車隊が綿州へ・・・そこで、敵の情報を伝達するつもりの高大隊長だった。
承徳の町はシナの北京の北東にあり・・・国境から、あまり離れていなかったのだ。
それで、たびたびシナの軍閥軍の侵入を許すことも多々あったのである。
それで、満州騎馬隊が日本軍から三八式歩兵銃を導入して、戦闘力を増したのだ。
いままで、シナ軍はドイツ帝国のモーゼル銃で対抗していたんだが・・・三八式には有効射程で負けてしまう。
銃弾の弾道の直進性が、すぐれた三八式には勝てなかったのだ。
それで、最近は越境紛争が起こらなかったんだが・・・
シナ軍がドイツ帝国からの戦車隊という援軍を手に入れて・・・再度の侵攻へ・・・
「凝りもしないで、またシナの野郎どもがやってきやがってぞい。」と、満州軍騎馬隊長の高大隊長だ。
「いいか、新型短銃身の騎馬兵用の三八式で眼にモノを見せてやれ。」「おう。」
三八式を日本軍から導入した頃は・・・銃身が長いままだったのだ。
それで、騎馬上での扱いが・・・イマイチだったのだ。
日本軍の銃撃の名人という藤川軍曹の指導の元、銃身を切断して・・・騎馬上での取り回しが、楽になり命中率があがったのだ。
そして、騎馬兵の個人個人にあわせて銃の癖を治してもらったのだ。(名人からの個別指導というやつだ。)
「いいか、シナ軍なぞ物の数では無いぞ。」
「満州軍騎馬隊の恐ろしさを、シナのチャンコロに味合わせてやるぞ。」「おう。」
モーゼル銃は有効射程が三八式ほど遠くはない。
しかし、シナ軍は・・・有効射程なぞ関係なく射撃してくるのだ。
やつらは命令系統が、なってないようである。
そして、騎馬隊が怒涛のごとく押し寄せたら・・・あっと言う間に退散(逃げる)するのだ。
背中を見せて・・・逃げ出すのである。
「それっ、逃がすな。」と、高大隊長が叫ぶ。
追撃する、満州軍の騎馬隊である。
「突撃だ。」「突撃だ。」「逃がすな。」と、突撃ラッパが鳴り響く・・・
さすが、逃げ足だけは朝鮮兵と同じく速いシナ兵である。
クモの子を散らすように・・・スタコラである。
逃げるのが遅くなるから・・・走るに邪魔な武器弾薬はポイするシナ兵である。
追撃する満州騎馬隊も地面に落ちてるシナ兵の銃なぞ・・・モンキーモデル(劣化版)だから・・・誰も拾わないのだ。
「うわ~っ。」と、悲鳴をあげて逃げ出すシナ軍を追って・・・満州軍騎馬隊が・・・
そのとき、「ガ、ガ、ガ。」と、エンジン音と機械音が響いてくる。
「停まれっ!」と、停止の合図をする高大隊長だ。
伝令が停止の合図のラッパを吹く。
そこは、シナ軍ではないから・・・馬の手綱を挽いて・・・馬を止める騎馬隊である。
「何の音だ?」と、副官へ・・・
「隊長殿、日本軍の機械兵器に似てますが。」と、以前聞いた戦車の音に似てると・・・
「まさか、シナごときが持ってるものかっ!」と、いぶかる隊長だ。
「隊長殿、自分は奉天の日本軍の演習で観てきたので・・・同じような音だったような。」と、副官だ。
「よし、斥候を出せ。」「了解です。」
「おい、チムデン。」と、騎馬隊で一番俊足な騎馬兵を呼ぶ。
「いいか、敵がなんなのか見てこい。」:と、指示だ。
ちなみに、チムデンは馬賊あがりの騎馬兵だ。
逃げる時、馬の横に体を隠して・・・馬だけのように・・・それが、得意なチムデンだ。
副官が戦車というモノが黒い鉄の箱に筒が突き出てると、カンタンな説明だ。
「もし、戦車なら無理しないで即、逃げてこい。」「必ず、帰るんだぞ。」
斥候が、戦死しては意味がないからだ。
騎馬兵は小柄な体重が軽いヤツが選ばれていた。
なぜなら、重いと馬が速く走れないからだ。
競馬の騎手と同じだ。
彼らは、小柄で体重は軽い。
その中で、チムデンは特に小柄だった。
よって、馬の速度が速く斥候に向いてるからである。
チムデンの武装はドイツ製モーゼル銃1丁だけだ。(モンキーモデルではない。)
なぜなら、三八式といえども軽くないからだ。(欧米の歩兵銃よりは、三八式は軽いんだが)
土色の景色に溶け込む色の斥候用の軍服でチムデンは愛馬と駆ける・・・
蜘蛛の子を散らすように、シナ兵は逃げ去り・・・
戦場は平穏を取り戻したかのような静粛さだ。
やがて、彼方より、「ガ、ガ、ガ、ガ、キュル、キュル。」と、エンジンと履帯の音が響いてきた。
チムデンは倒木の影に隠れた。
そこは、日ごろから斥候をやらされてたカンが働くのだ。
馬も倒して・・・
「ん。」「なんだ、あれは!」と、見えてきた兵器の驚愕するチムデンだ。
なんせ、ドイツ軍のⅡ号改を初めて観るチムデンだからだ。
「黒い鉄の箱に筒が出ている。」
「アレが隊長がいっていたヤツかっ!」と、戦車と確信する。
「しかし、シナが・・・」と、信じられない顔だ。
戦車というば、日本軍の最新兵器と聞いてるチムデンなのである。
青龍刀とモーゼルのシナ軍が・・・信じられないのである。
しかし、戦車と判断して数を・・・
「ん、3両か。」「日本軍と同数だな。」
馬を起して、敵に感づかれない内に退散する・・・
敵に斥候がバレてしまえば意味がないからだ。
15分くらいで、チムデンは、「隊長、敵は戦車が3両アルヨ。」と、伝令だ。
騎馬隊が何百騎とあろうと・・・戦車に叶うわけがない。
そこは、藤川軍曹から厳命されていた騎馬隊長だ。
「即、撤退だ。」
「ラッパ手、撤退だ。」
撤退ラッパが鳴り響く・・・
「員数確認しろっ!」「騎馬隊ごとに撤退しろ。」
満州騎馬隊は隊列を整えて・・・撤退していく。
最後に伝令と隊長が撤退する。
そこが、シナ軍や朝鮮兵との差なのだ。
日本軍の指導が入った満州軍は軍規が厳しく・・・
① 民間人を攻撃しない。
② オナゴを犯さない。
③ 売春婦には金を払う。(踏み倒してはいけない。)
④ 略奪行為は軍事法廷で銃殺に処す。
⑤ 上官の命令は皇帝陛下の下知である。
⑥ 国際法の順守。
など、もろもろの制約があるのだ。
それで、指揮官が現場を離れるのは・・・最後なのである。
「とりあえず、綿州まで撤退だ。」と、近隣の町へ・・・
そろそろ、日本軍の戦車隊が綿州へ・・・そこで、敵の情報を伝達するつもりの高大隊長だった。
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