冒険者の学校。

ゆみすけ

文字の大きさ
上 下
254 / 273
相性がすべてなのよ。

相性ねぇ・・・フィーリングかな?

しおりを挟む
 「ふむ、ふむ、じゃあ。」と、ユリコへ聞くオレだ。
「全体はうごかさないのかな?」
 「う、う、そこまでは無理だわ。」「あたいは、腕が相性が合うのよ。」と、ユリコだ。
「相性って・・・ピンとこないが。」
 「表現が・・・なかなかむつかしくて・・・」「どう、言っていいかわからないわ。」と、ユリコだ。
「パパ、好きかどうかよ。」と、アリスが答える。
 「理由なんて、ないわよ。」と、「あたいが、パパの娘なのは決まってることでしょ。」「そうだな。」
「それと、同じなのよ。」「ユリコは腕なのよ。」と、決めつけるアリスだ。
 
 その、人工筋肉をユリエ(メガネ組の腐った女官)がネチネチ触っている。
そして、「これは、そうね、アレね。」と、化学式からの素材解析してるようだ。
 「合成樹脂へカーボンと超電導組成の合金を混ぜ合わせたモノだわ。」と、腐った女官が・・・・
やはり、この女官の腐りはタダモノではなかったんだ。
 ユリエは触れば、組成や化学式が浮かぶんだ。
「ウズメ姫の見立ては、やはり素晴らしいモノがあるな・・・」と、ウズメ姫のヒトを見抜く力に驚くオレである。
 「これなら、人工筋肉は造れそうね。」と、化学式と素材を書きしるすウズメ姫だ。
「つまり、神の祠のメガネ組の工房なら。」「え、え、造ることができますわ。」と、ユリエがいう。
 「筋肉の筋を重ねればいいのですわ。」「宝玉と同じですわ。」と、できるオンナの顔だ。
「では、この巨大ロボは。」「そうですね・・・メガネ組全員なら、数日で1体は完成できますわ。」と、オレの問いに答えるユリエだ。
 
 「アマテラス様、ご機嫌麗しく・・・」と、平伏して服従を表すオレである。
「できたかえ。」「ハイ。」「くるしゅうないぞよ・・・」
 「ハ、ハァ~ッ。」と、床に触れるほどだ。
「それで、何人ほど必要じゃ。」と、アマテラス様だ。
 巨大ロボ製造のメガネ組クロ~ン女官を、誕生させねばならないからだ。
クロ~ン女官はアマテラス様が直々にクロ~ンを、お産みになるのだ。
 もちろん、孕んで産み落とすわけではない。
クロ~ンの種のようなモノを創造されるのだ。
 卵子である。
そして、培養してクロ~ン女官が産まれるのである。
 「40名ほどは必要かと。」と、答えるオレだ。
つまり、現在のメガネ組全員と同じ数である。
 「腐女子、それも腐りきった女子でないと、とてもつくれません。」と、参考の助言だ。
「メガネ組以上の女官ということじゃな。」「御意。」
 「しかし、腐りきったとなると・・・」と、さすがのアマテラス様も困惑を・・・・
そこで、助言だ。
 「ウズメ姫が腐りきっておりまする。」と、禁断の言葉だ。
もう、ウズメ姫に殺されるかもしれないが・・・しかし、巨大ロボの完成のためならと、命を賭けるオレだ。
 「ウズメや。」「ハイ。」と、オレの中のウズメ姫が・・・
「そちの遺伝子を培養するぞよ。」と、決断する最高神様だ。
 「・・・・・」ヤバイ、これは・・・ウズメ姫からの仕打ちが・・・・ウズメ姫の顔が鬼だ。

 やがて、ウズメ姫と同じDNAの腐り切った女官が40名ほど培養カプセルから産まれて出たのである。
ウズメ姫の肉体をもったクロ~ン女官が40名である。
 ちなみに、ウズメ姫のクロ~ンであるから、記憶もコピーされてるのだ。
つまり、オレの肩の上のウズメ姫が40名ほど増えたのである。
 紛らわしいが・・・巨大ロボ製造のためである。
しかしだ。 これからが大変なのである。
 腐り切った女官だと・・・ウズメ姫を・・・最高神様へ告げてしまったのだ。
「すまない、オレが悪かった。」と、謝罪しかないのだ。
 「あんた、それで済むとおもってんの。」と、上から目線のウズメ姫である。
ルイザへ謝罪、ライラへも・・・よく考えたら、オレの人生はオナゴに謝罪の人生だな・・・・
 でも、反対にオナゴからの謝罪なぞ皆無なのだ。
そうなのだ、野郎はオナゴに謝罪するしかないのである。
 人生訓ではないが・・・オナゴに謝罪をさせてはいけないのだ。
地雷を踏むからである。
 オナゴという生物は、基本的にウソしかつかない生き物なのである。
そして、それをウソだと断罪して謝罪させてはいけないのだ。
 めんどくさいが、それがオナゴなのだ。
自身の娘や息子を産んでもらうのだ、そこは納得するしかないのだ。
 読者諸君へ助言だ。 絶対にオナゴに謝らせてはいけない。
オナゴが120パーセント悪くても。
 それが、平和を保つすべなのである。

 やがて、ウズメ姫のお怒りも・・・「ふん、今回だけよ。」「すんません。」「いいこと、絶対だからね。」
「はい、わかりました。」と、下がるオレである。
 もう、何十回もウズメ姫は同じセリフを・・・それを、言っては苦労が水の泡だ。(オレもそこまで、バカではない。)
 こうして、腐り切った女官である腐女子組が誕生したのである。(メガネは掛けていない。)
もちろん、この名前は裏の名前で、決して口外しては・・・
 ウズメ姫にちなんで、ウズメ組と命名されたのである。
なんせ、40名がすべてウズメ姫のクロ~ンなのだから・・・・・・

 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

[恥辱]りみの強制おむつ生活

rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。 保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)

幻田恋人
恋愛
 夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。  でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。  親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。  童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。  許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…  僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…

【R18】突然召喚されて、たくさん吸われました。

茉莉
恋愛
【R18】突然召喚されて巫女姫と呼ばれ、たっぷりと体を弄られてしまうお話。

【R-18】敗北した勇者、メス堕ち調教後の一日

巫羅
ファンタジー
魔王軍に敗北した勇者がメス堕ち調教され、奉仕奴隷となった後の一日の話 本編全4話 終了後不定期にパーティーメンバーの話とかも書きたいところです。

RUBBER LADY 屈辱の性奴隷調教

RUBBER LADY
ファンタジー
RUBBER LADYが活躍するストーリーの続編です

性転換マッサージ2

廣瀬純一
ファンタジー
性転換マッサージに通う夫婦の話

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

処理中です...