243 / 273
1体は、討伐ができたようだ。
これでは、調査はほとんどできてない。
しおりを挟む
オトド村へ一旦帰ろうかと、思ったんだが・・・この巨大ロボでは村人が・・・・
やはり、分離したほうが住民が騒がないだろう。
三日ほど意識が戻らなかった魔法少女らも、少しは魔力が戻ったのか・・・意識が戻りつつあった。
最初に目覚めたのは、ユッコだ。
なんとか分離して超電導重力浮遊ができるまでは、まだまだ無理なようだ。
意識が戻ったユッコは葉っぱのクッキーとコーヒーで元気になってくれた。(すきっ腹には、少しづつだ。)
「とうさん、あんがと。」と、短い返事だ。
「あのう、あたいの着替えは?」「あ、あ、この袋に入ってる。」「あっち、向いててね。」「うむ。」
そこは、子女だ。 着た切りスズメだったからな。
「ねえさんは、まだかな。」と、心配そうだ。
「三つ首竜は?」と、思い出したように聞く。
「重力波のカタマリで、ペシャンコだ。」と、オレが答える。
「三つ首竜で、さいごにして欲しいわね。」と、ユッコが・・・
「あたいが、ギリだった。」「アリスねえさんは、限界を越えてるわ。」
「君らに負担をかけてしまったな。」と、オレが。
「そうね、これが最後にしてほしいわ。」と、マジな話である。
「しかし、今の技術では重力波のブラックホール的なカタマリは無理だからな。」と、マジな話だ。
「わかるけど、もうゴメンだわ。」と、ユッコが・・・
「死ぬかと思った。」と、こぼす。
「まさか、アリスは目覚めないんじゃぁ・・・」と、心配になるオレだ。
「ウズメ姫様は?」と、ユッコが・・・
「まだ、おねんねだよ。」「目覚めたら、ウズメ姫様へ頼るしか。」と、ユッコが・・・
それから、ユリコが目覚めた。 ユッコと同じセリフが続く。
オシッコして、パンツやらを着替えて、クッキーとコーヒーで元気になってくれた。
やがて、妖精型のウズメ姫が・・・さすがに、リカちゃん人形は着替えが・・・そこまで用意が・・・
普通サイズじゃないから、替えが・・・神の祠のメガネ腐女官へ頼むしかないのだ。
「アリスに充電するわ。」と、ウズメ姫がアリスの首へ抱き付いた。
そして、数時間かけて充電したようだ。
やっと、アリスが意識が戻る。
まさか、ウズメ姫がオレの首に居るのは・・・「やっと、気が付いたのね。」と、ウズメ姫だ。
「そうよ、あんたへ充電してたのよ。」「でないと、あんたの体内のナノ・マシンが困るからよ。」
「スンマセン、です。」と、素直に感謝するオレなのである。
女神様には、マジで頭が上がらないからだ。
そして、アリスもイルマ製クッキーとオレが淹れたコーヒーで気分が戻ったようである。
巨大ロボ、スサオウは4体に分離独立してオトド村へ・・・
イルマの診療所の前庭へ着地したのである。
イルマとマイルが出迎えてくれた。
ユリコが搭乗している機体(胸と腹)に凹んだところがある。 それを見て、イルマが・・・・
「とても、心配でしたわ。」「ご無事で、なによりですわ。」
と、無事だったお祝いに、クッキーで最高の歓待をしてくれる。
やはり、お菓子屋の娘に限るのだ。(時代的に菓子屋は少ない、王都でも数軒だ。)
オレは、勝ち組だと納得できるのだ。
「ところで、調査は無事に済んだのですか。」と、イルマが・・・
しまった、戦いに夢中で調査を忘れていたのだ。
ウズメ姫は・・・あっち向いてる・・・
「どうしょう、画像も無いぞ。」と、落ち込むオレだ。
三つ首竜の画像は昔のヒトが描いた壁画しかない・・・・
「三つ首竜の死体もブラック・ホールへ飲み込まれてしまったからな。」と、落ち込むオレである。
「でも、もうレオンの街へ帰りましょう。」と、ウズメ姫だ。
「ロボの胸の凹んだ傷が証拠よっ。」と、アリスが・・・
「そうだ、この凹みが何よりの証拠だな。」と、納得するオレである。
凹みも三つあるからだ。
そして、ルイザとナデシコ校長先生へ、イルマ製クッキーを手土産に・・・オトド村を離れる四人衆である。
あっ、ウズメ姫を・・・スンマセンです。
五人衆であった。
やはり、分離したほうが住民が騒がないだろう。
三日ほど意識が戻らなかった魔法少女らも、少しは魔力が戻ったのか・・・意識が戻りつつあった。
最初に目覚めたのは、ユッコだ。
なんとか分離して超電導重力浮遊ができるまでは、まだまだ無理なようだ。
意識が戻ったユッコは葉っぱのクッキーとコーヒーで元気になってくれた。(すきっ腹には、少しづつだ。)
「とうさん、あんがと。」と、短い返事だ。
「あのう、あたいの着替えは?」「あ、あ、この袋に入ってる。」「あっち、向いててね。」「うむ。」
そこは、子女だ。 着た切りスズメだったからな。
「ねえさんは、まだかな。」と、心配そうだ。
「三つ首竜は?」と、思い出したように聞く。
「重力波のカタマリで、ペシャンコだ。」と、オレが答える。
「三つ首竜で、さいごにして欲しいわね。」と、ユッコが・・・
「あたいが、ギリだった。」「アリスねえさんは、限界を越えてるわ。」
「君らに負担をかけてしまったな。」と、オレが。
「そうね、これが最後にしてほしいわ。」と、マジな話である。
「しかし、今の技術では重力波のブラックホール的なカタマリは無理だからな。」と、マジな話だ。
「わかるけど、もうゴメンだわ。」と、ユッコが・・・
「死ぬかと思った。」と、こぼす。
「まさか、アリスは目覚めないんじゃぁ・・・」と、心配になるオレだ。
「ウズメ姫様は?」と、ユッコが・・・
「まだ、おねんねだよ。」「目覚めたら、ウズメ姫様へ頼るしか。」と、ユッコが・・・
それから、ユリコが目覚めた。 ユッコと同じセリフが続く。
オシッコして、パンツやらを着替えて、クッキーとコーヒーで元気になってくれた。
やがて、妖精型のウズメ姫が・・・さすがに、リカちゃん人形は着替えが・・・そこまで用意が・・・
普通サイズじゃないから、替えが・・・神の祠のメガネ腐女官へ頼むしかないのだ。
「アリスに充電するわ。」と、ウズメ姫がアリスの首へ抱き付いた。
そして、数時間かけて充電したようだ。
やっと、アリスが意識が戻る。
まさか、ウズメ姫がオレの首に居るのは・・・「やっと、気が付いたのね。」と、ウズメ姫だ。
「そうよ、あんたへ充電してたのよ。」「でないと、あんたの体内のナノ・マシンが困るからよ。」
「スンマセン、です。」と、素直に感謝するオレなのである。
女神様には、マジで頭が上がらないからだ。
そして、アリスもイルマ製クッキーとオレが淹れたコーヒーで気分が戻ったようである。
巨大ロボ、スサオウは4体に分離独立してオトド村へ・・・
イルマの診療所の前庭へ着地したのである。
イルマとマイルが出迎えてくれた。
ユリコが搭乗している機体(胸と腹)に凹んだところがある。 それを見て、イルマが・・・・
「とても、心配でしたわ。」「ご無事で、なによりですわ。」
と、無事だったお祝いに、クッキーで最高の歓待をしてくれる。
やはり、お菓子屋の娘に限るのだ。(時代的に菓子屋は少ない、王都でも数軒だ。)
オレは、勝ち組だと納得できるのだ。
「ところで、調査は無事に済んだのですか。」と、イルマが・・・
しまった、戦いに夢中で調査を忘れていたのだ。
ウズメ姫は・・・あっち向いてる・・・
「どうしょう、画像も無いぞ。」と、落ち込むオレだ。
三つ首竜の画像は昔のヒトが描いた壁画しかない・・・・
「三つ首竜の死体もブラック・ホールへ飲み込まれてしまったからな。」と、落ち込むオレである。
「でも、もうレオンの街へ帰りましょう。」と、ウズメ姫だ。
「ロボの胸の凹んだ傷が証拠よっ。」と、アリスが・・・
「そうだ、この凹みが何よりの証拠だな。」と、納得するオレである。
凹みも三つあるからだ。
そして、ルイザとナデシコ校長先生へ、イルマ製クッキーを手土産に・・・オトド村を離れる四人衆である。
あっ、ウズメ姫を・・・スンマセンです。
五人衆であった。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
恋より友情!〜婚約者に話しかけるなと言われました〜
k
恋愛
「学園内では、俺に話しかけないで欲しい」
そう婚約者のグレイに言われたエミリア。
はじめは怒り悲しむが、だんだんどうでもよくなってしまったエミリア。
「恋より友情よね!」
そうエミリアが前を向き歩き出した頃、グレイは………。
本編完結です!その後のふたりの話を番外編として書き直してますのでしばらくお待ちください。
妹に出ていけと言われたので守護霊を全員引き連れて出ていきます
兎屋亀吉
恋愛
ヨナーク伯爵家の令嬢アリシアは幼い頃に顔に大怪我を負ってから、霊を視認し使役する能力を身に着けていた。顔の傷によって政略結婚の駒としては使えなくなってしまったアリシアは当然のように冷遇されたが、アリシアを守る守護霊の力によって生活はどんどん豊かになっていった。しかしそんなある日、アリシアの父アビゲイルが亡くなる。次に伯爵家当主となったのはアリシアの妹ミーシャのところに婿入りしていたケインという男。ミーシャとケインはアリシアのことを邪魔に思っており、アリシアは着の身着のままの状態で伯爵家から放り出されてしまう。そこからヨナーク伯爵家の没落が始まった。
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる