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オトド村へ帰る。
振りだしに戻った。
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「ドウウウンン。」と、最後に仕掛けた爆弾が爆発した。
「ふう。」と、なんとか逃げ延びることができたようだ。
馬は3頭とも無事だった。 この辺りは飛竜の縄張りかな・・・他に魔獣がいないからだ。
辺境の地を分ける、分水嶺(大きな地割れだ。)へ、たどり着くことができたのだ。
2回目は、カンタンにロープを渡して馬を向こう側へ・・・
「しかし、この割れ目の底は・・・」と、下を・・・イヤ、見ない方が・・・いいのだ。
全員と馬3頭が渡り切ったところで、ロープを回収する。
「とりあえず、救出は成功だな。」と、オレが宣言だ。
「そうね、あたい達だけで出来たわね。」と、アリスが無い胸を張る。
「ウズメ姫を助けられたのは、君たち3名がいたからだ。」と、持ち上げるオレだ。
3名とも、うれしそうな・・・まあ、悪い気はしないだろう。
「オレの誇りだ。」「最高のトリオだ。」「3人無双だ。」と、これでもかと持ち上げる。
「もう、いい加減にしてよ。」と、言いながら顔が笑ってるアリスら3名だ。
なんせ、ユッコなんて、顔が真っ赤だ。
やがて、オトド村が見えてきた。
「お帰りなさい。」と、イルマが迎えてくれる。
「ふう、なんとかなったよ。」と、ウズメ姫のヒト型を見せる。
マイルがイルマからポ~ンと飛んできて、ウズメ姫へ抱き付いた。
「生きてたのね。」と、泣きじゃくるマイルだ。
リカちゃん人形が二人で喜び合う・・・なんと、マイルは泣いてるんだ。
メガネ組の腐った、腐りきった女官は、マジで腐っていたのだ。
使い魔というより、相棒だな。
まてよ、リカちゃん人形が泣くのだ。 まさか、食事からウンチまでスルかも・・・・
まあ、空気を読んで、いまは何も言わないオレである。
なんせ、マイルの感動の場面なのだから。
「無事だったんわ。」「ここは、お祝いね。」と、イルマが提案する。
まあ、辺境のオトド村では行事も娯楽も無いからね。
用意はイルマが治癒魔法少女の女子力で準備してくれたのである。
オレでは、とても作れないケーキまで・・・
山の木の実で(野イチゴや栗・・・)飾り付けたスグレモノだ。
アリスやユリコ、ユッコの喜んだこと・・・治癒魔法少女の女子力はハンパじゃないのだ。
ここは、平民出のイルマの女子力が・・・貴族のお嬢さんでは無理、無理なのだ。
オレは、普通の凡人だからか。平民出の娘が性に合うようだ。
「しかし、イルマ姉は、どこで技をつけたんよ?」と、ユッコが聞いた。
「うふふ、あたいの実家がケーキ屋なのよ。」と、納得の回答だ。
「ルイザに、オレは進言するぞ、ケーキ屋の娘を優先して入校させるんだ。」と、宣言するオレだ。
「パチ。パチ、パチ。」と、拍手の嵐だ。
「貴族の使えない娘より、どんだけマシかわからんぞ。」と、気勢をあげるオレである。
蝶よ花よと育てられた箱入り娘より、荒波にもまれた平民の娘がオレは、いいのだ。
「で、例の件は、どうなったの。」と、衛星通信でルイザがら・・・
しまった、忘れていた。
「ケーキ屋の娘を優先させるのは賛成よ。」「だから、例の件を頼んだわよ。」
と、ルイザの通信が終わった。
あまりに、定時連絡を送らなかったので・・・請求がきたのである。
「どうしょう。」と、三連星へ・・・
「もう、しょうがないわね。」と、ユッコが・・・
「反省会をやるんよ。」と、会議の招集を宣言するユッコである。
「では、調査の反省会を開催します。」と、議事進行のオレだ。
「パチ、パチ、パチ。」と、まばらな拍手が・・・
先が見えない調査事項だからか・・・ヤル気が全く乗らないのである。
なんせ、いままでで判明したことは壁画だけなのだ。
そして、飛竜が滅んでいない事実が判明してしまった。
爆弾3個で、あの数の飛竜が全滅したとは思えない。
「ここは、飛竜の討伐隊を組織するために、一旦リオンへ帰還すれば?」と、アリスが提案だ。
「しかし、例の件が進展なしになるわよ。」と、ユッコが・・・
「そうだな、何らかの情報を持ち帰りたいな。」と、オレだ。
ちなみに、この反省会にはイルマやマイルも参加しているからね。
「では、飛竜の巣を避けて、もう少し先まで調査すれば?」と、ユリコが妥協案で締める。
「では、お茶にしましょうか。」と、イルマが提案だ。
なんせ、イルマが焼いたクッキーを出したからだ。
「なごむわね~っ。」と、ウズメ姫が・・・なんと、ウズメ姫がクッキーをかじってる。
「ウズメ姫、ヒト型なのに・・・」と、唖然とするオレだ。
「えっ、あれっ、どうしてかな・・・」と、クッキーをかじるウズメ姫だ。
「あたいと、同じになったんよ。」と、マイルがクッキーをかじりながら言うのだ。
これは・・・リオンへ帰ったら、神の祠へ・・・アマテラス様へ・・・進言だな。
「ふう。」と、なんとか逃げ延びることができたようだ。
馬は3頭とも無事だった。 この辺りは飛竜の縄張りかな・・・他に魔獣がいないからだ。
辺境の地を分ける、分水嶺(大きな地割れだ。)へ、たどり着くことができたのだ。
2回目は、カンタンにロープを渡して馬を向こう側へ・・・
「しかし、この割れ目の底は・・・」と、下を・・・イヤ、見ない方が・・・いいのだ。
全員と馬3頭が渡り切ったところで、ロープを回収する。
「とりあえず、救出は成功だな。」と、オレが宣言だ。
「そうね、あたい達だけで出来たわね。」と、アリスが無い胸を張る。
「ウズメ姫を助けられたのは、君たち3名がいたからだ。」と、持ち上げるオレだ。
3名とも、うれしそうな・・・まあ、悪い気はしないだろう。
「オレの誇りだ。」「最高のトリオだ。」「3人無双だ。」と、これでもかと持ち上げる。
「もう、いい加減にしてよ。」と、言いながら顔が笑ってるアリスら3名だ。
なんせ、ユッコなんて、顔が真っ赤だ。
やがて、オトド村が見えてきた。
「お帰りなさい。」と、イルマが迎えてくれる。
「ふう、なんとかなったよ。」と、ウズメ姫のヒト型を見せる。
マイルがイルマからポ~ンと飛んできて、ウズメ姫へ抱き付いた。
「生きてたのね。」と、泣きじゃくるマイルだ。
リカちゃん人形が二人で喜び合う・・・なんと、マイルは泣いてるんだ。
メガネ組の腐った、腐りきった女官は、マジで腐っていたのだ。
使い魔というより、相棒だな。
まてよ、リカちゃん人形が泣くのだ。 まさか、食事からウンチまでスルかも・・・・
まあ、空気を読んで、いまは何も言わないオレである。
なんせ、マイルの感動の場面なのだから。
「無事だったんわ。」「ここは、お祝いね。」と、イルマが提案する。
まあ、辺境のオトド村では行事も娯楽も無いからね。
用意はイルマが治癒魔法少女の女子力で準備してくれたのである。
オレでは、とても作れないケーキまで・・・
山の木の実で(野イチゴや栗・・・)飾り付けたスグレモノだ。
アリスやユリコ、ユッコの喜んだこと・・・治癒魔法少女の女子力はハンパじゃないのだ。
ここは、平民出のイルマの女子力が・・・貴族のお嬢さんでは無理、無理なのだ。
オレは、普通の凡人だからか。平民出の娘が性に合うようだ。
「しかし、イルマ姉は、どこで技をつけたんよ?」と、ユッコが聞いた。
「うふふ、あたいの実家がケーキ屋なのよ。」と、納得の回答だ。
「ルイザに、オレは進言するぞ、ケーキ屋の娘を優先して入校させるんだ。」と、宣言するオレだ。
「パチ。パチ、パチ。」と、拍手の嵐だ。
「貴族の使えない娘より、どんだけマシかわからんぞ。」と、気勢をあげるオレである。
蝶よ花よと育てられた箱入り娘より、荒波にもまれた平民の娘がオレは、いいのだ。
「で、例の件は、どうなったの。」と、衛星通信でルイザがら・・・
しまった、忘れていた。
「ケーキ屋の娘を優先させるのは賛成よ。」「だから、例の件を頼んだわよ。」
と、ルイザの通信が終わった。
あまりに、定時連絡を送らなかったので・・・請求がきたのである。
「どうしょう。」と、三連星へ・・・
「もう、しょうがないわね。」と、ユッコが・・・
「反省会をやるんよ。」と、会議の招集を宣言するユッコである。
「では、調査の反省会を開催します。」と、議事進行のオレだ。
「パチ、パチ、パチ。」と、まばらな拍手が・・・
先が見えない調査事項だからか・・・ヤル気が全く乗らないのである。
なんせ、いままでで判明したことは壁画だけなのだ。
そして、飛竜が滅んでいない事実が判明してしまった。
爆弾3個で、あの数の飛竜が全滅したとは思えない。
「ここは、飛竜の討伐隊を組織するために、一旦リオンへ帰還すれば?」と、アリスが提案だ。
「しかし、例の件が進展なしになるわよ。」と、ユッコが・・・
「そうだな、何らかの情報を持ち帰りたいな。」と、オレだ。
ちなみに、この反省会にはイルマやマイルも参加しているからね。
「では、飛竜の巣を避けて、もう少し先まで調査すれば?」と、ユリコが妥協案で締める。
「では、お茶にしましょうか。」と、イルマが提案だ。
なんせ、イルマが焼いたクッキーを出したからだ。
「なごむわね~っ。」と、ウズメ姫が・・・なんと、ウズメ姫がクッキーをかじってる。
「ウズメ姫、ヒト型なのに・・・」と、唖然とするオレだ。
「えっ、あれっ、どうしてかな・・・」と、クッキーをかじるウズメ姫だ。
「あたいと、同じになったんよ。」と、マイルがクッキーをかじりながら言うのだ。
これは・・・リオンへ帰ったら、神の祠へ・・・アマテラス様へ・・・進言だな。
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