229 / 273
ビーコンをたどる。
迷宮からの脱出。
しおりを挟む
オレの手にハメている腕時計型の方向指示器が示す。
「こっちだ。」と、指示するオレだ。
「まってよ。」と、ユッコが・・・ユッコは背中のリュックから・・・・
「まさか、それは・・・」と、オレが言いかける。
「そう、時限爆弾よ。」と、ゴミの山へ隠している。
「ここへ入って、ここまでが3時間だったわね。」「うん。」「なら、3時間30分よ。」
なんと、やることがエグイのだ。
オレは、考え方がお花畑的な傾向があるのだが・・・
もちろん、パヨクではないのだが、飛竜への報復を忘れていたのだ。
ウズメ姫が無事だったことが、うれしくてである。
もう少し、危機感を持たねばならない。 そう、納得するオレである。
戦場には、敵のトラップが仕掛けられていることがあるのだ。
よく、戦死してるか確認するために、死体を蹴って・・・すると、爆弾が爆発するのだ。
双眼鏡などが、落ちてたら拾ってはいけない。 トラップかもしれないからだ。
拾うと、仕掛けられた爆弾が・・・ドカンだ。
まあ、この飛竜の巣ではトラップは無いからいいんだが。
こちらがトラップを仕掛けるのが、いい置き土産になるんだ。
そう、ウズメ姫の恐ろしさを知らしめるのだ~っ。
ゴミ捨て場らしき場所から洞窟を進む。
ビーコンが的確に進む方向を示してくれる。
このビーコンは来た道を示すのではなくて、通過した道の最短コースを示してくれるのだ。
通れないといけないから、一度通過した道を計算してダブルことがないようにである。
「待ってよ。」と、ユリコだ。
「ここが、よさそうね。」と、リュツクを降ろして、爆弾を・・・
大きな岩がある、その下の割れ目に爆弾を仕掛けるユリコだ。
「時間は、そうね2時間後ね。」と、タイマーを仕掛ける。
そして、砂を掛けてカモフラージュだ。 爆弾は見えなくなった。
「よく、そこまでできるんだね。」と、オレが言うと。
「ゲリラ戦は、専門の女官から叩き込まれたからね。」と、アリスが思い出したように言う。
米軍相手にバンザイ突撃ばかりの日本軍はパヨクのデマだ。
数や武器の量で勝る米軍相手に、ゲリラ戦をかました日本軍だ。
その伝統はベトコンへ受け継がれたのだ。 なんせ、教えたのは旧日本軍兵士だからな。
復員しないで、ベトナムの現地に残った兵士が教えたのである。 その墓まであるのだ。
ゲリラ戦は米軍が苦手なのだ。 それは、現在もである。
「しかし、ゲリラ専門の女官がいるのか?」と、思わず聞くオレだ。
「知らなかったの、パパ。」と、アリスだ。
「うむ、ぜひ会いたい。」と、即答するオレだ。
3人はニガ笑いだな・・・なんか、ありそうだが・・・
「じゃあ、無事帰れたら紹介するわ。」と、アリスだ。
「うむ、期待してるぞ。」と、夢を膨らませるオレである。 歴戦の勇士の女官なんて、想像するだけで・・・
「変に、期待しないほうがいいわよ、とうさん。」と、ユリコが釘を刺す。
「そうね、瞬殺だわね。」と、ユッコが妙な笑い顔だ。
それから、アリスが爆弾を仕掛ける。
やがて、はじめに入ってきた洞窟から・・・・
「ふう、やっと出られたわね。」と、一息・・・
「ギャア。」「ギャァ。」 飛竜が・・・
「いかん、戻るんだ。」と、洞窟へ入り直す。
「帰ってたのか。」と、オレが後悔だ。
予想できたことだが、機材が足りなくて外部モニターまで用意ができなかったのだ。
今更、遅いのだが・・・
「仕方がない、最初の爆弾が爆発するまで、待とう。」と、提案する。
「そうね、それしかないわね。」と、賛同する幼女らだ。
飛竜は動くモノに反応して攻撃するようだ。 そして、匂いで食べられるか判断するようである。
つまり、ヒトのオナゴの匂いが好物なんだろう・・・
でないと、野郎は殺されるだけだ、喰われることは無い。
しかし、婆さんまでオナゴは喰われてしまうのだ。
ルイザなんて、飛竜から観たらご馳走だろう・・・
「そろ、そろ、だわ。」と、ユッコだ。
「ドウウウウンンン~ン。」と、地鳴りと共に爆発音が轟く。
「いまだ、行くぞ。」「え、え。」「了解。」「はい。」と、三連星と共に洞窟を駆けだした。
「あそこまで、行くぞ。」と、先の木立を示す。
なんとか、木々の間に隠れることができた。
「ふう。」「休憩するぞ。」と、態勢を整えるオレだ。
「じゃあ、あたいが見張りね。」と、ユッコだ。
そこは、序列が順番なのだ。 ユッコが1番、新米だからだが・・・
「あ、あ、助かるよ。」「じゃあ、2番目の爆発で。」「そうだな、ユリコの仕掛けたヤツが爆発したら、ここから出るぞ。」「了解だわ。」「ハイ、パパ。」「そうね。」と、意見が一致だ。
ウズメ姫は疲れたのか、オレの首に抱き付いてオネンネである。 ベルトで落ちないように留めてるのだ。
「スー、スー。」と、息が・・・ヒト型も呼吸するんだな・・・ある意味、かわいいウズメ姫である。
「こっちだ。」と、指示するオレだ。
「まってよ。」と、ユッコが・・・ユッコは背中のリュックから・・・・
「まさか、それは・・・」と、オレが言いかける。
「そう、時限爆弾よ。」と、ゴミの山へ隠している。
「ここへ入って、ここまでが3時間だったわね。」「うん。」「なら、3時間30分よ。」
なんと、やることがエグイのだ。
オレは、考え方がお花畑的な傾向があるのだが・・・
もちろん、パヨクではないのだが、飛竜への報復を忘れていたのだ。
ウズメ姫が無事だったことが、うれしくてである。
もう少し、危機感を持たねばならない。 そう、納得するオレである。
戦場には、敵のトラップが仕掛けられていることがあるのだ。
よく、戦死してるか確認するために、死体を蹴って・・・すると、爆弾が爆発するのだ。
双眼鏡などが、落ちてたら拾ってはいけない。 トラップかもしれないからだ。
拾うと、仕掛けられた爆弾が・・・ドカンだ。
まあ、この飛竜の巣ではトラップは無いからいいんだが。
こちらがトラップを仕掛けるのが、いい置き土産になるんだ。
そう、ウズメ姫の恐ろしさを知らしめるのだ~っ。
ゴミ捨て場らしき場所から洞窟を進む。
ビーコンが的確に進む方向を示してくれる。
このビーコンは来た道を示すのではなくて、通過した道の最短コースを示してくれるのだ。
通れないといけないから、一度通過した道を計算してダブルことがないようにである。
「待ってよ。」と、ユリコだ。
「ここが、よさそうね。」と、リュツクを降ろして、爆弾を・・・
大きな岩がある、その下の割れ目に爆弾を仕掛けるユリコだ。
「時間は、そうね2時間後ね。」と、タイマーを仕掛ける。
そして、砂を掛けてカモフラージュだ。 爆弾は見えなくなった。
「よく、そこまでできるんだね。」と、オレが言うと。
「ゲリラ戦は、専門の女官から叩き込まれたからね。」と、アリスが思い出したように言う。
米軍相手にバンザイ突撃ばかりの日本軍はパヨクのデマだ。
数や武器の量で勝る米軍相手に、ゲリラ戦をかました日本軍だ。
その伝統はベトコンへ受け継がれたのだ。 なんせ、教えたのは旧日本軍兵士だからな。
復員しないで、ベトナムの現地に残った兵士が教えたのである。 その墓まであるのだ。
ゲリラ戦は米軍が苦手なのだ。 それは、現在もである。
「しかし、ゲリラ専門の女官がいるのか?」と、思わず聞くオレだ。
「知らなかったの、パパ。」と、アリスだ。
「うむ、ぜひ会いたい。」と、即答するオレだ。
3人はニガ笑いだな・・・なんか、ありそうだが・・・
「じゃあ、無事帰れたら紹介するわ。」と、アリスだ。
「うむ、期待してるぞ。」と、夢を膨らませるオレである。 歴戦の勇士の女官なんて、想像するだけで・・・
「変に、期待しないほうがいいわよ、とうさん。」と、ユリコが釘を刺す。
「そうね、瞬殺だわね。」と、ユッコが妙な笑い顔だ。
それから、アリスが爆弾を仕掛ける。
やがて、はじめに入ってきた洞窟から・・・・
「ふう、やっと出られたわね。」と、一息・・・
「ギャア。」「ギャァ。」 飛竜が・・・
「いかん、戻るんだ。」と、洞窟へ入り直す。
「帰ってたのか。」と、オレが後悔だ。
予想できたことだが、機材が足りなくて外部モニターまで用意ができなかったのだ。
今更、遅いのだが・・・
「仕方がない、最初の爆弾が爆発するまで、待とう。」と、提案する。
「そうね、それしかないわね。」と、賛同する幼女らだ。
飛竜は動くモノに反応して攻撃するようだ。 そして、匂いで食べられるか判断するようである。
つまり、ヒトのオナゴの匂いが好物なんだろう・・・
でないと、野郎は殺されるだけだ、喰われることは無い。
しかし、婆さんまでオナゴは喰われてしまうのだ。
ルイザなんて、飛竜から観たらご馳走だろう・・・
「そろ、そろ、だわ。」と、ユッコだ。
「ドウウウウンンン~ン。」と、地鳴りと共に爆発音が轟く。
「いまだ、行くぞ。」「え、え。」「了解。」「はい。」と、三連星と共に洞窟を駆けだした。
「あそこまで、行くぞ。」と、先の木立を示す。
なんとか、木々の間に隠れることができた。
「ふう。」「休憩するぞ。」と、態勢を整えるオレだ。
「じゃあ、あたいが見張りね。」と、ユッコだ。
そこは、序列が順番なのだ。 ユッコが1番、新米だからだが・・・
「あ、あ、助かるよ。」「じゃあ、2番目の爆発で。」「そうだな、ユリコの仕掛けたヤツが爆発したら、ここから出るぞ。」「了解だわ。」「ハイ、パパ。」「そうね。」と、意見が一致だ。
ウズメ姫は疲れたのか、オレの首に抱き付いてオネンネである。 ベルトで落ちないように留めてるのだ。
「スー、スー。」と、息が・・・ヒト型も呼吸するんだな・・・ある意味、かわいいウズメ姫である。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
名前を書くとお漏らしさせることが出来るノートを拾ったのでイジメてくる女子に復讐します。ついでにアイドルとかも漏らさせてやりたい放題します
カルラ アンジェリ
ファンタジー
平凡な高校生暁 大地は陰キャな性格も手伝って女子からイジメられていた。
そんな毎日に鬱憤が溜まっていたが相手が女子では暴力でやり返すことも出来ず苦しんでいた大地はある日一冊のノートを拾う。
それはお漏らしノートという物でこれに名前を書くと対象を自在にお漏らしさせることが出来るというのだ。
これを使い主人公はいじめっ子女子たちに復讐を開始する。
更にそれがきっかけで元からあったお漏らしフェチの素養は高まりアイドルも漏らさせていきやりたい放題することに。
ネット上ではこの怪事件が何らかの超常現象の力と話題になりそれを失禁王から略してシンと呼び一部から奉られることになる。
しかしその変態行為を許さない美少女名探偵が現れシンの正体を暴くことを誓い……
これはそんな一人の変態男と美少女名探偵の頭脳戦とお漏らしを楽しむ物語。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
【R18】ダイブ〈AV世界へ堕とされたら〉
ちゅー
ファンタジー
なんの変哲も無いDVDプレーヤー
それはAVの世界へ転移させられる魔性の快楽装置だった
女の身体の快楽を徹底的に焦らされ叩き込まれ心までも堕とされる者
手足を拘束され、オモチャで延々と絶頂を味わされる者
潜入先で捕まり、媚薬を打たれ狂う様によがる者
そんなエロ要素しかない話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる