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やはり、飛竜だったんだ。
まだ、滅んでいなかったのか・・・
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朝が、朝がきた。 そう、日が昇ったのだ。
「試し撃ちだわ。」と、アリスが杖に帯電させる。 アリスは青い光だな。
この探索で三連星は魔法に色が付いたようだ。
「崖には当てるなよ。」と、飛竜に気づかれては・・・まずいからだ。
「そうね。」と、光が消えた。
「ねえ、とうさん。」「なんだ、ユリコ。」「そろそろ、じゃないかな。」と、断崖をみつめる。
「ん、でたぞ。」と、オレが断崖を示した。
「ギャァ。」「ギャア。」「ギ、ギャア。」と、飛竜が次々と断崖からダイブして飛び上がる。
「やはり、滅んでなかったのね。」と、アリスが・・・・
学校の授業で飛竜討伐の話は聞いてるからだ。
なんせ、ルイザはオレと飛竜の島の攻略を・・・まあ、過去のことだが。
「じゃあ、地竜も当然だわね。」と、ユッコだ。
「まるで、魔物の大陸だわ。」と、アリスが駄弁る。
「やはり、朝に巣から飛び立つんだわ。」と、飛竜の習性をアリスが・・・・
「うむ、待ってよかったな。」「やつらが、居なくなってから、巣を捜索だな。」と、計画をのべるオレだ。
ユッコがスコップを持って・・・あ、あ、ウンチかな? セクハラになるから沈黙のオレだ。
さすがに、馬での探索と救助には、簡易洗浄トイレは・・・持ってはいけない。
どうしても、野糞となってしまうのだ。
そこは、攻撃型魔法少女は野糞の訓練も完璧なのだ。
背後を守るために、ユリコが連れだ。
アリスはオレが覗かないように、見張りかな・・・まさか、実の娘の野糞は覗かないオレだ。
「しかし、まだ飛竜が出てくるぞ。」「何匹居るんだよ。」と、驚くオレだ。
絶え間なく飛竜が飛び立つ断崖だ。
「大きさは、どう?」と、アリスがオレへ聞く。
「うむ、同じくらいかな。」「でも、こんな数は初めて見るぞ。」と、驚くオレである。
王都へ飛来した飛竜より、はるかに数が多いのだ。
「やつらは、どこでエサを・・・」 謎が多いが、ウズメ姫の救助が先決だ。
アリスやユリコ、ユッコは断崖への準備ができたようだ。
やがて、飛竜が断崖から飛び立たなくなった。
「よし、では救援に出かけるぞ。」と、気勢をあげるオレだ。
まるで、鬼ヶ島の鬼退治だな。 3名の家来と、共に出かけるオレである。
桃太郎は、たぶんオレではないぞ。 そんなに、強くないからだ。
おそらく、個人で最大火力はユッコだろう。
決して、表に表さないが・・・アリスは知ってるから、自身のチームへ取り込んだのだ。
いまの三連星チームなら三つ首竜も瞬殺だろう。
そう、確信するオレなのだ。
「うわぁ。」と、上を見上げる幼女らだ。
確かに、断崖である。 切り立った崖だ。 いま、その底辺にたどり着いたオレ達だ。
「どこから、飛竜の巣へ入ろうかな。」と、うろつくオレである。
「ここなんて、どう?」と、ユッコが早々に見つける。
「おお、洞窟だな。」と、納得のオレだ。
どうやら、断崖は飛竜により、穴や洞窟が・・・多々あるようである。
「まるで、迷宮だな。」「どこか、わからなくなりそうだ。」
「どうさん、ビーコンは?」「そうだ、こんなときのビーコンだな。」と、あわてて最初の洞窟へ戻る。
そして、ビーコンを置く。 「スイッチを忘れないでね。」と、ユリコだ。
「あ、あ。」と、忘れないでONへ切り替えた。
そして、中継器となる子機を歩きながら間隔を開けて地面にポイと置くのだ。
子機は豆粒大の大きさのモノである。
子機をたどれば、出口へビーコンが誘導してくれるスグレモノなのだ。
洞窟の曲がるところの地面にポイするのである。
かなり入り組んだ迷宮だ。 ビーコンが無いと、とても戻れない。
やがて、変なところへ・・・
「まるで、ゴミ捨て場だわ。」と、アリスが感想を述べる。
卵の殻や木の枝や、バラバラの骨が散乱している。
「ウズメ姫っ。」・・・・ウズメ姫のヒト型が・・・転がっている。
喰えないから、ポイしたんだろう。 なんせ、リカちゃん人形と同じだ。 食い物ではないのだ。
「わかるか、ウズメ姫っ。」 と、ヒト型を抱き上げて・・・
「やっと、来てくれたのね。」「すまない、遅れた。」「いいわよ、喰われなかったし。」
「許してくれるか?」「そうね、どうしょうかな~。」「オレが悪かった、反省してる。」
と、ウズメ姫へ許しを請うオレだ。
3名の幼女らは・・・ドン引きだ。
ひたすら謝罪するオレと、ふんぞり返ったリカちゃん人形の対比にである。
空気を読んで、沈黙の幼女らである。
やがて、「飛竜が戻ってきたらヤバイよ。」と、アリスがオレの背中をツン、ツンだ。
そこは、さすが初代攻撃型魔法少女のアリスだ。 助け舟を出してくれるのだ。
仕方なく、ウズメ姫はオレをイジルのをやめるのだ。
ビーコンを起動する。 まあ、手元の起動スイッチを入れるだけだが。
「こっちだ。」と、手元の機器の矢印へ向かう。
ウズメ姫は、オレの首に抱き付いている。
どうやら、オレの脳内のウズメ姫の部分とのつながりが戻ったようだ。
ウズメ姫がヒト型であってよかった、でないと飛竜のエサだからだ。
さすがに、特殊シリコン製のヒト型は喰えないからね・・・
匂いも味もしないからだ。
たぶん、たぶんだ。 飛竜はオナゴの匂いに敏感なんだ。 例はルイザの、おマンコの匂いだ。
これは、もしかしてだ。 攻撃型魔法少女は子宮が無い。 オナゴの匂いが無いのだ。
なら、飛竜は喰わないんじゃないかな・・・そう、直観するオレである。
(子宮が無いのは、確認したわけではない。 あくまで想像なのだ。)
「試し撃ちだわ。」と、アリスが杖に帯電させる。 アリスは青い光だな。
この探索で三連星は魔法に色が付いたようだ。
「崖には当てるなよ。」と、飛竜に気づかれては・・・まずいからだ。
「そうね。」と、光が消えた。
「ねえ、とうさん。」「なんだ、ユリコ。」「そろそろ、じゃないかな。」と、断崖をみつめる。
「ん、でたぞ。」と、オレが断崖を示した。
「ギャァ。」「ギャア。」「ギ、ギャア。」と、飛竜が次々と断崖からダイブして飛び上がる。
「やはり、滅んでなかったのね。」と、アリスが・・・・
学校の授業で飛竜討伐の話は聞いてるからだ。
なんせ、ルイザはオレと飛竜の島の攻略を・・・まあ、過去のことだが。
「じゃあ、地竜も当然だわね。」と、ユッコだ。
「まるで、魔物の大陸だわ。」と、アリスが駄弁る。
「やはり、朝に巣から飛び立つんだわ。」と、飛竜の習性をアリスが・・・・
「うむ、待ってよかったな。」「やつらが、居なくなってから、巣を捜索だな。」と、計画をのべるオレだ。
ユッコがスコップを持って・・・あ、あ、ウンチかな? セクハラになるから沈黙のオレだ。
さすがに、馬での探索と救助には、簡易洗浄トイレは・・・持ってはいけない。
どうしても、野糞となってしまうのだ。
そこは、攻撃型魔法少女は野糞の訓練も完璧なのだ。
背後を守るために、ユリコが連れだ。
アリスはオレが覗かないように、見張りかな・・・まさか、実の娘の野糞は覗かないオレだ。
「しかし、まだ飛竜が出てくるぞ。」「何匹居るんだよ。」と、驚くオレだ。
絶え間なく飛竜が飛び立つ断崖だ。
「大きさは、どう?」と、アリスがオレへ聞く。
「うむ、同じくらいかな。」「でも、こんな数は初めて見るぞ。」と、驚くオレである。
王都へ飛来した飛竜より、はるかに数が多いのだ。
「やつらは、どこでエサを・・・」 謎が多いが、ウズメ姫の救助が先決だ。
アリスやユリコ、ユッコは断崖への準備ができたようだ。
やがて、飛竜が断崖から飛び立たなくなった。
「よし、では救援に出かけるぞ。」と、気勢をあげるオレだ。
まるで、鬼ヶ島の鬼退治だな。 3名の家来と、共に出かけるオレである。
桃太郎は、たぶんオレではないぞ。 そんなに、強くないからだ。
おそらく、個人で最大火力はユッコだろう。
決して、表に表さないが・・・アリスは知ってるから、自身のチームへ取り込んだのだ。
いまの三連星チームなら三つ首竜も瞬殺だろう。
そう、確信するオレなのだ。
「うわぁ。」と、上を見上げる幼女らだ。
確かに、断崖である。 切り立った崖だ。 いま、その底辺にたどり着いたオレ達だ。
「どこから、飛竜の巣へ入ろうかな。」と、うろつくオレである。
「ここなんて、どう?」と、ユッコが早々に見つける。
「おお、洞窟だな。」と、納得のオレだ。
どうやら、断崖は飛竜により、穴や洞窟が・・・多々あるようである。
「まるで、迷宮だな。」「どこか、わからなくなりそうだ。」
「どうさん、ビーコンは?」「そうだ、こんなときのビーコンだな。」と、あわてて最初の洞窟へ戻る。
そして、ビーコンを置く。 「スイッチを忘れないでね。」と、ユリコだ。
「あ、あ。」と、忘れないでONへ切り替えた。
そして、中継器となる子機を歩きながら間隔を開けて地面にポイと置くのだ。
子機は豆粒大の大きさのモノである。
子機をたどれば、出口へビーコンが誘導してくれるスグレモノなのだ。
洞窟の曲がるところの地面にポイするのである。
かなり入り組んだ迷宮だ。 ビーコンが無いと、とても戻れない。
やがて、変なところへ・・・
「まるで、ゴミ捨て場だわ。」と、アリスが感想を述べる。
卵の殻や木の枝や、バラバラの骨が散乱している。
「ウズメ姫っ。」・・・・ウズメ姫のヒト型が・・・転がっている。
喰えないから、ポイしたんだろう。 なんせ、リカちゃん人形と同じだ。 食い物ではないのだ。
「わかるか、ウズメ姫っ。」 と、ヒト型を抱き上げて・・・
「やっと、来てくれたのね。」「すまない、遅れた。」「いいわよ、喰われなかったし。」
「許してくれるか?」「そうね、どうしょうかな~。」「オレが悪かった、反省してる。」
と、ウズメ姫へ許しを請うオレだ。
3名の幼女らは・・・ドン引きだ。
ひたすら謝罪するオレと、ふんぞり返ったリカちゃん人形の対比にである。
空気を読んで、沈黙の幼女らである。
やがて、「飛竜が戻ってきたらヤバイよ。」と、アリスがオレの背中をツン、ツンだ。
そこは、さすが初代攻撃型魔法少女のアリスだ。 助け舟を出してくれるのだ。
仕方なく、ウズメ姫はオレをイジルのをやめるのだ。
ビーコンを起動する。 まあ、手元の起動スイッチを入れるだけだが。
「こっちだ。」と、手元の機器の矢印へ向かう。
ウズメ姫は、オレの首に抱き付いている。
どうやら、オレの脳内のウズメ姫の部分とのつながりが戻ったようだ。
ウズメ姫がヒト型であってよかった、でないと飛竜のエサだからだ。
さすがに、特殊シリコン製のヒト型は喰えないからね・・・
匂いも味もしないからだ。
たぶん、たぶんだ。 飛竜はオナゴの匂いに敏感なんだ。 例はルイザの、おマンコの匂いだ。
これは、もしかしてだ。 攻撃型魔法少女は子宮が無い。 オナゴの匂いが無いのだ。
なら、飛竜は喰わないんじゃないかな・・・そう、直観するオレである。
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