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討伐トリオ結成だ。
電撃の3連星
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「それで、小悪魔とは初めて聞くが。」と、オレがルイザへ質問だ。
「あ、あ、小悪魔ね。」「そうね、伝説にあるだけで、現物は見たことないわ。」と、ルイザだ。
「では、伝説でいいから教えてよ。」「いいわよ。」
「あんたは、小鬼を知ってるわね。」「あ、あ、ゴブリンだろ。」「そうとも、言うわ。」
「なら、駆け出しのヤツでも。」「それは、1匹の場合だわ。」「小鬼は1匹だが。」
「それは、野良のヤツよ。」「まさか、小鬼の集団か・・・」「そうよ。」「まさか・・・」
「数が集まれば、ヤバイぞ。」と、オレだ。 「そうね、低レベルの駆け出しの冒険者でも1匹なら、カンタンだわ。」「でも、100匹、200匹なら。」「ひとりでは勝てんぞ。」「そうね。」
「その小鬼が雲霞のごとく、喰い焦ってきたら・・」「そうだな、この国も小鬼の国になるな。」
「それが、小悪魔伝説よ。」「でも、伝説なんじゃあ。」「でも、この書状には、はっきりと伝説にアラズと書いてあるわ。」と、ルイザが書状を見せる。
そこには、「これは、伝説では無い。」と書いてあった、それも赤字でだ。 赤字は危険な場合の注意書きに使うものである。
「場所は、エルザか・・・」「そうよ。」「たぶん、エルザの街はヒトは喰われて、もう誰もいないでしょうね。」「でも、確か、リオンよりヒトは多かったはずだが。」と、唖然とするオレだ。
「斥候は、送ったのか。」「まさか、死にに送るようなものだわ。」「しかし、誰かが、確認を・・・」
「そんな、命令はライラ様でも無理だわ。」と、ルイザが吐く。
「オレがキント雲で。」「なら、頼めるかしら。」 えっ、やけに簡単に言いやがる・・・
「地上には、決して降りないでね。」と、ルイザが・・・
「あんただけで、必ず行ってね。」と、ヤケに・・・
「あ、あ、弟子は連れてかないよ。」と、当然だ。 なんせ、幼女だ。
ゴブリンに喰われてたまるかだ。 やらかい幼女の肉だ。 アマテラス様に、オレが討伐されそうだ。
「とりあえず、空(うえ)から、エルザの街を見てくるよ。」「え、え、お願いね。」と、ルイザがブチューと、
息ができない・・・
「では。」「うん、必ず帰ってきてね。」「あ、あ。」と、キント雲を呼ぶ。
「パパ、紫電改を使って。」:と、アリス(ラステァ初代。)が、うれしい進言だ。
「ありがと、アリス。」「ううん、あたいはパパの子だから。」と、抱き付いた。
かわいい~ヤツだ。 「こんど、ショートケーキだな。」「うん、期待してる。」と、おマセなガキである。
キント雲が待機で、紫電改だ。
初代ラステァが改造を施したヤツだ。 どこで調べたのか、完全に日本海軍の紫電改である。
四枚ペラに寸胴の胴体、そして日の丸が・・・
単なる画像処理ではないのだ。 遊園地の飛行塔の飛行機モデルの感じだ。 簡単な計器と操縦桿まであるのだ。
もちろん、滑走はしないし、ドロ~ンであるから、そのまま乗るだけだが・・・
雰囲気は最高である。 目標は米軍の空母だ・・・・妄想が噴射するオレである。
「発進する。」と、オレだ。 帽振れで、見送るルイザと2人の幼女だ。
オナゴに見送られて発進である。 後顧の憂い(こうこのうれい)は無いのだ。(後々の心配ごとは無い。)
リオンの街が見えなくなる。 さすが、紫電改だ。 四枚ペラは伊達ではないのだ。
馬車で、リオンからエルザまでは三日ほどだ。 30分もあれば、紫電改ならイケるのである。
「これは、なんなんだ。」と、驚くオレである。
もちろん、眼下を見て言ってるのだ。 地面がゴブリンだらけである。
禿頭の丸いゴブリンしか見えない。 ワサ、ワサ、居るのだ。 数は、数万は・・・
そのゴブリンの丸い禿頭しか見えないのだ。 エルザの街はゴブリンで埋まってるのだ。
「誰も、生き残ってない・・・」と、探す。 エルザの役所の上に旗が・・・「おお、旗が動いてるぞ。」
誰かが、オレをみて、役所の屋根の上から振ってるんだ。
「おお、生き残こりだな。」と、ドロ~ンが、この場合は便利である。
紫電改の座席をずらして、旗振り人を救出したのである。
「あんがと、助かったわ。」と、見るとエルザの街の首長らしい感じである。
なぜなら、彼女の居た場所の下が首長室だからだ。
「君は?」「エルザの首長のエルザですわ。」 まぎらわしい名前だ。
生き残りを乗せて、リオンへ帰還するオレである。
紫電改でよかった、キント雲では余分に乗せられないからだ。
ルイザが、「あんたが、生き残りを見っけてくれて助かったわ。」「エルザから、小悪魔の様子がわかったわ。」と、落ち着いた顔のルイザだ。
「敵の動きがわかったから、対処の方法も考えられたわ。」と、ルイザだ。
「では、説明するわ。」と、エルザも交えて作戦会議である。
もちろん、初代と二代目も参加であるのだ。 幼女とはいえ、貴重な戦力なのだ。
「あ、あ、小悪魔ね。」「そうね、伝説にあるだけで、現物は見たことないわ。」と、ルイザだ。
「では、伝説でいいから教えてよ。」「いいわよ。」
「あんたは、小鬼を知ってるわね。」「あ、あ、ゴブリンだろ。」「そうとも、言うわ。」
「なら、駆け出しのヤツでも。」「それは、1匹の場合だわ。」「小鬼は1匹だが。」
「それは、野良のヤツよ。」「まさか、小鬼の集団か・・・」「そうよ。」「まさか・・・」
「数が集まれば、ヤバイぞ。」と、オレだ。 「そうね、低レベルの駆け出しの冒険者でも1匹なら、カンタンだわ。」「でも、100匹、200匹なら。」「ひとりでは勝てんぞ。」「そうね。」
「その小鬼が雲霞のごとく、喰い焦ってきたら・・」「そうだな、この国も小鬼の国になるな。」
「それが、小悪魔伝説よ。」「でも、伝説なんじゃあ。」「でも、この書状には、はっきりと伝説にアラズと書いてあるわ。」と、ルイザが書状を見せる。
そこには、「これは、伝説では無い。」と書いてあった、それも赤字でだ。 赤字は危険な場合の注意書きに使うものである。
「場所は、エルザか・・・」「そうよ。」「たぶん、エルザの街はヒトは喰われて、もう誰もいないでしょうね。」「でも、確か、リオンよりヒトは多かったはずだが。」と、唖然とするオレだ。
「斥候は、送ったのか。」「まさか、死にに送るようなものだわ。」「しかし、誰かが、確認を・・・」
「そんな、命令はライラ様でも無理だわ。」と、ルイザが吐く。
「オレがキント雲で。」「なら、頼めるかしら。」 えっ、やけに簡単に言いやがる・・・
「地上には、決して降りないでね。」と、ルイザが・・・
「あんただけで、必ず行ってね。」と、ヤケに・・・
「あ、あ、弟子は連れてかないよ。」と、当然だ。 なんせ、幼女だ。
ゴブリンに喰われてたまるかだ。 やらかい幼女の肉だ。 アマテラス様に、オレが討伐されそうだ。
「とりあえず、空(うえ)から、エルザの街を見てくるよ。」「え、え、お願いね。」と、ルイザがブチューと、
息ができない・・・
「では。」「うん、必ず帰ってきてね。」「あ、あ。」と、キント雲を呼ぶ。
「パパ、紫電改を使って。」:と、アリス(ラステァ初代。)が、うれしい進言だ。
「ありがと、アリス。」「ううん、あたいはパパの子だから。」と、抱き付いた。
かわいい~ヤツだ。 「こんど、ショートケーキだな。」「うん、期待してる。」と、おマセなガキである。
キント雲が待機で、紫電改だ。
初代ラステァが改造を施したヤツだ。 どこで調べたのか、完全に日本海軍の紫電改である。
四枚ペラに寸胴の胴体、そして日の丸が・・・
単なる画像処理ではないのだ。 遊園地の飛行塔の飛行機モデルの感じだ。 簡単な計器と操縦桿まであるのだ。
もちろん、滑走はしないし、ドロ~ンであるから、そのまま乗るだけだが・・・
雰囲気は最高である。 目標は米軍の空母だ・・・・妄想が噴射するオレである。
「発進する。」と、オレだ。 帽振れで、見送るルイザと2人の幼女だ。
オナゴに見送られて発進である。 後顧の憂い(こうこのうれい)は無いのだ。(後々の心配ごとは無い。)
リオンの街が見えなくなる。 さすが、紫電改だ。 四枚ペラは伊達ではないのだ。
馬車で、リオンからエルザまでは三日ほどだ。 30分もあれば、紫電改ならイケるのである。
「これは、なんなんだ。」と、驚くオレである。
もちろん、眼下を見て言ってるのだ。 地面がゴブリンだらけである。
禿頭の丸いゴブリンしか見えない。 ワサ、ワサ、居るのだ。 数は、数万は・・・
そのゴブリンの丸い禿頭しか見えないのだ。 エルザの街はゴブリンで埋まってるのだ。
「誰も、生き残ってない・・・」と、探す。 エルザの役所の上に旗が・・・「おお、旗が動いてるぞ。」
誰かが、オレをみて、役所の屋根の上から振ってるんだ。
「おお、生き残こりだな。」と、ドロ~ンが、この場合は便利である。
紫電改の座席をずらして、旗振り人を救出したのである。
「あんがと、助かったわ。」と、見るとエルザの街の首長らしい感じである。
なぜなら、彼女の居た場所の下が首長室だからだ。
「君は?」「エルザの首長のエルザですわ。」 まぎらわしい名前だ。
生き残りを乗せて、リオンへ帰還するオレである。
紫電改でよかった、キント雲では余分に乗せられないからだ。
ルイザが、「あんたが、生き残りを見っけてくれて助かったわ。」「エルザから、小悪魔の様子がわかったわ。」と、落ち着いた顔のルイザだ。
「敵の動きがわかったから、対処の方法も考えられたわ。」と、ルイザだ。
「では、説明するわ。」と、エルザも交えて作戦会議である。
もちろん、初代と二代目も参加であるのだ。 幼女とはいえ、貴重な戦力なのだ。
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