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2代目のラステァ。
あたいが、二代目よ。
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神の祠には、現在4名の攻撃型魔法少女が在籍している。 初代のラステァは、オレの弟子である。
現在、行動を共にしているのである。 残りの、3人は神の祠の保育所に世話係の女官と・・・そして、孕んだアンナは孕んだ子を育てるべく、世話係の女官に囲まれてる生活である。
「やはり、クロ~ンより、子宮から生まれるヒトは違うようじゃな。」と、アマテラス様だ。
メガネ女官が、「クロ~ンより、やはり子宮からが、試験管より母体から産まれる子が一味も二味も違います。」
「そうじゃな。」と、納得のアマテラス様である。
「しかし、アマテラス様。」「ん、なんじゃ。」「そろそろ、アンナの母体も・・・」「・・・・」「アマテラス様。」「わかっておるわ。」と、お怒りの顔だ。
しかし、遠慮なく女官は続ける。 (女官はメガネ組の医療に特化した女官である。)
「あまり、毎年産み続けると、母体が・・・」「・・・・」「アマテラス様。」「しかし、アンナは望んでいるのじゃぞ。」「それと、体の健康は違います。」「ううむ、では、5人で終わるとしよう。」「では。」と、メガネ組女官が下がる。
アマテラス様はイエスマンが嫌いなのだ。 遠慮をなく、文句をいうヤツが好きなのだ。
痛い苦言ほど、相手をおもってのことなのだ。 女官は、アマテラス様への苦言を平気でいうが、いざとなると平気で命を差し出すのだ。 まことの忠義であるのだ。
子を産むことは、とても体力を消耗するのだ。 アンナも連続の年子が5人だ。 いくら、女神の加護でも限界があるのである。 魚のカルシュウムを採れるような食事だが、年子が毎年では、骨や歯が・・・もろく・・・
「あたいは、二代目のラステァでちゅ。」「よくできました。」と、保育女官が手をパチパチだ。
攻撃型魔法少女はラステァ型と形式名がきまったのだ。 オレが教えてるのが、初代ラステァである。
3代目は3歳で、やっと歩行が・・・4代目は保育器の中だ。 4人目は未熟児だったのだ。
二代目も黒髪で、黒眼である。 日本人顔だ。 攻撃魔法は保育係の話ではレベル2だそうだ。
つまり、相手にダメージを近距離なら与えられるのだ。 レベル1は、魔法が発動できればである。
「れんちゃ。」と、イナズマの連射の練習だ。
的は、魔物の低位の小鬼だ。 殺すまでヤルのだ。 魔物を殺すことは、当然と学ばせるのである。
地面に杭をたてて、小鬼を縛り付けてある。 そこへ、イナズマの連射である。
黒こげになり、消し炭になれば、替わりの小鬼へ・・・
替えはいくらでも、湧いて出るのだ。 幼い子に、とはお花畑の思想である。
毎年、小鬼の集団に喰われるヒトのオナゴは数しれないからだ。
攻撃型魔法少女に生まれた宿命なのである。
魔物殲滅まで、道は遠いが・・・・がんばって魔物を殺さなくてはならない。
それで、4歳から魔物を殺す攻撃魔法の教育なのである。
そして、5歳から、オレの弟子であるのだ。
そして、学校へ入学の14歳までオレが面倒を・・・ ロリコンのオレなのだ。 幼女の面倒なぞ、いくらでも苦労をいとわないのである。
現在、地竜を一撃で倒すイナズマを撃てるように、ラステァを鍛えている。
それで、杖の超電導コイルが焼き切れてしまったのだ。 日に4発は最大威力のイナズマを帯電する超電導コイルだ。 さすがに、耐久性が・・・・
「ラステァよ。」「なあに、パパ。」「新しい杖は、欲しくないか。」 「これが、いいわ。」「なぜって、パパがくれたから。」と、うれしいことを・・・
「でも、先の宝玉は同じで、杖のところだけ替えたいんだ。」「どうちて?」
「それは、ラステァのイナズマに耐えられないらしいのだ。」「替えると、どうなるの。」
「それは、杖が少し長くなり、少し太くなるよ。」「先の宝石が同じならいいでちゅ。」と、なんとか許可を得る。
オレは、神の祠へメガネ組女官を訪ねた。
「きょうは、どうしたのですか。」と、白衣のメガネのお姉さんが・・・きびしいまなざしだ。
そこで、超電導コイルが焼き切れた杖を・・・
「これは、どうしたんですか。」「あ、あ、ラステァの電撃に耐えれなくなったんだ。」「でも、超電導コイルですよ、100万ボルトでも・・・」「まさか、100万ボルトより高出力なの。」「そうらしいな。」と、オレが。
「では、200万ボルトに耐えるコイルを造らねばなりません。」「7日ほど、時間をください。」
「いや、ここは300万ボルトのヤツを頼む。」と、オレがいう。
メガネ組の女官は・・・・・・だ。
「この宝玉では、無理ですわ。」と、オレが全財産を、はたいた宝石へ文句である。
「なら、下取りは出来ないか?」と、セコイ話が始まる。
神の祠も慈善団体ではないのだ。 ルイザやナデシコも毎月少なくない、お布施を・・・
払ってないのはオレくらいかな・・・
「では、30貫で、下取りを。」「もう、ひと声。」「では、これがギリですよ、32貫で。」
「しゃあないな、32でいいわ。」と、セコイ話のオレだ。
「で、耐えそうな宝玉は?」 「ありますが、追い金が・・・」「そうですね、58貫なら。」「・・・・・」
58も、持ち合わせがない。 あるわけない。 て、90貫もする宝玉なのかよ・・・
しかし、欲しいが無い袖は振れない。 ニヤリと女官が・・・
「わたくしも鬼ではございません。」「できるかぎり便宜をはかりたいと思います。」「そうか、期待したいが。」
「この、書類にサインを・・・」と、契約書を・・・
「えっ、これは・・・」 それは、年期奉公の契約書だ。
58貫を借財として、毎月返済するのである。 利息は、まあまあだな。
討伐人の仕事をこなせば、できないことはないが・・・早い話がロ~ンということだ。
契約書にはアマテラス信販と・・・「アマテラス様は、知らぬことゆえ、内密に願いまする。」と、メガネ女官である。
「仕方がない。」と、サインを・・・描いてしまったオレである。
そして、オレは300万ボルトに耐える宝玉を手に入れたのだ。
下取りの宝石と、色も種類も同じだからラステァには宝玉交換はバレないでスミそうだ。
そして、7日後である。 神の祠で女官から、新しい杖を受けとった。
正直、オレが使いたいくらいである。 まさに、90貫の宝玉が輝く。 ひと目で、すごいと声がでそうだ。
「ラステァ、待たせた、これが新しい杖だよ。」と、ラステァへ新しい杖を渡した。
「ありがと、パパ。」と、涙をうかべて喜ぶ幼女だ。 オレにとり、最高の気分だ。 幼女のうれし涙なんて・・・
「使ってみるか?」「え、え。」と、紫電改で上へ飛ぶラステァだ。 オレも、キント雲で付き合う。
やがて、荒野が見えてきた。 よく、攻撃魔法の練習をするところだ。
「あの、大きい岩なんて、どうだ。」と、数キロ先の巨岩を示した。
「チャラマンダー。」と即、叫び声が・・・
杖の先が光る。 そして、「ピッシャーーーン。」とイナズマが・・・一瞬で、大岩が粉々だ。
「ゴゴ、ゴゴゴ~~ンン。」と、岩が砕ける音が遅れて聞こえる。
「すごいでちゅー。」と、ラステァが小躍りする。 58貫も借金をしたかいが・・・あったようだ。
現在、行動を共にしているのである。 残りの、3人は神の祠の保育所に世話係の女官と・・・そして、孕んだアンナは孕んだ子を育てるべく、世話係の女官に囲まれてる生活である。
「やはり、クロ~ンより、子宮から生まれるヒトは違うようじゃな。」と、アマテラス様だ。
メガネ女官が、「クロ~ンより、やはり子宮からが、試験管より母体から産まれる子が一味も二味も違います。」
「そうじゃな。」と、納得のアマテラス様である。
「しかし、アマテラス様。」「ん、なんじゃ。」「そろそろ、アンナの母体も・・・」「・・・・」「アマテラス様。」「わかっておるわ。」と、お怒りの顔だ。
しかし、遠慮なく女官は続ける。 (女官はメガネ組の医療に特化した女官である。)
「あまり、毎年産み続けると、母体が・・・」「・・・・」「アマテラス様。」「しかし、アンナは望んでいるのじゃぞ。」「それと、体の健康は違います。」「ううむ、では、5人で終わるとしよう。」「では。」と、メガネ組女官が下がる。
アマテラス様はイエスマンが嫌いなのだ。 遠慮をなく、文句をいうヤツが好きなのだ。
痛い苦言ほど、相手をおもってのことなのだ。 女官は、アマテラス様への苦言を平気でいうが、いざとなると平気で命を差し出すのだ。 まことの忠義であるのだ。
子を産むことは、とても体力を消耗するのだ。 アンナも連続の年子が5人だ。 いくら、女神の加護でも限界があるのである。 魚のカルシュウムを採れるような食事だが、年子が毎年では、骨や歯が・・・もろく・・・
「あたいは、二代目のラステァでちゅ。」「よくできました。」と、保育女官が手をパチパチだ。
攻撃型魔法少女はラステァ型と形式名がきまったのだ。 オレが教えてるのが、初代ラステァである。
3代目は3歳で、やっと歩行が・・・4代目は保育器の中だ。 4人目は未熟児だったのだ。
二代目も黒髪で、黒眼である。 日本人顔だ。 攻撃魔法は保育係の話ではレベル2だそうだ。
つまり、相手にダメージを近距離なら与えられるのだ。 レベル1は、魔法が発動できればである。
「れんちゃ。」と、イナズマの連射の練習だ。
的は、魔物の低位の小鬼だ。 殺すまでヤルのだ。 魔物を殺すことは、当然と学ばせるのである。
地面に杭をたてて、小鬼を縛り付けてある。 そこへ、イナズマの連射である。
黒こげになり、消し炭になれば、替わりの小鬼へ・・・
替えはいくらでも、湧いて出るのだ。 幼い子に、とはお花畑の思想である。
毎年、小鬼の集団に喰われるヒトのオナゴは数しれないからだ。
攻撃型魔法少女に生まれた宿命なのである。
魔物殲滅まで、道は遠いが・・・・がんばって魔物を殺さなくてはならない。
それで、4歳から魔物を殺す攻撃魔法の教育なのである。
そして、5歳から、オレの弟子であるのだ。
そして、学校へ入学の14歳までオレが面倒を・・・ ロリコンのオレなのだ。 幼女の面倒なぞ、いくらでも苦労をいとわないのである。
現在、地竜を一撃で倒すイナズマを撃てるように、ラステァを鍛えている。
それで、杖の超電導コイルが焼き切れてしまったのだ。 日に4発は最大威力のイナズマを帯電する超電導コイルだ。 さすがに、耐久性が・・・・
「ラステァよ。」「なあに、パパ。」「新しい杖は、欲しくないか。」 「これが、いいわ。」「なぜって、パパがくれたから。」と、うれしいことを・・・
「でも、先の宝玉は同じで、杖のところだけ替えたいんだ。」「どうちて?」
「それは、ラステァのイナズマに耐えられないらしいのだ。」「替えると、どうなるの。」
「それは、杖が少し長くなり、少し太くなるよ。」「先の宝石が同じならいいでちゅ。」と、なんとか許可を得る。
オレは、神の祠へメガネ組女官を訪ねた。
「きょうは、どうしたのですか。」と、白衣のメガネのお姉さんが・・・きびしいまなざしだ。
そこで、超電導コイルが焼き切れた杖を・・・
「これは、どうしたんですか。」「あ、あ、ラステァの電撃に耐えれなくなったんだ。」「でも、超電導コイルですよ、100万ボルトでも・・・」「まさか、100万ボルトより高出力なの。」「そうらしいな。」と、オレが。
「では、200万ボルトに耐えるコイルを造らねばなりません。」「7日ほど、時間をください。」
「いや、ここは300万ボルトのヤツを頼む。」と、オレがいう。
メガネ組の女官は・・・・・・だ。
「この宝玉では、無理ですわ。」と、オレが全財産を、はたいた宝石へ文句である。
「なら、下取りは出来ないか?」と、セコイ話が始まる。
神の祠も慈善団体ではないのだ。 ルイザやナデシコも毎月少なくない、お布施を・・・
払ってないのはオレくらいかな・・・
「では、30貫で、下取りを。」「もう、ひと声。」「では、これがギリですよ、32貫で。」
「しゃあないな、32でいいわ。」と、セコイ話のオレだ。
「で、耐えそうな宝玉は?」 「ありますが、追い金が・・・」「そうですね、58貫なら。」「・・・・・」
58も、持ち合わせがない。 あるわけない。 て、90貫もする宝玉なのかよ・・・
しかし、欲しいが無い袖は振れない。 ニヤリと女官が・・・
「わたくしも鬼ではございません。」「できるかぎり便宜をはかりたいと思います。」「そうか、期待したいが。」
「この、書類にサインを・・・」と、契約書を・・・
「えっ、これは・・・」 それは、年期奉公の契約書だ。
58貫を借財として、毎月返済するのである。 利息は、まあまあだな。
討伐人の仕事をこなせば、できないことはないが・・・早い話がロ~ンということだ。
契約書にはアマテラス信販と・・・「アマテラス様は、知らぬことゆえ、内密に願いまする。」と、メガネ女官である。
「仕方がない。」と、サインを・・・描いてしまったオレである。
そして、オレは300万ボルトに耐える宝玉を手に入れたのだ。
下取りの宝石と、色も種類も同じだからラステァには宝玉交換はバレないでスミそうだ。
そして、7日後である。 神の祠で女官から、新しい杖を受けとった。
正直、オレが使いたいくらいである。 まさに、90貫の宝玉が輝く。 ひと目で、すごいと声がでそうだ。
「ラステァ、待たせた、これが新しい杖だよ。」と、ラステァへ新しい杖を渡した。
「ありがと、パパ。」と、涙をうかべて喜ぶ幼女だ。 オレにとり、最高の気分だ。 幼女のうれし涙なんて・・・
「使ってみるか?」「え、え。」と、紫電改で上へ飛ぶラステァだ。 オレも、キント雲で付き合う。
やがて、荒野が見えてきた。 よく、攻撃魔法の練習をするところだ。
「あの、大きい岩なんて、どうだ。」と、数キロ先の巨岩を示した。
「チャラマンダー。」と即、叫び声が・・・
杖の先が光る。 そして、「ピッシャーーーン。」とイナズマが・・・一瞬で、大岩が粉々だ。
「ゴゴ、ゴゴゴ~~ンン。」と、岩が砕ける音が遅れて聞こえる。
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