冒険者の学校。

ゆみすけ

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感謝されるのは、悪い気がしないものだ。

これが、治癒魔法女子の気分なの・・・

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 「それで、礼金の件だが。」と、言いにくそうにリングが・・・「いや、オレ達は研修中にたまたま見かけただけだ。」「それで、礼金はもらえない。」と、お断りする。 
 正規の治癒魔法士ではないし、ラステァは勝手に治療したのだ。 役所へ治癒魔法士として登録もされていない。 ここで、礼金を受け取れば、モグリの治療になってしまうのだ。 
 「そうか、ならカシひとつということで。」と、リングがいう。 リングのような顔のあるヤツへのカシは大きいのだ。
 「こちらも、それでOKだ。」「では、先を急ぐので。」と、紫電改とキント雲で、ふたりが飛び去った。 
去り際は、格好いい方がいいのだ。 

 その日が終わってから、しばらくはラステァがヤケに機嫌がよかったのだ。 そりゃあ、10人の大男が平伏したのだ。 王女様の気分だろう。 治癒魔法少女の面目を果たしたのだから・・・
 「やけに、機嫌が良さそうだが。」と、聞いてみる。 ニヤついて、答えない。 
5歳の彼女には、早かったかな。  「ところで、母親のところへ、帰省は?」と、帰りたいか聞いてみた。
 「ううん、パパが居るから、このままで学びたいわ。」と、優等生の発言だ。
「それに、一人前になってから、帰りたいの。」と・・・
 まだ、母親が恋しいだろうに・・・ 「なにを、感慨深げなのよ。」と、ウズメ姫だ。
「あ、あ、ラステァが。」と、言いかけると。 「あんたも、甘いわね。」「さすが、ロリ亭主だわ。」と、ニヤっくウズメ姫である。 
 「まあ、治癒魔法子女は尊敬されるからね。」と、そして、「あたいも、使えるのよ。」と、ドヤ顔だ。
「えっ、でも、どうやって?」と、オレだ。 「あんたの、ナノ・マシンはあたいの配下だわ。」「だから、治癒魔法が使えるのよ。」「でも、オレは野郎だぞ。」「あたいと、同時に存在できるでしょ。」「そうだが。」「なら、治癒魔法もルイザやナデシコよりできるわよ。」「そりゃあ、いちおう女神様だからな。」「言い方が、ウザいんですけど。」と、ウズメ姫が・・・
 
 しかし、オレの姿で、治癒魔法は・・・ドン引きだな。 オレが、とても耐えられないのだ。 女装で道をあるくようなものなのだ。 治癒魔法はオナゴのモノなのだ。
 「なら、あたいの幻影を見せれば、いいんじゃないの?」と、ウズメ姫だ。 
「しかし、オレの精神が・・」「なら、その間だけでも、他人モードなら、どう?」と、そして、「なんなら、ラステァへも教えられるわよ。」と、誘惑的な言動である。 
 まあ、ラステァへの治癒魔法訓練は必要なことである。 だから、そろそろ里帰りと水を向けてみたが、否定されてしまったのだ。 
 そのとき、閃いたのが先日のウルフ・ドックの件である。 
「そうだ、冒険者や討伐人が現場でケガで、窮地なときに駆けつける方法ならいけそうだ。」と、思いついたのだ。
 なんせ、治癒魔法子女は危険な現場にはいないのだ。  治癒魔法子女は治癒魔法だけなのだ。 
自身を守るすべは、無い。 まあ、刀やナイフで自衛くらいなら、の程度なのだ。 討伐する魔物には、まず勝てない。 そして、冒険者や討伐人も治癒魔法士を同伴は無理である。 とても、他人を守りながら魔物の討伐なぞ、できはしないのだ。 犬や猫が相手では無いのだ。 それに、貴重な治癒魔王子女がやられたら、責任がもてないのだ。 他の冒険者なぞから非難の嵐である。
 それで、王都の役所から治癒魔法士の冒険者らへの同伴は禁止されてるのだ。
罰則は、死刑の首チョンである。 それほど、治癒魔法子女は貴重なのだ。 昨年に、50名の卒業した魔法子女は街や村での盗りあいだったのだ。 
 ナデシコ先生やルイザの元には、治癒魔法子女の派遣嘆願が連日のことであるのだ。
各街や村へすべて配置されるには、50年から60年先のことなのである。
 
 リオンの街に、ルイザとナデシコやライラという複数の治癒魔法士の存在はリオンだけなのだ。
王都でさえ、3名しかいないのだ。(アエリアとエリアラやエリーゼだ。) やはり、神の祠の存在は大きいのである。 アマテラス様も治癒魔法が使えるが、恐れ多くてダメにきまってるのだ。
 おそらく、生体再生もアマテラス様なら可能だろう。 喰われた腕や足の再生である。
なんせ、オレの切れたチンポコを再生してくれたのだから。 それも、パワーアップしてである。
 
 ひさびさに、学校へ顔を出した。 なんせ、ラステァへかかりっきりだったからだ。
「あら、パパですよ~皆さん。」と、ルイザがからかう。 すると、5歳の治癒魔法幼女が・・・・一斉にオレを・・・
 皆、ほぼ同じ顔だ。 黒髪に黒い眼である。 ちなみに、母親である治癒魔法少女は赴任地へ派遣されて、治癒魔法幼女らは寄宿舎生活である。
 「パパ、パパなのね。」「パパァ~。」「パ・・・」 しまった、来るんじゃなかった。 ラステァモドキが49名いるのだった。
 「会いたかった、あんあんあん。」と、泣き出す幼女が・・・
「ううむ、では、なるべく顔をだそう。」と、言うと、チラ見してるから、嘘泣きだー。
 保母係の女官からの話では、全員がナノ・マシンを生まれながらにもってるらしい。
それで、治癒魔法は使えるそうだ。 その治癒魔法を保母の女官らが教えてるとか・・・
 「攻撃型は?」と、試しに聞いてみた。 しかし、答えはノーだった。
やはり、攻撃型はラステァのみだった。
 まてよ、アンナが孕めば、攻撃型ばかり産むのではないか・・・と、余計なことを・・・
アマテラス様の元で・・・アンナは元気かな・・・・

 そのころ、神の祠では、「種付けじゃ。」の、アマテラス様の声が・・・
そして、アンナがM字開脚で、そして精子注入器が・・・種付け女官が、おマンコを押し開いて・・・ぐい、と奥まで注入器が挿入される。
 アンナには、すでに睡眠魔法は必要ない。 
「あ、あ、アマテラス様、あたいは、あたいは。」 「アンナや、わらわの希望のアンナや。」 「あい、あい。」
 「5人目も元気な子を頼むぞへ。」 「あい、あい。」 
完全にアマテラス様の信者のアンナであるようだ。 太い精子注入器の快感に溺れるアンナであった。
 ということは、攻撃型魔法幼女が、ラステァを含めて4人は居るのだ。 
そして、「種付けを確認しました。」と、女官が・・・5人目も・・・
 
 
 
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