冒険者の学校。

ゆみすけ

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魔法少女の片鱗。

攻撃魔法が使える訳・・・

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 神の祠で、女官として働いているアンナの娘ラステァが攻撃魔法が使えることが判明している。
それで、アマテラス様がラステァの体内のナノ・マシンと意思の疎通で、解析を試みていた。
 「なんじゃと、攻撃魔法は電流の流れを、そちらが増幅しているのじゃと。」と、アマテラス様が。
「そうです、我らナノ・マシンが体内の神経に流れる電流を数億倍へ増幅しているのです。」と、ナノ・マシンの集合体からの回答だ。
 ヒトの神経は微弱な電流で伝わっている。 その神経の電流が攻撃型魔法少女はナノ・マシンと相性が抜群なのだ。 ナノ・マシンはアマテラス様が与えるモノと違いはないのだが・・・
  
 治癒魔法の治療する光も、この体内電流を変異させているのである。 光は殺菌の効果がある紫外線やら赤外線などを組み合わせて治療するのだ。 もちろん、単なる光ではないのだが。
 「それで、どんな攻撃魔法が、あるのじゃ。」と、肝心のところを問う、アマテラス様だ。
「それは、落雷の魔法から電気ショックまで、電気を原理に使った魔法です。」と、ナノ・マシンが答えた。
 「しかし、落雷となると膨大な電力じゃぞ。」と、アマテラス様が・・・
「そうですが、そこが魔法たる所以です。」「単に電流を増大させるだけではないのです。」と、ナノ・マシンがもっともらしい話だ。
 「それで、落雷の威力は?」と、アマテラス様だ。 「ラステァの怒りのエネルギーですから、怒れば怒るほど威力は増大します。」と、ナノ・マシンだ。
つまり、感情で左右されるということだ。 「感情の動きで流れる電流も左右されますからね。」と、納得の意見である。
 「もちろん、怒りのコントロールができれば、さらに効果が増すと思います。」と、付け加えるマシンだ。
「つまり、修行で魔法の威力が調整できるじゃと。」「そうです。」「・・・」
 「そうじゃ、だれか攻撃魔法の使い手に弟子入りさせれば・・・」と、アマテラス様が・・・
「しかしじゃ、だれが・・・」「あいつしか、おらんようじゃ。」と、アマテラス様である。
 攻撃魔法のたぐいは、日本の科学技術を魔法に応用している、オレだけなのだ。 つまり、ロリ・幼女の弟子入りが・・・今から楽しみだ・・・(まさか、ラステァが自身の精子からの娘とは、予想もしないオレである。)
 
 アマテラス様からの呼び出しだ。
即、対応のオレである。 「アマテラス様、参上いたしました。」と、平伏する。
 「うむ、大儀じゃ。」「ハ、ハハァ~ッ。」と、平伏するオレである。 
「今日来てもらってのは、余の儀ではない。」「アンナの娘のラステァへ攻撃魔法の手ほどきを約束してほしいのじゃ。」「ハ、ハハァ~ッ。」と、即OKである。 
 なんせ、ロリ・幼女のラステァだ。 ルイザを蹴落としても、ヤルのである。
「まだ、1歳だ。」「ハァ。」「それで、5歳から教えてほしいのじゃ。」「承りました。」「それまでに、電気関係の攻撃魔法を鍛錬しておくのじゃ。」「ハ、ハァ~ッ。」と、平伏するオレである。

 しかし、電気関係の攻撃魔法か・・・ 落雷からスタンガンまで、もろもろだが・・・
アマテラス様からラステァの攻撃魔法の原理を聞いたオレは、日本の科学技術から落雷の電流に耐えるコイルとコンデンサーを杖の中に仕込むことにした。 
 杖の柄の部分にコイルを巻いて、杖の宝石はコンデンサーである。 コンデンサーとは電気をためる働きがあるのだ。
 それで、まずは落雷の魔法を使えるように、杖で細工したのだ。
コイルの柄は、超電導コイルだ。 コンデンサーは絶縁体に雲母を使い、水晶粉末と金を混ぜて、丸い玉を造る。
 その玉を仕込んだ杖を造る。 そこへ、電流を貯める。 
超電導コイルだから、無限に増幅できるのだ。 コンデンサーは金素材で、スライスした雲母を絶縁体にして電気を貯めたのだ。 
 そして、「えいっ。」と、電気を落雷にして飛ばした。
約、数キロ先まで落雷は飛んだのだ。 
 あとは、いかにものスタイルを造るのだ。 ロリ・幼女が惚れるくらいのスタイルを目指す。
杖の水晶球型のコンデンサーから自由に電気を飛ばせるまでに、約1年かかった。 電気が自由に産み出せるのだ。
 これは、ドロ~ンの電気もOKだろう。 なら、組み立て型の小型ドロ~ンを造り、それに乗り空を飛ぶ魔法である。 
 これで、落雷と飛行魔法の2種類である。 スタンガン魔法はカンタンである。
電流を超短波に変換して、電子レンジの応用の熱魔法を試行する。 調理ができる魔法である。
 持ったカップの中の水がお湯である。 なら、反対の氷魔法もできるだろう。 
電気が自由なら、あらゆる魔法が使いたい放題であるのだ。
 こうして、数十もの攻撃魔法がオレのモノとなったのだ。 
「アマテラス様、ラステァが5歳ですから、明日から弟子に取りたいと思いますが。」と、オレだ。
 「ユミスケよ、決して手を出しては、いかんぞよ。」と、アマテラス様だ。
「わかっています、オレにはルイザが付けたリングがありますから、手出しはいたしません。」と、誓うオレである。 「そうであったな、では明日から修行ということで。」と、アマテラス様である。
 こうして、ロリ・幼女のラステァとオレとの魔法修業がはじまったのである。
 
 
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