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意識が戻らない、ウズメ姫。
ツキヨミの新しい体を・・・
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「これは、どうしたのじゃ。」と、困惑するアマテラス様である。
日本の最高神である、女神様でも困ることがあるのだ。
数々の人体実験で、難なく治療ができるものと思ったんだが・・・
ウズメ姫は、眼を覚まさないからだ。
「ううむ、わちきとしたことが、どうしてじゃ、なぜじゃ。」と、計算速度をあげて発熱して冷却機能がマヒするほどである。
このままでは、またユミスケに助けてもらわねば・・・高速計算機もメンテナンスが必要なのである。
さすがのアマテラス様も、ウズメ姫とツキヨミが姉妹ケンカとは気が付かなかったのである。
「ウズメ姫、どうして眼を覚まさないんだ。」と、ウズメ姫の顔を覗き込む。
「オレがツキヨミばかりだからなのか・・・」と、ユミスケがいう。(そこまで、モテるわけでもない。)
「それは、初代ツキヨミがいるから、ついツキヨミと言ってしまうからだ。」 「決して、エコヒイキではないんだよ。」と、ウズメ姫の髪を直すユミスケである。 しかし、その声は、ウズメ姫に届くわけでないのである。
姉妹で、互いに罵倒の最中であるからだ。
仲が良かっただけに、ウズメ姫は、裏切られた感がハンパないのだ。
オナゴという生き物は、ブチ切れたら戻ることは無いのだ。
ひとつ例がある、諸君はキャンデイ・キャンディというラノベや漫画・アニメを古い人なら知ってる思うが。
昭和50年代半ば頃に売り出したアニメで、大ヒットしたのだ。 その後、原作者と漫画家での著作権裁判になった。 それで現在、アニメのDVD化は不可能である。
オナゴ同士の争いは、取り成しても解決は無理なのである。
ウズメ姫の罵倒に、散々ガマンしていたツキヨミもブチ切れて、ウズメ姫が眼を開けて「助けてユミスケ、あたいはツキヨミよ。」と・・・しかし即、ウズメ姫の意識にさえぎられてしまった。
そして互いに相手を、とてもここに記載できるような言葉ではない罵詈雑言で罵倒合戦を繰りひろげるのであった。
また、ルイザがやってきた。
「ねえ、ライラ様が顔を出して欲しいと。」と、とうとうライラからよびだしだ。
ライラのもとへ、ランクルで向かう。
「ねえ、帰ったなら顔を出してよ。」と、ライラだ。
「すまない、飛竜は討伐したのだが、もろもろの案件が詰まっていたんだ。」と、苦しい言い訳だ。
「あんた、出来ないからって、ルイザへ夢中なんじゃあ・・・」と、疑いの眼(まなこ)だ。
実際、そうなんだが。 それは、ライラもしってるんじゃあ・・・しかし、そんなこと聞けはしないのだ。
「ねえ、あんたの子が、よく動くのよ。」と、お腹をさする。
イレーヌが、「ライラ様、そろそろ。」と、ライラを連れて退出した。
「ふう。」と、ため息だ。 どうしたらいいんだ? つい、フラフラと…それが、いかなかったんだ。
いっそ、ルイザと二人で蓄電(夜逃げ)しようかとも思うんだが・・・
「ルイザ、二人で逃げるか。」と、言ってみた。
「あんた、いいの。」「うん。」と、返事だ。
数時間後、ルイザとユミスケは馬車で、リオンの街から放浪の旅へ~~~
日本の最高神である、女神様でも困ることがあるのだ。
数々の人体実験で、難なく治療ができるものと思ったんだが・・・
ウズメ姫は、眼を覚まさないからだ。
「ううむ、わちきとしたことが、どうしてじゃ、なぜじゃ。」と、計算速度をあげて発熱して冷却機能がマヒするほどである。
このままでは、またユミスケに助けてもらわねば・・・高速計算機もメンテナンスが必要なのである。
さすがのアマテラス様も、ウズメ姫とツキヨミが姉妹ケンカとは気が付かなかったのである。
「ウズメ姫、どうして眼を覚まさないんだ。」と、ウズメ姫の顔を覗き込む。
「オレがツキヨミばかりだからなのか・・・」と、ユミスケがいう。(そこまで、モテるわけでもない。)
「それは、初代ツキヨミがいるから、ついツキヨミと言ってしまうからだ。」 「決して、エコヒイキではないんだよ。」と、ウズメ姫の髪を直すユミスケである。 しかし、その声は、ウズメ姫に届くわけでないのである。
姉妹で、互いに罵倒の最中であるからだ。
仲が良かっただけに、ウズメ姫は、裏切られた感がハンパないのだ。
オナゴという生き物は、ブチ切れたら戻ることは無いのだ。
ひとつ例がある、諸君はキャンデイ・キャンディというラノベや漫画・アニメを古い人なら知ってる思うが。
昭和50年代半ば頃に売り出したアニメで、大ヒットしたのだ。 その後、原作者と漫画家での著作権裁判になった。 それで現在、アニメのDVD化は不可能である。
オナゴ同士の争いは、取り成しても解決は無理なのである。
ウズメ姫の罵倒に、散々ガマンしていたツキヨミもブチ切れて、ウズメ姫が眼を開けて「助けてユミスケ、あたいはツキヨミよ。」と・・・しかし即、ウズメ姫の意識にさえぎられてしまった。
そして互いに相手を、とてもここに記載できるような言葉ではない罵詈雑言で罵倒合戦を繰りひろげるのであった。
また、ルイザがやってきた。
「ねえ、ライラ様が顔を出して欲しいと。」と、とうとうライラからよびだしだ。
ライラのもとへ、ランクルで向かう。
「ねえ、帰ったなら顔を出してよ。」と、ライラだ。
「すまない、飛竜は討伐したのだが、もろもろの案件が詰まっていたんだ。」と、苦しい言い訳だ。
「あんた、出来ないからって、ルイザへ夢中なんじゃあ・・・」と、疑いの眼(まなこ)だ。
実際、そうなんだが。 それは、ライラもしってるんじゃあ・・・しかし、そんなこと聞けはしないのだ。
「ねえ、あんたの子が、よく動くのよ。」と、お腹をさする。
イレーヌが、「ライラ様、そろそろ。」と、ライラを連れて退出した。
「ふう。」と、ため息だ。 どうしたらいいんだ? つい、フラフラと…それが、いかなかったんだ。
いっそ、ルイザと二人で蓄電(夜逃げ)しようかとも思うんだが・・・
「ルイザ、二人で逃げるか。」と、言ってみた。
「あんた、いいの。」「うん。」と、返事だ。
数時間後、ルイザとユミスケは馬車で、リオンの街から放浪の旅へ~~~
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