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夜間攻撃だ。夜襲だ。
ここは、日本軍のお得意の攻撃だ。
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「では、会議を始める。」と、上から目線で始める。
「てっ、フーボーと三人しかいないじゃないの。」と、ルイザだ。
「いや、正確には、ルイザとフーボーとオレとツキヨミだ。」
「まあ、それでいいから、始めてよ。」と、ルイザだ。
フーボーは、空気を読んで沈黙である。
「さて、1回目の島への攻撃は失敗した。」「そうね。」 「えっ、そうだったんですか。」と、驚くフーボーだ。 まだ、誰にも言っていない事実だ。
「そう、ド~ロンの遠隔操縦に失敗したのよ。」と、ルイザが・・
「今回は、ドロ~ンの操縦ができるツキヨミがいるんだ。」「そうね、あんたと同体だもんね。」と、ルイザだ。 「これで、夜襲をかけるんだ。」
「オレは日本人だ。」「夜襲は日本人の得意とするところなんだ。」と、勝利を確信する。
フーボーは、空気を読んで、驚く顔だ。 なかなか演技派のヤツだ。
古くは、元寇で、元の帆船へ夜襲をかけた。 戦国時代は定番だ。
レーダーがショボイ頃は日本海軍の夜襲に、欧米軍は震えあがったものだ。(黄色い猿は夜目が効くと、ヤツらは信じていたのだ。)
そして、ツキヨミも日本人なのだ。 なんせ、アマテラス様は日本人の神様だ。
日本人を優先するのは当然である。
現、皇室はアマテラス様のお血筋なのである。
「あたいは、あんたの妻だから、日本人の妻よ。」と、日本人宣言のルイザだ。
いつの間にか、妻のルイザである。 (エルデール公爵との密約で広言するようになったのだ。)
ウズメ姫を運んでから、やたらと威張りまくるルイザだ。
アマテラス様の覚えがめでたくなったからだそうだ。
運んだだけなんだが、ウズメ姫は助かったのである。
王都からリオンの街の祠まで、夜どうし馬車で走ったらしい。 よく、馬がもったものだ。
「さて、再度の攻撃の作戦だが。」と、続けるオレだ。
「飛竜は夜目がきかない。」「そこで、夜間に島へドロ~ンで上陸する。」
「そして、爆弾を洞窟へ仕掛けるんだ。」
「そして、海岸まで戻って、そこで爆発させるんだ。」と、計画を述べる。
「フーボーは、連絡係としてランクルで、待機だ。」 「わかりました。」と、フーボーだ。
「あたいは。」と、ルイザだ。 「ルイザはオレの後ろを守ってくれ。」
「わかったわ。」と、散弾銃を構えるルイザだ。
「ユミスケさん。」「なんだ、ツキヨミ。」
「計画は、それでいいですが、爆発は間違いなくできるんですか。」と、なかなか痛い所を点くツキヨミだ。
「飛竜の島から海岸まで10キロくらいだ。」
「爆弾を運ぶドロ~ンは必要ないから、その無線装置を使うつもりなんだ。」と、オレだ。
「なら、いいですが、少し心配なんです。」と、オレの中のツキヨミだ。
「ここは、無線ではなく、時限装置がいいかと思いますが。」と、参考意見をのべる。
「うむ、そうだな。」と、思案するユミスケだ。
時限装置は星間航行船の武器コンテナの爆発物庫に爆弾と一緒に置いてあったのだ。
爆弾と時限装置はセットである。
「てっ、フーボーと三人しかいないじゃないの。」と、ルイザだ。
「いや、正確には、ルイザとフーボーとオレとツキヨミだ。」
「まあ、それでいいから、始めてよ。」と、ルイザだ。
フーボーは、空気を読んで沈黙である。
「さて、1回目の島への攻撃は失敗した。」「そうね。」 「えっ、そうだったんですか。」と、驚くフーボーだ。 まだ、誰にも言っていない事実だ。
「そう、ド~ロンの遠隔操縦に失敗したのよ。」と、ルイザが・・
「今回は、ドロ~ンの操縦ができるツキヨミがいるんだ。」「そうね、あんたと同体だもんね。」と、ルイザだ。 「これで、夜襲をかけるんだ。」
「オレは日本人だ。」「夜襲は日本人の得意とするところなんだ。」と、勝利を確信する。
フーボーは、空気を読んで、驚く顔だ。 なかなか演技派のヤツだ。
古くは、元寇で、元の帆船へ夜襲をかけた。 戦国時代は定番だ。
レーダーがショボイ頃は日本海軍の夜襲に、欧米軍は震えあがったものだ。(黄色い猿は夜目が効くと、ヤツらは信じていたのだ。)
そして、ツキヨミも日本人なのだ。 なんせ、アマテラス様は日本人の神様だ。
日本人を優先するのは当然である。
現、皇室はアマテラス様のお血筋なのである。
「あたいは、あんたの妻だから、日本人の妻よ。」と、日本人宣言のルイザだ。
いつの間にか、妻のルイザである。 (エルデール公爵との密約で広言するようになったのだ。)
ウズメ姫を運んでから、やたらと威張りまくるルイザだ。
アマテラス様の覚えがめでたくなったからだそうだ。
運んだだけなんだが、ウズメ姫は助かったのである。
王都からリオンの街の祠まで、夜どうし馬車で走ったらしい。 よく、馬がもったものだ。
「さて、再度の攻撃の作戦だが。」と、続けるオレだ。
「飛竜は夜目がきかない。」「そこで、夜間に島へドロ~ンで上陸する。」
「そして、爆弾を洞窟へ仕掛けるんだ。」
「そして、海岸まで戻って、そこで爆発させるんだ。」と、計画を述べる。
「フーボーは、連絡係としてランクルで、待機だ。」 「わかりました。」と、フーボーだ。
「あたいは。」と、ルイザだ。 「ルイザはオレの後ろを守ってくれ。」
「わかったわ。」と、散弾銃を構えるルイザだ。
「ユミスケさん。」「なんだ、ツキヨミ。」
「計画は、それでいいですが、爆発は間違いなくできるんですか。」と、なかなか痛い所を点くツキヨミだ。
「飛竜の島から海岸まで10キロくらいだ。」
「爆弾を運ぶドロ~ンは必要ないから、その無線装置を使うつもりなんだ。」と、オレだ。
「なら、いいですが、少し心配なんです。」と、オレの中のツキヨミだ。
「ここは、無線ではなく、時限装置がいいかと思いますが。」と、参考意見をのべる。
「うむ、そうだな。」と、思案するユミスケだ。
時限装置は星間航行船の武器コンテナの爆発物庫に爆弾と一緒に置いてあったのだ。
爆弾と時限装置はセットである。
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