冒険者の学校。

ゆみすけ

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飛竜の島の偵察。

洞穴をみつけろ。

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 さて、ツキヨミとふたりで浜辺まで飛んだ。 
ツキヨミは小柄だから、前方がオレには見やすいのだ。 
髪型もポニーテールに似ている。 正装のときの女官の髪型である。 
オレとしては、ツインが・・・ まあ、それはお楽しみで・・・ 
「では、偵察用のドロ~ンを。」と、カバンから取り出した。 
オレが作ったヤツだ。 もちろん、VRメガネで操縦である。
 ツキヨミは飛竜が襲ってくるスキをつくらないように用心である。 
「ビーーーン。」と、軽いペラ音で飛行するドロ~ンだ。
 飛竜に悟られないように波うち際の飛行である。 
つまり、超低空というやつだ。 数分で飛竜の島だ。
 断崖絶壁のヒトを寄せ付けない島である。 
海と同じ色にカモフラージュのドロ~ンは、なかなか使えるようである。 
島の断崖の波打つ所を探す。 なかなか手ごろな穴が見つからない。
 つまり、爆薬を仕掛けたドロ~ンが入れる穴を見つけるのである。 
最低でも、2メートル四方は必要なのだ。 でないと、うまく電波が穴へ入らない。
 もちろん、穴の入り口に中継器機を置くのだ。 
「おお、ここなんかよさそうだな。」と、洞穴が数個連なった場所を見つけた。 
その中で、一番大きな穴が奥が深そうだ。 しかし、中へ入ると電波が届かないから、ドロ~ンは入れない。 穴の入り口へ電波の中継点が必須なのだ。(WiFiの中継器) とくに、ドロ~ンの電波は極超短波で光と同じ性質だからである。 
「これで、メドがたったぞ。」と、ツキヨミと地図を作製する。 
この星も地磁気があるのだ。 それで、磁石が使えるのだ。 
これは、初代の日本人が伝えたものだそうだ。 

 ツキヨミが食事の用意である。 
「なんか、こうしてると夫婦だな。」と、からかうオレである。 
「でも、ライラさんが。」と、ツキヨミだ。 
「それに、ルイザさんも。」と、加える。 
そして、「アエリアさんも・・」 と、オレのキズに塩を塗るユキヨミである。 
さすが、女神様は容赦ないのだ。 
 「それに、あたいの初代が宿で待ってますわ。」と、驚きの言葉だ。 
最初にアマテラス様がオレに与えてくれたJKである。 
「同じ、名前ですが心は二人ですから。」と、ツキヨミである。 
「・・・」 と、なんも言えないオレだ。 
そうなのだ、宿にはオレだけのツキヨミがいるのだ。 
「すまない。」と、またまた土下座のオレであるのだ。 
「まあ、それはそれですから。」と、理解を示すツキヨミである。 
「三姉妹なのか?」と聞くと。 「いえ、アマテラス様が創造されれば増えますわ。」と、軽くあしらわれたオレである。 
「ところで、君たちのモデルはあるのか。」と、聞いてみた。 
すると、「え、え、ありますわ。」「誰?。」と聞く。 
「日本女性のDNAの解析の結果ですわ。」「じゃあ、生きたヒトではないのか。」
「そうですね、強いて言えば理想ですか。」と、ドヤ顔のツキヨミである。
 確かに、清楚で可憐を追求すると、こうなるの典型なツキヨミだ。 
やはり、清楚で可憐となると、デカパイはないのだ。 
かといってライラほど絶壁でもないのである。 やはり、オッパイは大きさでは無いのだ。 
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