冒険者の学校。

ゆみすけ

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償いをすれば、減刑である。

ルイザ、選別に苦労する。

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 ルイザが王都の監獄へ飛竜のオトリ餌の人選に行くことになった。 
そこは、ルイザである。 公爵家の乳母という地位を最大に利用するのである。 
まずは、行列を造るのである。 オレは、乳母というものは単なる養い親としか見ていなかったらしい。 
よく考えればわかることだ。 なんせ、世継ぎの教育係である。 
そして、乳母の乳で育つのだ。 はっきり言って、育った当主は、乳母には頭があがらないのである。 
それに、乳母は一生死ぬまで離れないのだ。 母親が二人なのである。 
つまり、ルイザは公爵家の当主の母親と同等の地位なのである。 
オレは気楽に、おマンコしていたが・・・エリアラと同等なのだ。 
恐れ多いことであったのだ。 これからは、拝んでからチンポをマンコに入れねばならない。
 
 公爵家の乳母の監獄訪問は驚きをもって迎えられたのである。 
もちろん、男女の区別は監獄にもあるのだ。 
咎人が孕んだら、産み落とすまで首は刎ねられないからである。 
それで、監獄はオナゴ監獄は役人は、すべてオナゴである。 
オナゴはオナゴを孕ませられないからだ。 
そして、乳母の地位はオナゴでも高位なのである。
 監獄開所以来の出来事らしい。 そして、減刑なぞ初めてなのだ。 
基本、この世界には弁護士も検察制度も無いのだ。 
討伐人や冒険者が、貼り出された罪人を賞金を得るために捕縛するのである。 
そして、国民の見せしめに首を刎ねるのだ。 見物は15歳以上の成人ならOKである。 
そして、毎月の最後に順番で首を刎ねられるのだ。 
ある意味、見世物なのである。 
 そこに、救いの手である。 「これは、飛竜討伐のエサとしての貢献に対する減刑ですわ。」と、ルイザが演説だ。 「危険はあります、討伐に失敗すれば、飛竜のエサですから。」「それでも、いいからと望むなら一歩前に出なさい。」と、咎人の集団へ・・ すると、全員が前に出る。(死ぬのはイヤだからだ。) 
およそ、300人ほどである。 
「募集は30人ですから、面接して決まますわ。」と、臨時面接官のルイザである。 
「ババはダメですわ。」と、40歳以上は撥ねる、血も涙もないルイザである。 
こうして、若いピチピチのオッパイがデカパイばかりが、30人集められたのだ。
 顔は、飛竜のエサだから、美人は関係ない。
 しかし、まあまあのヤツばかりだ。

 そして、監獄の馬車で(檻のヤツだ。)30人が運ばれたのである。 
「それで、エサを置く場所は?」と、ウズメ姫へ聞いたところ。 
「そうですね、王都ではダメですから、以前に襲われた村のそばがいいかと思いますが。」とのことだ。 
「ここいらに、丘がありますから、そこがいいですわ。」と、ウズメ姫である。 
そこへ、仮家を建てる。 もちろん、草ぶきの簡素なヤツだ。 
そして、そこへ30人のエサのオナゴを入れて、オトリはできあがったのだ。 
もちろん、逃走防止に弓矢で監視である。 
「いいですか、逃げようとしたら矢で射殺しますから。」と、脅すルイザだ。 
王都の弓兵を数人、配備したのである。

 ウズメ姫とツキヨミがそれぞれのドロ~ンを操縦して、レールガンで飛竜を狙うのである。 
オレとルイザは後部座席で、背後からくる飛竜の阻止である。 
しかし、なかなか飛竜が襲ってこないのだ。 
「仕方がないわね。」と、ルイザがムチを持って、エサの咎人へ向かう。 
何するのかというと、鞭で悲鳴をあげさせるのだ。 
そのオナゴの悲鳴で飛竜を呼ぼうという作戦である。 
オレはサドではない。 あまり、オナゴの鞭打ちの悲鳴は聞きたくないが、ガマンである。 
「来ましたわよ。」と、ウズメ姫だ。 そういえば、「ギャア、ギャア。」と、別の方向から、かすかな鳴き声だ。 「ツキヨミ、用意はいいか。」と、オレがツキヨミへ。 
「後ろは任せますわ。」と、ツキヨミだ。 
「見えてきましたわ。」と、ウズメ姫が叫んだ。 
いよいよ、決戦が迫った。
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