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王様、絶句・・・
これは、ヒトが皆喰われそうだ。
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そして、映像を布幕へ・・・ かなりの数の飛竜の群れの画像だ。
「ギャア、ギャア、ギャア。」と、不気味な声で鳴く飛竜である。
そして、巣から断崖を滑り落ちる。
そのとき、翼を開いて風を翼に受けて飛ぶようである。
飛ぶときは、風に乗り滑空するようである。 まあ、グライダーの原理と同じである。
そして、30分の記録映像が終わる。
会場は沈黙である。 王様を見ると、口を開けたまま、固まっていた。
顔は恐怖である。 貴族連中は、腰が・・抜けた貴族も少なくないようである。
平気なのは、事前に見ているルイザだけである。
やがて、「ユミスケよ、あれは、あれは・・・」と、言いたいことが言えない王様だ。
「どうやら、飛竜は集団行動するようです。」と、オレだ。
「ということは?」と、誰かが・・
「そうです、この王都に20匹の飛竜が集団で、襲ってきます。」と、オレが脅すのだ。
「ユミスケよ、君の考えを聞かせてくれ。」と、王様が覚悟の言である。
「オレとしては、王都で飛竜の襲撃に備えるより、住んでる小島での決戦を選びます。」「お、お。」と王様だ。 「そして、数を減らします。」「さすれば、飛竜も王都までは・・」
「では、行ってくれるのか・・・」と、言う王様である。
「しかし、20匹以上の飛竜には、とても対抗は無理かと・・・」と、結論をいうオレである。
「飛竜、討伐なら王として出来うる望みを何でもかなえようぞ。」と、王様だ。
「では、そのお約束をお忘れなきよう。」と、オレは下がったのだ。・・・
そして、「ルイザ、王様の命令なら、エルデール公爵も従わざるをえまい。」と、聞いたのだ。
「まさか、あんたは婚姻の許可を・・・」と、絶句のルイザである。
「しかし、それは無理と思いますわ。」「どうして?」
「エルデール様は王様の叔父上ですよ、王命なんて屁の河童ですわ。」
「まさか、王様の命令だぞ。」「ユミスケ、あんたはエルデール公爵の権力を甘くみてますわ。」
「表は王家ですが、実質はエルデール公爵が握ってるんですよ。」
「えっ、そうなのか。」「え、え、軍隊の指揮権は公爵家が持ってますわ。」
「ユミスケ、500年前の時代に魔法ですよ。」「そうだな。」「絶対的権力なんですよ。」
「その、日本人の末裔がエルデール家ですから。」「では、王様は?」
「行政を任されてるだけの存在ですわ。」「人望がなくなれば、ポイですわ。」と、酷い言いようのルイザである。 「あんたは、あたいしかダメですわ。」と、オレから離れないルイザであった。
確かに、会議でも王の権力は、日本の総理とトントンなようである。
つまり、初代日本人は、日本の仕組みを、この国へ取り入れたようである。
皇室と内閣、議会と国民の関係をである。
王様は、なんでもとは言ったが・・それは、自身のできる範囲であるということだ。
だから、王として出来うる限りの望みなんだな、と納得のオレである。
これでは、エリーゼの怒りが収まるまい。
ルイザに相談なんて無理である。
ルイザはエリーゼのワナで、恨んでるからである。 オレのアエリアとの浮気の件である。
エリーゼには、飛竜討伐まで、待ってくれと土下座だが・・・・
「ギャア、ギャア、ギャア。」と、不気味な声で鳴く飛竜である。
そして、巣から断崖を滑り落ちる。
そのとき、翼を開いて風を翼に受けて飛ぶようである。
飛ぶときは、風に乗り滑空するようである。 まあ、グライダーの原理と同じである。
そして、30分の記録映像が終わる。
会場は沈黙である。 王様を見ると、口を開けたまま、固まっていた。
顔は恐怖である。 貴族連中は、腰が・・抜けた貴族も少なくないようである。
平気なのは、事前に見ているルイザだけである。
やがて、「ユミスケよ、あれは、あれは・・・」と、言いたいことが言えない王様だ。
「どうやら、飛竜は集団行動するようです。」と、オレだ。
「ということは?」と、誰かが・・
「そうです、この王都に20匹の飛竜が集団で、襲ってきます。」と、オレが脅すのだ。
「ユミスケよ、君の考えを聞かせてくれ。」と、王様が覚悟の言である。
「オレとしては、王都で飛竜の襲撃に備えるより、住んでる小島での決戦を選びます。」「お、お。」と王様だ。 「そして、数を減らします。」「さすれば、飛竜も王都までは・・」
「では、行ってくれるのか・・・」と、言う王様である。
「しかし、20匹以上の飛竜には、とても対抗は無理かと・・・」と、結論をいうオレである。
「飛竜、討伐なら王として出来うる望みを何でもかなえようぞ。」と、王様だ。
「では、そのお約束をお忘れなきよう。」と、オレは下がったのだ。・・・
そして、「ルイザ、王様の命令なら、エルデール公爵も従わざるをえまい。」と、聞いたのだ。
「まさか、あんたは婚姻の許可を・・・」と、絶句のルイザである。
「しかし、それは無理と思いますわ。」「どうして?」
「エルデール様は王様の叔父上ですよ、王命なんて屁の河童ですわ。」
「まさか、王様の命令だぞ。」「ユミスケ、あんたはエルデール公爵の権力を甘くみてますわ。」
「表は王家ですが、実質はエルデール公爵が握ってるんですよ。」
「えっ、そうなのか。」「え、え、軍隊の指揮権は公爵家が持ってますわ。」
「ユミスケ、500年前の時代に魔法ですよ。」「そうだな。」「絶対的権力なんですよ。」
「その、日本人の末裔がエルデール家ですから。」「では、王様は?」
「行政を任されてるだけの存在ですわ。」「人望がなくなれば、ポイですわ。」と、酷い言いようのルイザである。 「あんたは、あたいしかダメですわ。」と、オレから離れないルイザであった。
確かに、会議でも王の権力は、日本の総理とトントンなようである。
つまり、初代日本人は、日本の仕組みを、この国へ取り入れたようである。
皇室と内閣、議会と国民の関係をである。
王様は、なんでもとは言ったが・・それは、自身のできる範囲であるということだ。
だから、王として出来うる限りの望みなんだな、と納得のオレである。
これでは、エリーゼの怒りが収まるまい。
ルイザに相談なんて無理である。
ルイザはエリーゼのワナで、恨んでるからである。 オレのアエリアとの浮気の件である。
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