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とうとう、落成式だ。
巫女がお祓いを・・・
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とうとう、学校のすべての建物が完成だ。
「ユミスケ、落成式をヤルからね。」と、ライラだ。
この世界も、建物が完成したら、神事をやるようだ。
「宗教所から、巫女さんがお祓いにきてくれますわ。」
「役所に登録してる冒険者や討伐人は、全員が、とうぜんユミスケも。」
「えっ、オレは、あまり目立ちたくないが。」
「なにいってるんです、あたいの腹の子に賭けて出席しなさい。」と、なにかと腹の子を強調するライラだ。
そういえば、おおきくなったかな・・・
あ、あ、アレの子がマジなんだな・・・
ふと、自身の親のことが思い出される。
「そこで、学校の生徒の募集の宣伝もするからね。」と、ヤル気満々のライラだ。
「オレは教官は・・」「何、言ってるの、オトコの教官が足りないんだからね。」と、いうのだ。
そう、オトコの教官が足りない、というかオレひとりなんだ。
あてが、無いらしい。
役所の受付はナオンばかりだ。
冒険者や討伐人はオトコが多いから、受付がナオンばかりになったのだ。
それも、デカチチの美人である。
チラッと、乳の谷間を見せればオトコなんて、いちころよ、だそうだ。
オレは、違うんだが。 数日後だ、落成式の日だ。
なんせ、お貴族様のライラが音頭とりだ。 街をあげての式となるのだ。
売店まで、出たのだ。 こんなに、この街にヒトがいたのか、と驚いたオレである。
ちょっとした祭りである。
やがて、馬車が巫女さんを乗せて到着した。
ライラから受付のナオンが総出で出迎える。
巫女さんは、着飾って眩しいくらいだ。
十二単衣に見えるが。 冠もすごかった。 キラキラだ。
お付きの女官が数人ついている。
ライラの貴族としての威光を魅せる場であるから、奮発したようだ。
王都からの伝令まで・・・つまり、王都からのお祝い文を持参したのである。
学校建設といい、この祝賀会といい、ライラは、予算をどう捻出したんだろうか?
さて、巫女様の登場である。
いままでのざわつきが、嘘のようにシ~ンである。
「カケマクルモカシコキ、イザナギのオホカミ、ツクシノヒムカノタチバナノヲドノアハギハラ・・・」と、祝詞を・・・ これは、神道だ。
やはり、アマテラス様だ。
威厳がハンパネェ~のだ。
やがて、巫女をお送りする馬車が・・
さあ、無礼講だ。宴会の始まりだ。 娯楽がすくない世界だ。
その分、盛り上がるのである。
学校の校庭にはテントが張られて、ごちそうや酒瓶がならぶ。
もちろん、ライラ個人の持ち出しだそうだ。
そこは、お貴族様なのである。
「ユミスケ、落成式をヤルからね。」と、ライラだ。
この世界も、建物が完成したら、神事をやるようだ。
「宗教所から、巫女さんがお祓いにきてくれますわ。」
「役所に登録してる冒険者や討伐人は、全員が、とうぜんユミスケも。」
「えっ、オレは、あまり目立ちたくないが。」
「なにいってるんです、あたいの腹の子に賭けて出席しなさい。」と、なにかと腹の子を強調するライラだ。
そういえば、おおきくなったかな・・・
あ、あ、アレの子がマジなんだな・・・
ふと、自身の親のことが思い出される。
「そこで、学校の生徒の募集の宣伝もするからね。」と、ヤル気満々のライラだ。
「オレは教官は・・」「何、言ってるの、オトコの教官が足りないんだからね。」と、いうのだ。
そう、オトコの教官が足りない、というかオレひとりなんだ。
あてが、無いらしい。
役所の受付はナオンばかりだ。
冒険者や討伐人はオトコが多いから、受付がナオンばかりになったのだ。
それも、デカチチの美人である。
チラッと、乳の谷間を見せればオトコなんて、いちころよ、だそうだ。
オレは、違うんだが。 数日後だ、落成式の日だ。
なんせ、お貴族様のライラが音頭とりだ。 街をあげての式となるのだ。
売店まで、出たのだ。 こんなに、この街にヒトがいたのか、と驚いたオレである。
ちょっとした祭りである。
やがて、馬車が巫女さんを乗せて到着した。
ライラから受付のナオンが総出で出迎える。
巫女さんは、着飾って眩しいくらいだ。
十二単衣に見えるが。 冠もすごかった。 キラキラだ。
お付きの女官が数人ついている。
ライラの貴族としての威光を魅せる場であるから、奮発したようだ。
王都からの伝令まで・・・つまり、王都からのお祝い文を持参したのである。
学校建設といい、この祝賀会といい、ライラは、予算をどう捻出したんだろうか?
さて、巫女様の登場である。
いままでのざわつきが、嘘のようにシ~ンである。
「カケマクルモカシコキ、イザナギのオホカミ、ツクシノヒムカノタチバナノヲドノアハギハラ・・・」と、祝詞を・・・ これは、神道だ。
やはり、アマテラス様だ。
威厳がハンパネェ~のだ。
やがて、巫女をお送りする馬車が・・
さあ、無礼講だ。宴会の始まりだ。 娯楽がすくない世界だ。
その分、盛り上がるのである。
学校の校庭にはテントが張られて、ごちそうや酒瓶がならぶ。
もちろん、ライラ個人の持ち出しだそうだ。
そこは、お貴族様なのである。
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