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女神様は存在するのか?
宗教所へ。
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「女神様に会うためには、そうねユミスケを紹介すれば、たぶん会ってくださるわ。」と、ライラはいうのだ。 「以外に難しくないようだね。」 「え、え、ユミスケは、日本人だからだわ。」
「どうして、日本人だと。」と聞いた。
「女神様は日本の神様なのよ。」 「まさか、初めて聞くぞ。」
「そう、ヒトに言うことではないからよ。」 「確かに、そうだな。」
「女神様から呼びだしがあるのよ、魔法を使えるオナゴには。」 「ヘェ~。」と感心するオレだ。
「では、女神さまに聞いてきますわね。」 「どこで?」 「宗教所よ。」
「女神様が許可した者しか入れないのよ。」 「あ、あ、待ってるよ。」 と答えるオレだ。
そして、三日後だ。 ライラから、許可が降りたと連絡だ。
馬車で、宗教所まで30分くらいだった。
岩山の祠である。 そこには、神官というか、巫女というか、清楚な服装の女官が出迎えた。
まあ、ライラはお貴族様だし、魔法が使えるからかもしれない。
女官が、「お久しぶりですわ、ライラ様。」と、頭を下げる。
ライラとオレも下げた。 「この方が、お話の日本の方ですか。」 「え、え。」「わたしは、ユミスケという討伐人です。」 「では、ご案内したします。」
オレとライラは女官に続いて歩く。 ところ、どころに明かりが点いている。 蝋燭ではない。
たぶん、LED照明と思う。 扉を抜ける、これで4枚目かな。
やがて、立体画像の女神様が・・・ レーザー三次元立体画像だ。
かなり粒子が細かい。 多分、画素数がテラバイト以上だ。
「ライラ、久しぶりですね。」「ハイ、女神様。」とライラは平伏する。 女官は・・・いない。
そして、オレも平伏した。 まあ、空気を読んだのだ。
「あなたが、そうなのですか?」 オレは顔をあげた。
「もっと、近こう。」と、画像が手招きだ。 少し、近づく。
「もっと、傍まで。」と、手招きする。
女神様は服装が古代日本の服だ。 そして、羽衣が、ひらり、ひらりだ。
「アマテラス様ですか?」と、聞いた。 女神は静かにうなづいた。
アマテラスは日本の最高神である。 そして、オレの手を握った。 感覚がある。
立体画像のはずだが、重さとか手の感覚があるのだ。
「あ、あ、間違いないわ、あなたは我が国の国民ですわ。」たぶん、オレのDNAを解析したんだろう。
接触しないと解析できないからだ。
「月に一度、わたくしに会いにきてください。」「必ずですよ。」 オレはうなずいた。
「では、またの機会を・・」映像は消えた。
いつの間にか女官が、「では、こちらです。」と出口を案内だ。
オレは握られた手を見た。 間違いない、小さな傷が、注射の穴より小さいが・・・ やがて、傷は消えた。
おそらく、情報を伝達するナノマシンをオレの体に入れたんだ。
まあ、毒では無いし、女神は他国のスパイでもない。
日本のアマテラス神だ。 なら、望むところである。
しかし、オレの時代とは想像もできない進んだ技術だ。
「どうして、日本人だと。」と聞いた。
「女神様は日本の神様なのよ。」 「まさか、初めて聞くぞ。」
「そう、ヒトに言うことではないからよ。」 「確かに、そうだな。」
「女神様から呼びだしがあるのよ、魔法を使えるオナゴには。」 「ヘェ~。」と感心するオレだ。
「では、女神さまに聞いてきますわね。」 「どこで?」 「宗教所よ。」
「女神様が許可した者しか入れないのよ。」 「あ、あ、待ってるよ。」 と答えるオレだ。
そして、三日後だ。 ライラから、許可が降りたと連絡だ。
馬車で、宗教所まで30分くらいだった。
岩山の祠である。 そこには、神官というか、巫女というか、清楚な服装の女官が出迎えた。
まあ、ライラはお貴族様だし、魔法が使えるからかもしれない。
女官が、「お久しぶりですわ、ライラ様。」と、頭を下げる。
ライラとオレも下げた。 「この方が、お話の日本の方ですか。」 「え、え。」「わたしは、ユミスケという討伐人です。」 「では、ご案内したします。」
オレとライラは女官に続いて歩く。 ところ、どころに明かりが点いている。 蝋燭ではない。
たぶん、LED照明と思う。 扉を抜ける、これで4枚目かな。
やがて、立体画像の女神様が・・・ レーザー三次元立体画像だ。
かなり粒子が細かい。 多分、画素数がテラバイト以上だ。
「ライラ、久しぶりですね。」「ハイ、女神様。」とライラは平伏する。 女官は・・・いない。
そして、オレも平伏した。 まあ、空気を読んだのだ。
「あなたが、そうなのですか?」 オレは顔をあげた。
「もっと、近こう。」と、画像が手招きだ。 少し、近づく。
「もっと、傍まで。」と、手招きする。
女神様は服装が古代日本の服だ。 そして、羽衣が、ひらり、ひらりだ。
「アマテラス様ですか?」と、聞いた。 女神は静かにうなづいた。
アマテラスは日本の最高神である。 そして、オレの手を握った。 感覚がある。
立体画像のはずだが、重さとか手の感覚があるのだ。
「あ、あ、間違いないわ、あなたは我が国の国民ですわ。」たぶん、オレのDNAを解析したんだろう。
接触しないと解析できないからだ。
「月に一度、わたくしに会いにきてください。」「必ずですよ。」 オレはうなずいた。
「では、またの機会を・・」映像は消えた。
いつの間にか女官が、「では、こちらです。」と出口を案内だ。
オレは握られた手を見た。 間違いない、小さな傷が、注射の穴より小さいが・・・ やがて、傷は消えた。
おそらく、情報を伝達するナノマシンをオレの体に入れたんだ。
まあ、毒では無いし、女神は他国のスパイでもない。
日本のアマテラス神だ。 なら、望むところである。
しかし、オレの時代とは想像もできない進んだ技術だ。
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