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学校の校舎。
とうとう、現実味を帯びてきた。
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「ユミスケさん。」「なんだ?」
「この短刀の柄が見えない鞘を。」「そうだな、バレないようにだな。」
また、王室へ献上などごめんだ。 猛虎の牙は、もう無いからだ。(猛虎なぞ、また狩らねばならない。)
それで、革製の鞘を造る。 「色は、なにがいいんだ。」「そうですね、赤で。」「まあ、女子だからな。」
まあ、赤い染料は手に入りやすい。 そこで、金糸を足して、ライラと金糸で編み込んだ。
「この、古代文字は?」と聞くから。
「ライラとオレの国の言葉で入れたんだ。」と答えた。
「その短刀にも銘が入れてあるぞ。」 「あたいの護身用に大切にしますわ。」 と、いう。
ライラはオレには、あたい言葉だが、他ではお貴族様の言葉だ。
まあ、貴族言葉はオレには似合わないなと思う。
「それで、校舎の場所なのですが。」「あ、あ、どこに建てるんだ。」
「役所の裏庭が広いので。」「つまり、ここか。」と、窓から指さした。
「それで、教本ですが・・」「オレは、この国の言葉はしゃべれるが、満足に読めないぞ。」と、いう。
「そこが、不思議です、しゃべれるのは、初めからでしょ?」 「そうみたいだな。」
「どこで、覚えたんですか。」「わからない。」
「生まれは?」 「覚えていない。」
「ユミスケさんは、突然現れたようですが。」「そうらしいが、自分のことが、記憶があいまいなんだ。」
「役所の書類では、街の井戸端で倒れていたと書いてありますが。」「それも、見たことない服だったとか。」「あ、あ、それは寝間着というヤツだ。」 「つまり、寝ていたのですね。」「そうらしい。」
「では、誰かが、寝たまま運んだと・・」「そうなるな。」
「不思議な話ですわ。」「そうだな・・・」
「それで、校舎ができるまでに、オレに文字を教えてくれ。」「あたいがですか。」
「いい、 センセイを紹介しましょうか。」 「それは、誰だ。」
「オレは人見知りだから、イヤだ。」「仕方がないですね、では夕食後に家まで来てもらえますか。」
「ライラの家か?」 「え、え、そこで個人授業しか時間がありませんわ。」
「あたいは、昼は・・」「わかった、夕食後だ。」
「で、どこにあるんだ。」「ライラの家だよ。」
「では、お教えしますわ。」 ライラの実家というか本家は王都だそうだ。
そして、役人として赴任してきたらしい。
つまり、下宿というやつだ。 図面というか、カンタンな地図をライラからもらった。
そして、夕食後だ。 とぼとぼと歩く。
この時代、街灯なんてない。 真っ暗だ。 そこで、ハリケーンランプが役にたったのだ。
夜は、歩くヒトは少ない。 まず、ヒトには出会わない。
それでも、街である。 数人とすれ違った。
ほとんどが、蝋燭に提灯様の明かりを下げていた。
ハリケーンランプはオレだけのようだ。
家々は暗く、少し明るいところが居間だろう。
それも、ボーと明るいくらいだ。 やがて、地図の印へ着いた。
「これが、ライラの下宿かよ。」 と見上げる。
門がある、そして開くトビラの玄関だ。
宿よりデラックスである。
「お貴族様の邸宅だな。」と、トビラをノックした。
扉が開いた。 メイドが出迎えた。
「お待ちしておりました。」と、カチューシャが揺れる。 モノホンのメイドである。
アキバのコスプレメイドではない。 マジのモノホンだ。
「こちらへ、お待ちでございます。」と、案内だ。 オレは、あとに続く・・・・
「この短刀の柄が見えない鞘を。」「そうだな、バレないようにだな。」
また、王室へ献上などごめんだ。 猛虎の牙は、もう無いからだ。(猛虎なぞ、また狩らねばならない。)
それで、革製の鞘を造る。 「色は、なにがいいんだ。」「そうですね、赤で。」「まあ、女子だからな。」
まあ、赤い染料は手に入りやすい。 そこで、金糸を足して、ライラと金糸で編み込んだ。
「この、古代文字は?」と聞くから。
「ライラとオレの国の言葉で入れたんだ。」と答えた。
「その短刀にも銘が入れてあるぞ。」 「あたいの護身用に大切にしますわ。」 と、いう。
ライラはオレには、あたい言葉だが、他ではお貴族様の言葉だ。
まあ、貴族言葉はオレには似合わないなと思う。
「それで、校舎の場所なのですが。」「あ、あ、どこに建てるんだ。」
「役所の裏庭が広いので。」「つまり、ここか。」と、窓から指さした。
「それで、教本ですが・・」「オレは、この国の言葉はしゃべれるが、満足に読めないぞ。」と、いう。
「そこが、不思議です、しゃべれるのは、初めからでしょ?」 「そうみたいだな。」
「どこで、覚えたんですか。」「わからない。」
「生まれは?」 「覚えていない。」
「ユミスケさんは、突然現れたようですが。」「そうらしいが、自分のことが、記憶があいまいなんだ。」
「役所の書類では、街の井戸端で倒れていたと書いてありますが。」「それも、見たことない服だったとか。」「あ、あ、それは寝間着というヤツだ。」 「つまり、寝ていたのですね。」「そうらしい。」
「では、誰かが、寝たまま運んだと・・」「そうなるな。」
「不思議な話ですわ。」「そうだな・・・」
「それで、校舎ができるまでに、オレに文字を教えてくれ。」「あたいがですか。」
「いい、 センセイを紹介しましょうか。」 「それは、誰だ。」
「オレは人見知りだから、イヤだ。」「仕方がないですね、では夕食後に家まで来てもらえますか。」
「ライラの家か?」 「え、え、そこで個人授業しか時間がありませんわ。」
「あたいは、昼は・・」「わかった、夕食後だ。」
「で、どこにあるんだ。」「ライラの家だよ。」
「では、お教えしますわ。」 ライラの実家というか本家は王都だそうだ。
そして、役人として赴任してきたらしい。
つまり、下宿というやつだ。 図面というか、カンタンな地図をライラからもらった。
そして、夕食後だ。 とぼとぼと歩く。
この時代、街灯なんてない。 真っ暗だ。 そこで、ハリケーンランプが役にたったのだ。
夜は、歩くヒトは少ない。 まず、ヒトには出会わない。
それでも、街である。 数人とすれ違った。
ほとんどが、蝋燭に提灯様の明かりを下げていた。
ハリケーンランプはオレだけのようだ。
家々は暗く、少し明るいところが居間だろう。
それも、ボーと明るいくらいだ。 やがて、地図の印へ着いた。
「これが、ライラの下宿かよ。」 と見上げる。
門がある、そして開くトビラの玄関だ。
宿よりデラックスである。
「お貴族様の邸宅だな。」と、トビラをノックした。
扉が開いた。 メイドが出迎えた。
「お待ちしておりました。」と、カチューシャが揺れる。 モノホンのメイドである。
アキバのコスプレメイドではない。 マジのモノホンだ。
「こちらへ、お待ちでございます。」と、案内だ。 オレは、あとに続く・・・・
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