満州国馬賊討伐飛行隊

ゆみすけ

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どちらを、優先する?

どう、判断するのだ・・・

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 朝鮮馬賊は2方面にわかれて国境を越える。 国境といっても、柵があるわけではない。 単に立て札で、ここより満州国と描いてあるだけだ。 もちろん、ハングルと満州言語でかいてある。 それを、馬で蹴倒して進む馬賊だ。 モーゼル連発銃を持たせてもらった朝鮮の賤人は、日ごろのウップンを晴らそうと猛り狂う。 いつも、朝鮮では、中人や常人にバカにされて、蹴倒されてばかりだ。 その仕返しを、関係ない満州国民で、憂さ晴らしであるのだ。 もう、迷惑この上ないヤカラである。 馬賊の襲撃班は国境に近い街を襲う。 そう、逃げやすい所を狙うのだ。 そうして、誘拐班は草原の村の分校を狙う。 15人ほどの生徒がいるらしい。 15人の生娘、それも満州娘なたシナ様が喜ぶのだ。 15人だ、1年分の献女だ。 黄金100貫分だ。 もう、顔が金の誘拐班である。 もちろん、街を襲う馬賊が先に襲うのだ。 討伐隊や鉄虎や飛竜隊をおびき出すのである。 そうして、手薄になったところで、分校を誘拐班が襲うのだ。 なかなか、考えた朝鮮馬賊らだ。 国境に近い、ホーレン村が狙われた。 馬賊らは、モーゼル銃で、村民を襲った。 村は、逃げ惑う村人で、右往左往だ。 「時間かせぎに、人質を盗れ。」 と手下頭だ。 村のオトコは殺された。 そして、婆やオナゴが人質だ。 そうして、時間かせぎである。 村からの急訴の使者が隣村に着いて、それから鉄虎隊へ連絡が入る。 鉄虎隊の装甲車部隊が出動である。 戦車では、速度が最高40キロくらいだ。 しかし、装甲車は車輪だから、戦車より速度は出る。 戦車は最高が40キロでも、巡行速度は30くらいだ。 装甲車は、最高が50キロで、巡行速度は40キロくらいだ。 鉄虎隊の15両の装甲車はホーレン村を目指す。 もちろん、飛竜隊の偵察機は、通報と同時に飛び立っている。 旧型97式が飛ぶ。 ホーレン村だ。 地上には、殺されたオトコらの死体だ。 そして、馬賊は人質を盗ったようだ。 そのころ、日本軍、討伐隊にも急報が入る。 「いま、上がってるのは誰だ。」 と隊長だ。 「倉田飛曹が坂井海曹と試乗であがっています。」 と事務技官だ。 「すぐに、ホーレン村へ、まて燃料は婆さん基地(あだ名だ、国境にある、燃料給油場所だ。)で、補給しろと指示だ。」 と本郷隊長だ。 「了解した、すぐにホーレン村へ、途中で給油する。」 と倉田機からの返信があった。 さらに、ホーレン村へ、討伐隊から新型97式が離陸する。 「いいか、村人が人質の可能性がある、鉄虎隊と連絡を密にしろ。」 と隊長の指示が飛ぶ。 国境の燃料給油場所へは、倉田機が到着して、給油だ。 ホーレンまでは近いのだ。 そのときだ、「倉田機、女子高校の草原分校に、馬賊の襲撃だ。」 「倉田機は、そちらへ急行せよ、ホーレン村へは、他の機を飛ばす。」 と討伐隊からの命令変更だ。 その場、その場で、命令は変更される。 そして、変更された命令に的確的に対応できるのが、優秀な隊員だ。 「おい、坂井海曹、命令変更だ、草原分校だ。」 と倉田飛曹だ。 「わかった、その場所はわかるか?」 「あ、あ、女子高はすべて把握している。」 なんとも、さすが里親40人の倉田飛曹だ。 女子高生には絶大な人気なのである。 「いいか、いい機会だ、操縦は任せるからな。」 と倉田が坂井にいう。 坂井に実戦を経験させようと思っている倉田である。 
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