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馬賊、殲滅。
馬賊は全滅だ。
しおりを挟む 逃げる、逃げる、朝鮮馬賊が、逃げ足は速い。 しかし、速度は97式戦闘機には負けるのだ。 戦闘機の機銃掃射に、逃げる方法が1つある。 それは、戦闘機の方向に逃げるのだ。 つまり、向かって走るのだ。 そうすると、戦闘機は降下角度を落とさなければならない。 しかし、降下角度は、あまり落とすと引き起こしができないのだ。 つまり、地面にぶつかるのだ。 ぜったいに、戦闘機に背をむけて逃げては撃たれるだけである。 そうとは、知らない馬賊どもは、我先に、武器のモーゼルを投げ出して、背をむけてにげだしたのだ。 そう、ヤツらは、なんも考えてはいない、逃げることだけ考えてるのだ。 そう、仲間を蹴落としても、逃げる朝鮮馬賊である。 なんども、懲りずに誘拐事件を起こして、そして娘らを誘拐するヤツらに、情けは無用である。 そう、生まれ変わるしかないのだ。 もう、遠慮なく機銃掃射である。 生かして帰すと、また誘拐に加担する、だから全滅すると討伐隊は決めたのだ。 関わらないことは、当然だが、助けないことも当然である。 助けると、賠償請求されるからだ。 そして、教えないのだ。 教えると、ウリから奪ったなどと、無理難題なのだ。 まあ、悪質なヤーさん以下なのだ。 だから、関わらない、助けない、教えないことを肝にめいじている討伐隊だ。 そして、馬賊は15人、生まれ変わりに旅だっていったのだ。 誘拐されそうになった娘ら5人は、ニャン・ニャン祭りから、やっと村に帰ることができたのだ。 そして、定番の反省会が、討伐隊で開かれたのである。 「今回は、あぶないところだったな。」 「え、え、情けない話ですが、反省点ばかりです。」 「イヤ、そうでもないぞ。」 「あの、風船通信は効果ありだ。」 「いま、あきつ丸が、本土から運んでいる。」 「ヘーそうですか。」 「なんでも、子女全員に持たせるそうだ。」 「何個ですか。」 「そうだな、3万はいるだろう。」 「で、予算は。」 「満州政府が負担するらしい。」 「ヘ~、本当ですか?」 「そう、聞いてるが。」 「まあ、あてにはしない方が・・・」 そうなのだ、無い袖は振れないのだ。 討伐隊も、陸軍の予算で運用してるのだ。 兵器の実戦での運用ができるからだ。 日本本土で、機銃掃射で、ヒトを撃てないからね。 そして、本土の陸軍から、指揮官候補が戦闘機に同乗しにくるのだ。 そう、実戦経験を積むためである。 指揮官が、いざで、動けないではダメである。 戦争は人殺しなのだ。 合法的に人を撃てるのは、犯罪者か敵兵に対してだけだ。 医師が研修で、人体解剖をするのと同じである。 戦争経験が指揮に影響するのはあきらかだ。 兵らも、経験者の指揮官を望むのである。 そして、戦争経験は馬賊討伐が、日本軍が経験できる戦争なのだ。 聞くと、見るとは大違いらしい。 そして、懲りない馬賊のおかげで、日本軍の戦争経験は積み重ねられるのであるのだ。
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