満州国馬賊討伐飛行隊

また、朝鮮馬賊が・・・

朝鮮馬賊の再挑戦。

　ここは、ヘイジョウの街だ。　木の皮の屋根（柱だけだ。）だけの、賎人の身分の家が汚く並んでいる。　そして、常人の木造の家だ。　中人の家は麦わら葺で屋根ができている。　両班は瓦屋根だ。　家からして身分で違うのである。　そして、人間の数は増えない。　減る一方である。　シナ様の属国として、シナの横暴に耐えているから、人口は増えないのだ。　シナ様が、若い朝鮮女を奴隷として連れ去るからだ。　婆さんばかりが残る。　婆さんでは子は産めない。　それを、シナ様にいうと、3倍返しで仕返しがある。　まあ、その繰り返しが朝鮮族の生活なのだ。　ある意味、地獄か朝鮮族の国かである。　そして、強い者には巻かれる事大主義が骨に刻まれるのだ。　そう、ヤツラの性格は１０００年くらいでは治らないのだ。　恨みの文化は、永久に、相手を恨むのである。　理由はこじつけだ。　ウソと妄想の韓国ドラマと同じだ。　それに、ヤツラは冬はフロには入らない、着たきりスズメだ。　だから、白い韓服が黒く垢で染まるのだ。　これは、悪口ではない、真実であるのだ。　英国人の紀行文が残っているのである。　そして、空の座敷牢をながめて、両班が、「くそっ、もう少しだったのに。」　「そうでげすだ、あとチョットでシナ様の・・・」　「うむ、やはり作戦を考えねばならん。」　「わかりやしたでげす。」　「うむ、でないとオマエの娘の番になりかねないぞ。」　「それだけは、お許しを・・・」　「イヤなら、いい案を考えろ。」　両班貴族は、空の座敷牢から出て行った。　「くそっ、満州軍のヤツラを、なんとしても・・・」　そして、ここは平和な満州国、コウリ村だ。　「リンリーちゃん、日本へ留学らしいわ。」　「え、なんで、あたいたちは。」　「まさか、リンリーだけよ。」　「なんか、うらやましいわ。」　「それは、そうよ、日本のＪＫになるんよ。」　「いいなあ～。」　「そうよね、花の女子高生だわ。」　「やはり、メンツの差かな。」　「あたい達と、そう違わないわ。」　「まあ、鼻や口やオメメは同じね。」　まあ、ロクでもないウワサ話に花が咲く満州娘らだ。　そこに、公民館に貼り紙だ。　日本軍の募集である。　それも、男子ではないのだ。　日本本国では、いくら募集をかけても女子事務員が集まらないからだ。　軍なぞに、大切な娘を・・・だ。　それで、夏果やリンリーの例から、満州国での募集に切り替えたのだ。　特典は、日本国の女子高への入学と、卒業までの学費負担、そして陸軍女子事務員への雇用である。　人数は満州国全土で、５０名らしい。　1４歳の子女から1６歳までだ。　つまり、1学年からの留学だ。　そして、3年学べば、日本国籍も約束と記されていた。　奉天の会場で、面接での合否らしい。　さあ、どうなるかな？