満州国馬賊討伐飛行隊

ゆみすけ

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97式戦闘機の諸元

ひとり乗りではない。

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 陸軍の飛行機は海軍とは違う。 犬猿の仲だからだが。 なんと使っているネジやナットも規格が違うのだ。 しかし、海軍より(著者の私的考えだが。)空中勤務員(陸軍はパイロットを、そう呼んだ。)に負担をかけない機体であった。 まず、防弾燃料タンクだ。 天然ゴムをインドネシアから運んで、隼などにつかっている史実がある。 97式もゴムの防弾タンクだ。 そして、座席に防弾板が装備されていた。 数キロの重さだが、外しても最高速度は、ほとんど変わらなかったとか。 そして胴体に緊急脱出口があるのだ。 機体の前から見て右側の、日の丸のすこし前に四角い楕円のトビラがつくってあるのだ。 そして、これが最大の違いだが、操縦者以外に、ひとりが座席の後ろに乗れるのだ。 そして、緊急脱出口から出入りできるのだ。 おそらく、体の小さい女性なら二人は乗れそうだ。 つまり、普通の単騎の戦闘機ではないのだ。 海軍より、陸軍は操縦者を大切にしたらしい。  著者は陸軍(関東軍を除く)をバカにしないのだ。 戦後の混乱期に、満州の入植者を置いてけぼりにして逃げかえった関東軍はいらねーが。 この、話は大日本帝国の負けは無いのだ。 なぜならラノベだからだ。 大日本帝国は無敵であり、たとえ太陽が西から出ても無双なのは替わらない事実であるのだ。 そして、無線機だ。 よく、無線機は使えなかった、とか重いから機体から降ろしたと聞く。 それは、ウソだ。 米軍の戦後の日本機のテストでも、十分に使えたとの試験結果を聞いている。 少なくとも、陸軍機は無線を使っていたのだ。 よく考えればわかることだ。 零戦では、無線が使えないので、手信号や機体の動作で伝達していたと聞く、また点火プラグのアースを取らずに雑音で使えなかったと聞くが、ウソだ。 点火プラグのアースは常識なのだ。 エンジンの当時の取り説に書いてあるのだ。 それを、整備士がサボルとは思えない。 ネットの情報やマスゴミのウソに惑わされてはいけない。 だいたい、すぐ隣の機でも手信号を伝えるのは大変だ。 エンジン音で、イヤフォン以外は聞えないのだ。 機銃の弾をムダには使えない。 米軍機と日本機の無線周波数は同じ帯域であった。 互いに無線のやり取りも出来たとの証言もあるのだ。 無線機は、半径100キロは使えたらしい。 電信はトンツーなので、遠くまで使えた。 しかし、音声の方が使いやすい。 この話は、満州国という、日本の対ソ連の国の話だ。 そして、満州国の大草原に入植した日本の農民を馬賊から守るための飛行機隊の話である。 とうぜん、ラノベだから史実ではない、ウソもテンコ盛りである。 そこをワキマエテください。 なお、著者は海軍より陸軍派であり、大日本帝国派であり、中国と半島人が大嫌いなので、その点をよろしくお願いします。
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