133 / 380
やはり原爆製造工場だ。
英国スパイの実力
しおりを挟む
英国から米国と日本に安保に関してのアポがあった。 ワシントンでの開催だ。 英国首相と日本の総理がワシントンで三者安保会談をする。 表向きは軍事同盟の締結に向けた会議だが、裏は違う。 (もう軍事同盟は締結していた。) 衛星通信でも機密は完全ではない。 まして、国際電話など盗聴されて当然なのだ。 重要な事項は直接が万全だ。 現在、世間では日本の太平洋横断飛行が話題である。 そのスキをついての会議である。 ハワイの空港での日本の4発旅客機の話題は世界を駆け巡る。 海外旅行が便利で近くなるのだ。 船旅片道、半月はやはり休みを取るのが大変だからだ。 海外旅行7日も夢ではない。 7日なら休暇も取れそうだ。 世界の眼はハワイからシスコへ飛び立つ4発旅客機で持ちきりである。 山田総理と英国首相は4発ジェット機でワシントンに乗りつけた。 歓迎式典などない。 完全極秘会議であった。 会議の場所は大統領の湖畔の別荘だ。 そこで、3人は会議に入る。 総理は会話はヘタだが英語は理解できる。 通訳なぞいれない。 英国側、「独逸帝国原爆工場が判明した。」 「ほんとうか、やっとか。」 「これには、内のスパイの犠牲が多かった。」 「英国のスパイが・・・・。」 「独逸帝国は侮れないのだ。」 「日本国はそのことを忘れません。」 「ありがとう、総理。」 「で、場所は。」 「ダム工事のカモフラージュだった。」 そういいつつ、英国首相は独逸帝国の図面のひとつの点を示す。 「ダム工事は本当にやってるが作業員が日雇い連中でないのだ。」 「その作業員は、全員がゲジュタポの息のかかった工作員だ。」 「潜入は無理と思う、入ったスパイがひとりも戻らない。」 「場所が判明しただけで、ありがたいです。」 「潰せるのか。」 「え、え、爆撃などの攻撃は開戦となりかねない。」 「まさか、爆撃などしません。」と総理。 「どう、潰すんだ。」 「かなり、内陸ですから空母からは無理だな。」と大統領。 「いや、空母アマテラス改に不可能はありません。」と総理だ。 「戦闘爆撃機で、この距離は。」と首相。 「シナの半島のウラン精錬工場の事故を聞いてますか。」と総理だ。 「あ、あ、あれは事故が幸いした。」と大統領だ。 「それをヤッたのが・・・。」と総理。 「え、まさか。」英国首相が固まった。 総理はそれ以上はいわない。 大統領は思った。 そうか日本には、とんでもない切り札があるに違いない。 しかしヤマダは言わないだろう。 切り札とは、そういうものだ。 総理は勝負に出た。 「この独逸帝国原爆工場の位置はわかりました。」 「30日後、もう一度ここで会いたいですが。」 英国首相と大統領はうなずいた。 「わかった、協力は惜しまない、何でも言ってくれ。」 総理は「では、英国と米国で大掛かりな軍事演習をお願いします。」 「わかった、詳しいことは後ほど。」 会議は終わった。
1
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
徳川慶勝、黒船を討つ
克全
歴史・時代
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
尾張徳川家(尾張藩)の第14代・第17代当主の徳川慶勝が、美濃高須藩主・松平義建の次男・秀之助ではなく、夭折した長男・源之助が継いでおり、彼が攘夷派の名君となっていた場合の仮想戦記を書いてみました。夭折した兄弟が活躍します。尾張徳川家15代藩主・徳川茂徳、会津藩主・松平容保、桑名藩主・松平定敬、特に会津藩主・松平容保と会津藩士にリベンジしてもらいます。
もしかしたら、消去するかもしれません。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる