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日米同盟に英国の参加
英国も参加した亜細亜米同盟
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同盟締結が一段落した。 お祭り騒ぎが収まる。 米国に日本製の空母が到着して、同盟が現実味を帯びてきた。 ファルコン(ハヤブサ)は米国に進出したホンヤ自動車が現地生産を始めた。 ダグランやロックードでも生産した。 でないと空母に搭載する100機が間に合わない。 予備に100機の待機分が必要だ。 計200機のファルコンが必要となった。 それも米国仕様の1800PSの6連ターボだ。 なおターボは米国では生産は無理なので、日本製だ。 米国は良質のエンジンオイルが手に入る。 燃料もオクタン化が高い。 で、米国から日本向けのガソリン、オイルなどの輸出が始まる。 原料を米国から。 加工品を米国へ。 経済圏は活発で利益がウナギ登りだ。 英国が参加を表明した。 もとより英国は立憲君主の議会制民主主義の国だ。 参加に反対はなかった。 かわりに英国は植民地をすべて、民主化することを約束したのだ。 インドは開放戦線が勝利まえに主権が返還された。 臨時政府代表になったボーズ将軍は、日本から相談役を雇うらしい。 まあ総理が考えて送るだろう。 アフリカは臨時政府が安定するまで英国がケツを持つことになる。 問題は中東だ。 A国のテロも中東だった。 部族対立は生半可な調停は聞かないのだ。 ユダヤのイスラエルは満州の一部になってるから、エルサレムはアラブのままだった。 ユダヤは満州に根を張ることがユダヤ国家譲渡の日本の条件だった。 ユダヤは満州に権益を持つ米国と協和して満州を以前より暮らしやすい国家としていた。 いまさら、アラブへの帰還などないのだ。 それで、アラブとユダヤの争いはないが、部族間の闘争は激しいから、英国は手を焼いた。 自身の植民地のツケが廻り廻ったのだ。 日本を始めとする経済圏の利益の一部から部族対立で発生した難民の対処をしたのだ。 でないとヨーロッパに難民が押し寄せるからだ。 自国民はあくまで自国で責任を持つ原則を日本は貫いたのだ。 アーリア主義の独逸帝国ではないが、日本国は日本人のみのものである。 外人には渡さない。 経済移民は認めない。 人道主義に反する部分があるが、総理はそれを貫いた。 後年、国民は、その政策にどれほど感謝したことか。
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