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戦争しないための軍隊
誘導爆弾
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ここは、日本国破壊兵器開発工廠だ。
あいかわらす。長い名前だ。
なんとかならんのか、と皆略してニッパと呼んでいる。
工具はニッパーで、日本国破壊兵器開発工廠は、ニッパだ。
最後は伸ばさない。
で、現在研究してるのが、誘導爆弾だ。
かつて日本にB29が焼夷弾を雨あられと降らせたが、結果は大量の民間人の虐殺だ。
米国にいわせるとハーグ陸戦条約は白人のみが対象らしい。
日本や清国も加入していたが。
条約には白人のみとは書いていない。
米国はその言い訳をシナの南京にしてプロパガンタを作った。
いまでは、シナの日本攻撃材料だ。
日本は民間人はハナから攻撃など論外で、戦争は兵隊同士でやりあうものだ、の考えから始まる。
強い軍隊は戦争の危険を防ぐのだ。
君がもし、腹が減って死にそうだ、目の前に二人の人間だ。
片方はやせた、弱そうな中学生が一人、うまそうなパンを袋にいっぱいだ。
もう一人は、うまそうなパンの袋を持った筋肉モリモリのマッチョなギャングのボスで機関銃を持っている。
君はどうする、ギヤングのボスに戦いをいどむか、弱そうな中学生からカツ上げするか。
ちなみに刑法などないとする。
もちろん話し合いでは、なんともならない。
さあ、どうする。 これが解答だ。
強いやつにだれも戦いなんて挑まない。
まあ日本は、挑んで米国に核爆弾を2発くらい、B29のジュウタン爆撃をくらい、米国潜水艦に民間船を数え切れないほど沈められた。 そうならない為の軍隊だ。
そのためには、効率よく敵の兵器を破壊するのがセオリーだ。
なるべく民間人を殺さずだ。
工場からは煙突などから熱がでる。
それも大きい。 一般家庭の炊事の熱など微々足るものだ。
熱探知誘導爆弾なる研究をニッパはしていた。
たくさん投下すれば、どれかは、当たる。
しかし殺す必要のないヒトまで巻き添えだ。
敵の兵器工場の煙突なら、その下にあるボイラーやプレス機械などを破壊できるのだ。
たくさんの爆撃機はいらない。
広島に原爆を落としたのは、1機のB29だ。
あのとき、軍はいつもの偵察だと思った。 もう追撃戦闘機がなかった。
もし、は架空戦記の定番だが、この妄想戦記は、もしではなく、米国に日本を相手にしては、負けると確信させる戦記だ。 日本は原爆や水爆以上の兵器を開発するなら、どこの国も覇権を求めない。
日本は世界でただ一つ、覇権をとなえない国だ。
日本の宣戦ノ詔書を読んだ人はいますか、大東亜会議の決議文を読んだことありますか。
欧米のプロパガンタに負けては、いけないのです。
左翼や日教組や朝日新聞に負けてはいかんのです。
まあつまらない話だった。
では、どう誘導爆弾を作るか。
赤外線誘導装置が必要だ。
赤外線は裸眼では見えない。
フィルムカメラに赤外線フィルムをつめて赤いガラスをレンズにかぶせて赤外線ストロボで撮影できる。
白黒写真で写る。
結構な画質で写る。
つまりレンズとその画像を検知して場所を特定できればいいわけだ。
レンズを機械で動かして赤外線の多いところにレンズを移動、その値を爆弾の尾翼やプロペラに伝えればいいわけだ。
いうは、簡単だが造りは難しい。
実験を重ねてグライダーみたいな物が試作された。
双発飛行機の胴体につるした。 大きい爆弾だ。
人が乗った特攻兵器みたいな大きさだ。
まあコクピットがないから無人機だ。
標的は廃棄するでかいボイラーだ。
灯油で炊いて熱い。 実験開始だ。
立会いは、政府役人とカメラ会社とグライダー製作部の関係者らだ。
双発機は爆撃機ではない普通の飛行機だ。
爆弾投下の専門技師など乗っていない。
この爆弾は飛行機から離してスイッチを入れれば全自動で目標にブチ当たるのだ。
その辺のオッサンでも落とせるのだ。
飛行機が高度1万だ。
だいたいの位置に来ればいいのだ、メモリの付いた計器などいらない。
合図するとグライダー爆弾が離れた、するすると飛んでいく。
大きく旋回しながら、その円が狭まる。
「あ、いった。」ドンと廃棄ボイラーに突き刺さった。
まあ火薬は入っていないから爆発しない。
爆弾の目標からの誤差は50センチだった。
開発者は悔しがる、目標値が10センチだった。
40センチの誤差をどう狭めるかと開発した研究員が話し合っている。
目標から数キロ離れても当たる。
このグライダー爆弾はウワサになった。
欧米の研究員は誤差50センチと聞いて、「それは、50メートルの間違いだろう。」 と。
日本の秘密兵器になったが、ウワサは広まる、敵を自動で追いかける爆弾が日本にあるらしいと。
あいかわらす。長い名前だ。
なんとかならんのか、と皆略してニッパと呼んでいる。
工具はニッパーで、日本国破壊兵器開発工廠は、ニッパだ。
最後は伸ばさない。
で、現在研究してるのが、誘導爆弾だ。
かつて日本にB29が焼夷弾を雨あられと降らせたが、結果は大量の民間人の虐殺だ。
米国にいわせるとハーグ陸戦条約は白人のみが対象らしい。
日本や清国も加入していたが。
条約には白人のみとは書いていない。
米国はその言い訳をシナの南京にしてプロパガンタを作った。
いまでは、シナの日本攻撃材料だ。
日本は民間人はハナから攻撃など論外で、戦争は兵隊同士でやりあうものだ、の考えから始まる。
強い軍隊は戦争の危険を防ぐのだ。
君がもし、腹が減って死にそうだ、目の前に二人の人間だ。
片方はやせた、弱そうな中学生が一人、うまそうなパンを袋にいっぱいだ。
もう一人は、うまそうなパンの袋を持った筋肉モリモリのマッチョなギャングのボスで機関銃を持っている。
君はどうする、ギヤングのボスに戦いをいどむか、弱そうな中学生からカツ上げするか。
ちなみに刑法などないとする。
もちろん話し合いでは、なんともならない。
さあ、どうする。 これが解答だ。
強いやつにだれも戦いなんて挑まない。
まあ日本は、挑んで米国に核爆弾を2発くらい、B29のジュウタン爆撃をくらい、米国潜水艦に民間船を数え切れないほど沈められた。 そうならない為の軍隊だ。
そのためには、効率よく敵の兵器を破壊するのがセオリーだ。
なるべく民間人を殺さずだ。
工場からは煙突などから熱がでる。
それも大きい。 一般家庭の炊事の熱など微々足るものだ。
熱探知誘導爆弾なる研究をニッパはしていた。
たくさん投下すれば、どれかは、当たる。
しかし殺す必要のないヒトまで巻き添えだ。
敵の兵器工場の煙突なら、その下にあるボイラーやプレス機械などを破壊できるのだ。
たくさんの爆撃機はいらない。
広島に原爆を落としたのは、1機のB29だ。
あのとき、軍はいつもの偵察だと思った。 もう追撃戦闘機がなかった。
もし、は架空戦記の定番だが、この妄想戦記は、もしではなく、米国に日本を相手にしては、負けると確信させる戦記だ。 日本は原爆や水爆以上の兵器を開発するなら、どこの国も覇権を求めない。
日本は世界でただ一つ、覇権をとなえない国だ。
日本の宣戦ノ詔書を読んだ人はいますか、大東亜会議の決議文を読んだことありますか。
欧米のプロパガンタに負けては、いけないのです。
左翼や日教組や朝日新聞に負けてはいかんのです。
まあつまらない話だった。
では、どう誘導爆弾を作るか。
赤外線誘導装置が必要だ。
赤外線は裸眼では見えない。
フィルムカメラに赤外線フィルムをつめて赤いガラスをレンズにかぶせて赤外線ストロボで撮影できる。
白黒写真で写る。
結構な画質で写る。
つまりレンズとその画像を検知して場所を特定できればいいわけだ。
レンズを機械で動かして赤外線の多いところにレンズを移動、その値を爆弾の尾翼やプロペラに伝えればいいわけだ。
いうは、簡単だが造りは難しい。
実験を重ねてグライダーみたいな物が試作された。
双発飛行機の胴体につるした。 大きい爆弾だ。
人が乗った特攻兵器みたいな大きさだ。
まあコクピットがないから無人機だ。
標的は廃棄するでかいボイラーだ。
灯油で炊いて熱い。 実験開始だ。
立会いは、政府役人とカメラ会社とグライダー製作部の関係者らだ。
双発機は爆撃機ではない普通の飛行機だ。
爆弾投下の専門技師など乗っていない。
この爆弾は飛行機から離してスイッチを入れれば全自動で目標にブチ当たるのだ。
その辺のオッサンでも落とせるのだ。
飛行機が高度1万だ。
だいたいの位置に来ればいいのだ、メモリの付いた計器などいらない。
合図するとグライダー爆弾が離れた、するすると飛んでいく。
大きく旋回しながら、その円が狭まる。
「あ、いった。」ドンと廃棄ボイラーに突き刺さった。
まあ火薬は入っていないから爆発しない。
爆弾の目標からの誤差は50センチだった。
開発者は悔しがる、目標値が10センチだった。
40センチの誤差をどう狭めるかと開発した研究員が話し合っている。
目標から数キロ離れても当たる。
このグライダー爆弾はウワサになった。
欧米の研究員は誤差50センチと聞いて、「それは、50メートルの間違いだろう。」 と。
日本の秘密兵器になったが、ウワサは広まる、敵を自動で追いかける爆弾が日本にあるらしいと。
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