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コメット号事件
金属疲労
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英国の旅客機 コメット号 ジェット機だ。 翼の付根にエンジンがある。
戦後、英国が威信をかけて開発した初めてのジェット旅客機だ。
高度1万2千を飛ぶ。 空気が薄いから与圧キャビンだ 。
空気を地上と同じ一気圧に加圧する。 素人の客に酸素マスクは無理だから。
つまり風船が飛んでいるようなものだ。
穴があけば、バーンだ。
それが現実になりコメット号は連続3機落ちた。
英国は威信が丸つぶれだから原因を調べた。
与圧実験には、水槽を作り、模型でない、本物を使って実験した。
また地中海に落ちた部品を出来る限り回収した。
イタリーの漁船民にドルを横流ししてトロールさせてまで回収したらしい。
それで原因がわかった。
設計ミスというか、未知の痕跡が原因であり、製作会社は責任までは、問われなかったが、信用が無くなり吸収合併して終わった。
原因は金属疲労だった。
機体の製作にビョウを打ち込んで、出来る微細なキズが原因だった。
現在はビョウではなく、接着剤で作っている。
溶接では、重いから。
では、他のいままでの機体はどうか、高度1万まで上がらない、与圧キャビンもないから、そこまでキズが進展しなかったのだ。
与圧が機体を疲労させたのだ。
では、新型艦戦は与圧キャビンにするらしいが、どうだろうか。
今回はその話だ。 もちろん妄想日本軍だからゴ理解を。
1500馬力の戦闘機はメドがたった。 馬力があるエンジンは飛行機の設計がしやすい。
エンジンに馬力がないと、軽く機体を作らないと、軍の要望が満たせない。
ただ飛ぶならいいが、空戦して勝たなければならない。
相手の戦闘機より速く、動作が機敏で 撃たれ強いことが大切だ。
ゼロ戦の設計者は、エンジンが馬力不足なので他社のエンジンをゼロに採用した。
だれも好きで他社のエンジンなぞ採用しない。
設計も軽く作るため撃たれ弱いゼロになった。
燃料タンクは、防弾なんてない。 そこがゼロの弱点だった。
しかし1000馬力ほどで、ゼロほど性能のいい戦闘機は無い。
現代の技術でも、同じくらいだと思う。
それくらいエンジン馬力は大切だ。
排気タービン3連装の12気筒1500馬力で、機体設計に余裕があった。
設計者は撃たれ強くしたかった。
鉄は重い、軽いアルミ合金は、電気分解で作る、電気代がはんぱないのだ。
しかし、現在日本国は、亜細亜諸国からの輸入で国力も倍増した。 新型はアルミ合金を採用した。
アルミにほんのすこし他の金属は混ぜると強い合金ができる。
欠点は粘りが少なく金属疲労が出やすい。 コメット号事件だ。
金属疲労が出ないように考える。
そうだ、ハイブリッドだ、薄いアルミ板を何枚も重ねて接着する。一枚の板より金属疲労に強くなった。
新型艦上戦闘機は二重反転プロペラで水冷3連ターボ12気筒1500馬力で、最高速度約680キロで40ミリバルカン五千発、時速800キロの急降下に耐える機体で、防弾座席、防弾燃料タンクで、20ミリ機銃弾に耐える風防を装備した機体だ。
欧米は30年でも追いつけまい、名前をつけた、ハヤブサだ。
隼と書かない、ハヤブサだ。
アマテラスがハヤブサを満載して自由の女神像を横切る。
米国親善訪問だ。 本音は米国のインディアンと黒人支援のためだ。
艦上にインディアンと黒人の代表を招いた。
ハヤブサに体験搭乗してもらう、ハヤブサは二人分座席がある。
それをホワイトハウスは、黙って耐えた。
へたにつつくと、インディアンと黒人が人種差別に対する支援を日本に求めかねないからだ。
トラの穴には手をいれたくない。
翌日は一般開放だった。
米国民は、世界の雄が自分たちだけではない、と悟った。
戦後、英国が威信をかけて開発した初めてのジェット旅客機だ。
高度1万2千を飛ぶ。 空気が薄いから与圧キャビンだ 。
空気を地上と同じ一気圧に加圧する。 素人の客に酸素マスクは無理だから。
つまり風船が飛んでいるようなものだ。
穴があけば、バーンだ。
それが現実になりコメット号は連続3機落ちた。
英国は威信が丸つぶれだから原因を調べた。
与圧実験には、水槽を作り、模型でない、本物を使って実験した。
また地中海に落ちた部品を出来る限り回収した。
イタリーの漁船民にドルを横流ししてトロールさせてまで回収したらしい。
それで原因がわかった。
設計ミスというか、未知の痕跡が原因であり、製作会社は責任までは、問われなかったが、信用が無くなり吸収合併して終わった。
原因は金属疲労だった。
機体の製作にビョウを打ち込んで、出来る微細なキズが原因だった。
現在はビョウではなく、接着剤で作っている。
溶接では、重いから。
では、他のいままでの機体はどうか、高度1万まで上がらない、与圧キャビンもないから、そこまでキズが進展しなかったのだ。
与圧が機体を疲労させたのだ。
では、新型艦戦は与圧キャビンにするらしいが、どうだろうか。
今回はその話だ。 もちろん妄想日本軍だからゴ理解を。
1500馬力の戦闘機はメドがたった。 馬力があるエンジンは飛行機の設計がしやすい。
エンジンに馬力がないと、軽く機体を作らないと、軍の要望が満たせない。
ただ飛ぶならいいが、空戦して勝たなければならない。
相手の戦闘機より速く、動作が機敏で 撃たれ強いことが大切だ。
ゼロ戦の設計者は、エンジンが馬力不足なので他社のエンジンをゼロに採用した。
だれも好きで他社のエンジンなぞ採用しない。
設計も軽く作るため撃たれ弱いゼロになった。
燃料タンクは、防弾なんてない。 そこがゼロの弱点だった。
しかし1000馬力ほどで、ゼロほど性能のいい戦闘機は無い。
現代の技術でも、同じくらいだと思う。
それくらいエンジン馬力は大切だ。
排気タービン3連装の12気筒1500馬力で、機体設計に余裕があった。
設計者は撃たれ強くしたかった。
鉄は重い、軽いアルミ合金は、電気分解で作る、電気代がはんぱないのだ。
しかし、現在日本国は、亜細亜諸国からの輸入で国力も倍増した。 新型はアルミ合金を採用した。
アルミにほんのすこし他の金属は混ぜると強い合金ができる。
欠点は粘りが少なく金属疲労が出やすい。 コメット号事件だ。
金属疲労が出ないように考える。
そうだ、ハイブリッドだ、薄いアルミ板を何枚も重ねて接着する。一枚の板より金属疲労に強くなった。
新型艦上戦闘機は二重反転プロペラで水冷3連ターボ12気筒1500馬力で、最高速度約680キロで40ミリバルカン五千発、時速800キロの急降下に耐える機体で、防弾座席、防弾燃料タンクで、20ミリ機銃弾に耐える風防を装備した機体だ。
欧米は30年でも追いつけまい、名前をつけた、ハヤブサだ。
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