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十五章 大空へ!
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一応 人前じゃあ、見かけも動きも声も 相当気をつけてるつもりだし、(俺が自分で見る限り)皆の反応も悪くはねぇ。
ラビーン、クアンなんかは完全に『リア』にベタ惚れだし、こないだなんかは見ず知らずの男に求婚までされちまったし。
けど一方で、このじーさんみてぇに俺の女装をあっさり見破った面々もいる。
ミーシャから始まって、シエナ、ヘイデン、ジュード。
それにこの目の前のカフェの店長だろ?
そして、ゴルドー……。
あぁ……考えてたら、まためげてきた。
実は俺が自分で思うほど、カンペキな女装は出来てねぇのかも……。
んな事を思ってると、じーさんがふふふと笑う。
「いえ、それはないと思いますよ。
街の皆さん誰も、リアさんが男だなんて、夢にも思っていないでしょう。
……私がリッシュくんの事に気がついたのは、子供の頃のリッシュくんをよく知っていたからです。
覚えていませんか。
リッシュくん、よくここに遊びに来ていたんですよ」
問いかけられて──俺は思わず眉を八の字にして記憶を辿る。
じーさんが笑った。
「今はもう引退してしまいましたが、一代前のコックに……丁度今のリュートくんの様に、簡単な料理を習いに来たりしていたんですよ。
ダルクさんに料理を作ってやるんだと言ってね。
それに、よく食事をしに来てもくれました。
ダルクさんと一緒に、そこのいつものカウンター席で……。
リアさんの姿で初めにここにいらした時、『小さなダルクさん』と並んでカウンター前でオーナーと話をしていたでしょう。
その光景を見ていたら、ふいに昔のリッシュくんの姿が重なりましてね。
それで、リアさんの正体が分かったのです」
『小さなダルクさん』ってぇのは、もちろんミーシャの事だろう。
じーさんが穏やかに言ってくる。
その言葉が、声が……俺の頭の中に、確かに ある記憶を呼び起こさせた。
ふんわりと漂うコーヒーの香り。
俺用の背の高い椅子に座って、カウンターに腕を乗せて、いっぱしの大人みてぇな態度で出されたジュースを飲む俺。
隣でへらへらしながら上手そうにサンドイッチに食いつくダルクの姿。
そして──俺が話しかけた先でニコニコと笑って話に付き合ってくれる、店長のじーさんの顔……。
いつも、何でも楽しそうに聞いてくれてたよな。
だから俺も、なんかあるとじーさんに話しかけて……。
その記憶が今も俺の頭のどっか奥の方にあって……だから、今日じーさんの姿を見た時に、カフェを休む『本当の』理由を言いたい衝動に駆られたんだろうか。
俺は静かに息をついてじーさんの言葉に「……そっか」と一言答える。
胸にじんわり熱いものを感じながら、鼻先を擦った。
俺がすっかり忘れちまってた記憶を覚えてくれてた人が、ここにもいたのか……。
そいつはなんだかうれしい様な、照れくさい様な、温かい気持ちだった。
と、じーさんがカフェの壁に掛けてある時計に目をやり、口を開く。
「おやおや、そろそろ皆が出勤してくる頃合いですよ。
行くのなら、もうここを出ないと」
じーさんに背中を押されて、俺は「ああ、」と答える。
「それじゃあ……行くよ。
そのうち……様子見てここにも顔出すから。
そん時はまたうまいコーヒーでも淹れてくれよな」
言うと、じーさんが穏やかな笑みで頷いた。
俺は──少し名残惜しく思いながらも、店の裏口から出る。
そうして戸を閉め、カフェを軽く見上げてから──一つ、深く頭を下げた。
それから踵を返しその場を離れ、一歩を踏み出した──所で。
ボスンッと誰かに顔からぶつかっちまった。
鼻っ面がぐにんと横に曲がる。
「いっ……!」
痛ってぇ……!
思わずそう声をあげそうになったが、すんでの所で踏み留まった。
鼻を手で押さえ、俺はぶつかっちまったその人物を怪訝な顔で見上げる。
──そいつは、かなり背の高い男だった。
しかもつい昨日、たった一度だけ顔を見た男だ。
濃紺色の短髪に、薄紫の目。
俺に──出会って早々『結婚を前提に付き合ってくれ』な~んて何とも恐ろしい申し出をしてきた、あいつだ!
だが、昨日とは大きく見た目に違っている所が一つある。
──無精ひげが、ねぇ。
昨日は若干むさ苦しい男だなって見た目だったのが、今はスッキリして大分……いや、実のところかなり見れる顔になってやがる。
キリッとしたイケメン顔だ。
その顔を見たとたん──
ふいに誰かの顔とこいつの顔がダブって見えた。
前にも思ったが……。
やっぱりこいつ、どっかで見た事がある……気がする。
……いや、こいつじゃねぇ。
こいつじゃねぇ、よく似た誰かを知ってる様な……。
俺が鼻を抑えたまま男をまじまじと見つめたからだろう、男が照れた様にそわそわして「リ、リアさん……!」と口を開く。
「ぶつかってしまい、すみません。
お怪我はありませんか?」
俺と出会えて感激半分、もう半分はぶつかっちまって申し訳ねぇ……ってところか?
んな口調で男が言ってくるのに……俺はようやくハッとして頭を横に振った。
って、俺はこんな所でのんびりしてるヒマはねぇんだよ。
こいつと誰かの顔が似てようが似てまいが、んなのどうだっていい。
俺はさっさとこの場から立ち去る為に にこっと引きつる笑みで返してみせた。
「~だ、大丈夫です。
少し驚いただけなので」
相手に気づかれるかどーかってくらい少しずつ、ジリジリと足を横に動かして、俺は店の表通りに出ようと努める。
後はもう、そのまま突っ走って行っちまえばさすがの男も追っては来ねぇだろう。
~よし、今だ!
パッと走る体勢になって足を大きく一歩踏み出しかけた──その、瞬間に。
「~あの!」
男が俺に向かって声を上げる。
後から思えばそのまま声なんか無視して走って逃げてっちまえば良かったんだが……俺はいきなりの事に出鼻を挫かれて、踏み出した足をそのまま一瞬止めちまった。
男がすぅっと息を吸って……思いの外真剣な眼差しと声で、語りかけてくる。
「昨日はあんな人前で、あんな告白をして……申し訳なかった。
だが、あなたに一目惚れしたのも、昨日俺があなたに言った事も嘘偽りない想いだ。
あなたの為なら、あなたの嫌う無精ひげだってこうしてキレイさっぱり剃ってみせる。
今日はそれだけを言いたくて……。
いや、すみません、おかしな話を……。
だが、俺は本気なんだ。
それだけは分かってほしい」
言ってくる。
たぶん……たぶんだが、俺が本当に『リアっていう名の女の子』だったら、この告白(もどき)は、わりといい印象を与えただろう。
静かで落ち着きのある耳障りのいい声に、真剣な眼差し。
その薄紫色の目を見ちまったら、大抵の女の子はちょっとクラッときちまうだろう。
残念ながらこの俺には んなの全く効きやしねぇんだが……。
まぁ……ともかく。
昨日嫌いだと言われた無精ひげもキレイさっぱり剃って、わざわざ謝って再告白しようってんだ。
もちろん気持ちに応える気はこれっぽっちもねぇが、その心意気くらいは認めてやるか。
俺はちょっと溜息ついて、男に向かった。
「……お話は分かりました。
私も昨日は人前で『無精ひげは嫌いだ』なんてあなたに恥をかかせてしまって、ごめんなさい。
だけど……お気持ちには、応えられないわ。
今ちょっと色々大変で……そんな余裕はないんです。
まだ誰にも言わないで欲しいんだけど、近々この街を出て行く予定なの。
あなたとお会いする事は、たぶんもうないと思うから」
ウソは、言ってねぇ。
まぁ近々っつぅのは今日この後すぐにでもって訳だが、そこまで丁寧に教えてやる必要はねぇし。
『リアとして』この男と会うって事も、おそらくもうねぇだろう。
男が……たぶんショックを受けてんだろう、声も出さずに俺を見つめる間に、俺はペコリと頭を下げて、そのまま男に背を向け立ち去ろうとする。
その、目の端に──。
思いも寄らねぇある一人の人物の姿がちらと見えた……気がした。
裏通りの、さらに奥まった所──カフェの裏側の、人が一人通れるかってくらいの細い道だ。
俺は──思わず振り返り、二度見しちまいそうになるのを堪えて、そのままその場を立ち去る。
そうして道の角を曲がり、向こうから誰も見えねぇ位置まで来てからサッと物陰に身を潜めた。
ラビーン、クアンなんかは完全に『リア』にベタ惚れだし、こないだなんかは見ず知らずの男に求婚までされちまったし。
けど一方で、このじーさんみてぇに俺の女装をあっさり見破った面々もいる。
ミーシャから始まって、シエナ、ヘイデン、ジュード。
それにこの目の前のカフェの店長だろ?
そして、ゴルドー……。
あぁ……考えてたら、まためげてきた。
実は俺が自分で思うほど、カンペキな女装は出来てねぇのかも……。
んな事を思ってると、じーさんがふふふと笑う。
「いえ、それはないと思いますよ。
街の皆さん誰も、リアさんが男だなんて、夢にも思っていないでしょう。
……私がリッシュくんの事に気がついたのは、子供の頃のリッシュくんをよく知っていたからです。
覚えていませんか。
リッシュくん、よくここに遊びに来ていたんですよ」
問いかけられて──俺は思わず眉を八の字にして記憶を辿る。
じーさんが笑った。
「今はもう引退してしまいましたが、一代前のコックに……丁度今のリュートくんの様に、簡単な料理を習いに来たりしていたんですよ。
ダルクさんに料理を作ってやるんだと言ってね。
それに、よく食事をしに来てもくれました。
ダルクさんと一緒に、そこのいつものカウンター席で……。
リアさんの姿で初めにここにいらした時、『小さなダルクさん』と並んでカウンター前でオーナーと話をしていたでしょう。
その光景を見ていたら、ふいに昔のリッシュくんの姿が重なりましてね。
それで、リアさんの正体が分かったのです」
『小さなダルクさん』ってぇのは、もちろんミーシャの事だろう。
じーさんが穏やかに言ってくる。
その言葉が、声が……俺の頭の中に、確かに ある記憶を呼び起こさせた。
ふんわりと漂うコーヒーの香り。
俺用の背の高い椅子に座って、カウンターに腕を乗せて、いっぱしの大人みてぇな態度で出されたジュースを飲む俺。
隣でへらへらしながら上手そうにサンドイッチに食いつくダルクの姿。
そして──俺が話しかけた先でニコニコと笑って話に付き合ってくれる、店長のじーさんの顔……。
いつも、何でも楽しそうに聞いてくれてたよな。
だから俺も、なんかあるとじーさんに話しかけて……。
その記憶が今も俺の頭のどっか奥の方にあって……だから、今日じーさんの姿を見た時に、カフェを休む『本当の』理由を言いたい衝動に駆られたんだろうか。
俺は静かに息をついてじーさんの言葉に「……そっか」と一言答える。
胸にじんわり熱いものを感じながら、鼻先を擦った。
俺がすっかり忘れちまってた記憶を覚えてくれてた人が、ここにもいたのか……。
そいつはなんだかうれしい様な、照れくさい様な、温かい気持ちだった。
と、じーさんがカフェの壁に掛けてある時計に目をやり、口を開く。
「おやおや、そろそろ皆が出勤してくる頃合いですよ。
行くのなら、もうここを出ないと」
じーさんに背中を押されて、俺は「ああ、」と答える。
「それじゃあ……行くよ。
そのうち……様子見てここにも顔出すから。
そん時はまたうまいコーヒーでも淹れてくれよな」
言うと、じーさんが穏やかな笑みで頷いた。
俺は──少し名残惜しく思いながらも、店の裏口から出る。
そうして戸を閉め、カフェを軽く見上げてから──一つ、深く頭を下げた。
それから踵を返しその場を離れ、一歩を踏み出した──所で。
ボスンッと誰かに顔からぶつかっちまった。
鼻っ面がぐにんと横に曲がる。
「いっ……!」
痛ってぇ……!
思わずそう声をあげそうになったが、すんでの所で踏み留まった。
鼻を手で押さえ、俺はぶつかっちまったその人物を怪訝な顔で見上げる。
──そいつは、かなり背の高い男だった。
しかもつい昨日、たった一度だけ顔を見た男だ。
濃紺色の短髪に、薄紫の目。
俺に──出会って早々『結婚を前提に付き合ってくれ』な~んて何とも恐ろしい申し出をしてきた、あいつだ!
だが、昨日とは大きく見た目に違っている所が一つある。
──無精ひげが、ねぇ。
昨日は若干むさ苦しい男だなって見た目だったのが、今はスッキリして大分……いや、実のところかなり見れる顔になってやがる。
キリッとしたイケメン顔だ。
その顔を見たとたん──
ふいに誰かの顔とこいつの顔がダブって見えた。
前にも思ったが……。
やっぱりこいつ、どっかで見た事がある……気がする。
……いや、こいつじゃねぇ。
こいつじゃねぇ、よく似た誰かを知ってる様な……。
俺が鼻を抑えたまま男をまじまじと見つめたからだろう、男が照れた様にそわそわして「リ、リアさん……!」と口を開く。
「ぶつかってしまい、すみません。
お怪我はありませんか?」
俺と出会えて感激半分、もう半分はぶつかっちまって申し訳ねぇ……ってところか?
んな口調で男が言ってくるのに……俺はようやくハッとして頭を横に振った。
って、俺はこんな所でのんびりしてるヒマはねぇんだよ。
こいつと誰かの顔が似てようが似てまいが、んなのどうだっていい。
俺はさっさとこの場から立ち去る為に にこっと引きつる笑みで返してみせた。
「~だ、大丈夫です。
少し驚いただけなので」
相手に気づかれるかどーかってくらい少しずつ、ジリジリと足を横に動かして、俺は店の表通りに出ようと努める。
後はもう、そのまま突っ走って行っちまえばさすがの男も追っては来ねぇだろう。
~よし、今だ!
パッと走る体勢になって足を大きく一歩踏み出しかけた──その、瞬間に。
「~あの!」
男が俺に向かって声を上げる。
後から思えばそのまま声なんか無視して走って逃げてっちまえば良かったんだが……俺はいきなりの事に出鼻を挫かれて、踏み出した足をそのまま一瞬止めちまった。
男がすぅっと息を吸って……思いの外真剣な眼差しと声で、語りかけてくる。
「昨日はあんな人前で、あんな告白をして……申し訳なかった。
だが、あなたに一目惚れしたのも、昨日俺があなたに言った事も嘘偽りない想いだ。
あなたの為なら、あなたの嫌う無精ひげだってこうしてキレイさっぱり剃ってみせる。
今日はそれだけを言いたくて……。
いや、すみません、おかしな話を……。
だが、俺は本気なんだ。
それだけは分かってほしい」
言ってくる。
たぶん……たぶんだが、俺が本当に『リアっていう名の女の子』だったら、この告白(もどき)は、わりといい印象を与えただろう。
静かで落ち着きのある耳障りのいい声に、真剣な眼差し。
その薄紫色の目を見ちまったら、大抵の女の子はちょっとクラッときちまうだろう。
残念ながらこの俺には んなの全く効きやしねぇんだが……。
まぁ……ともかく。
昨日嫌いだと言われた無精ひげもキレイさっぱり剃って、わざわざ謝って再告白しようってんだ。
もちろん気持ちに応える気はこれっぽっちもねぇが、その心意気くらいは認めてやるか。
俺はちょっと溜息ついて、男に向かった。
「……お話は分かりました。
私も昨日は人前で『無精ひげは嫌いだ』なんてあなたに恥をかかせてしまって、ごめんなさい。
だけど……お気持ちには、応えられないわ。
今ちょっと色々大変で……そんな余裕はないんです。
まだ誰にも言わないで欲しいんだけど、近々この街を出て行く予定なの。
あなたとお会いする事は、たぶんもうないと思うから」
ウソは、言ってねぇ。
まぁ近々っつぅのは今日この後すぐにでもって訳だが、そこまで丁寧に教えてやる必要はねぇし。
『リアとして』この男と会うって事も、おそらくもうねぇだろう。
男が……たぶんショックを受けてんだろう、声も出さずに俺を見つめる間に、俺はペコリと頭を下げて、そのまま男に背を向け立ち去ろうとする。
その、目の端に──。
思いも寄らねぇある一人の人物の姿がちらと見えた……気がした。
裏通りの、さらに奥まった所──カフェの裏側の、人が一人通れるかってくらいの細い道だ。
俺は──思わず振り返り、二度見しちまいそうになるのを堪えて、そのままその場を立ち去る。
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