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十二章 清算
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誰かが何かを怒鳴っている。
いや、たぶんほんとは怒鳴ってる意識なんか当人にはないんだろう。
声がでけぇ。
口が悪い。
真っ暗なその世界の中で、そいつの服の──その悪趣味な服の柄がいやに目につく。
「~おい、ガキ、」
そいつが俺に呼びかけるが──言うべき言葉が見つからないのか、そこで声が止まっちまう。
俺は──ガキの頃の俺は、そいつの顔をぼんやりと見る。
けど、そこには黒いモヤがかかってて、そいつがどんな顔をしてんのか、どんな表情をしてんのか、まるで一つも分からなかった。
男から、深い溜息が漏れる。
「もういいから、忘れろ。
……あいつの事は、この俺がいずれ必ず落とし前をつけてやる。
ダルクの仇は俺が取る。
だから……お前はもう何も考えんな。
いいな?」
噛んで含ませる様に、男が言う。
俺は、何の返事もしない。
それを肯定と取ったのか否定と取ったのかは分からねぇ。
男ははぁっと大きく息を吐き、少しの沈黙の後再び口を開く。
「~それから、お前の事はこの俺様が引き取る事になった。
俺はガキの扱いには慣れてねぇが、お前、うちの従業員たちから可愛がられてただろ。
男ばかりだが、どうにかやっていけるはずだ。
落ち着いたらこの俺様が直々に経営の事とか教えてやるよ。
こーゆう時は、とにかく動いて、頭ん中も他の事でいっぱいにする方がいいんだ」
男が言ってくる。
珍しくその声にはいつもみてぇなギャンギャンした怒鳴る様な調子も怒ってる様な調子もねぇ。
いつもより、口数も多い。
まるで、自分の言葉が止まったら、目に見えない何かに支配されちまうとでも思ってるみてぇだった。
男は再び息をついた。
「~……仲良くやってこうぜ、兄弟」
◆◆◆◆◆
俺はハッとして目を覚ます。
すぐ隣でひっついて同じく居眠りをしてたらしい犬カバがビクリとして起き上がり、きょろきょろと辺りを見渡す。
カタン、コトンと揺れ動く馬車は変わりがねぇ。
外から入る陽の光はすっかり西に傾いていた。
もうすぐ、夕暮れ時だ。
俺が目を覚ましたのに気がついたんだろう、シエナが「おや、丁度いいタイミングで起きたね」と声をかけて来た。
「もうじき街に着くよ。
また行きと同じ旧市街の方であんたを降ろすから……」
言いかけた、シエナに。
俺は「……いや、」と一言でその声を遮る。
かりかりと頭を掻いた。
まだ、夢の中の言葉が──出来事が、俺の頭の中に残っている。
悪趣味な服、ドスの効いた声、言われた言葉……。
そしてそいつが、単なる夢じゃなかったって事に……俺は気がついていた。
「~リッシュ?」
俺の様子がおかしかったからか、シエナがこっちを伺う様にして問いかけてくる。
俺は軽く頭を振って、そうして……いつも通りへらっと笑ってみせた。
「………いや、ちょっと用事を思い出したからさ。
ヘイデンの家んとこで降ろしてくんねぇかな。
日が落ちた頃、また街の地下道を通ってギルドに戻るから」
まったく何でもない事の様に言ってやると、シエナが「それは構わないけど」と戸惑い混じりに返してくる。
「ヘイデンの家から街まで、歩くと結構な距離があるよ?
あんた、あばらの痛みはまだ完全に治った訳じゃないんだろ?
大丈夫なのかい?」
「おう。
全然大丈夫だって」
ほんと言うと、未だに微かな鈍痛くらいは残ってるが、問題になるほどじゃねぇ。
休み休み行けば別に普通に街までは戻れそうだ。
「………」
シエナがほんの少しの間黙り込んで俺の様子を伺う。
けど──。
シエナはほんの少し腰を浮かせて前方の小窓みてぇになってる木の部分をコンコンと軽く叩いてそこを開けた。
どーやら前の御者席に繋がってる窓らしい。
「 悪いんだけどね、ヘイデン・ハントの屋敷に寄ってくれるかい?」
小窓の向こうの御者は、何にも言わねぇ。
言わねぇが、多分承知はしたらしかった。
馬首を巡らしたのが気配で分かる。
シエナが小窓を閉じて腰を席に戻した。
そこからヘイデンの屋敷までは、すぐだった。
その間、俺もシエナも、それに犬カバも何も話さなかった。
屋敷の前まで来て、俺が馬車から降りると。
その足元をすり抜けて犬カバがささっと俺より先に地面に降り立つ。
……ま~たこいつは……。
思わず呆れ眼で犬カバを見やると、犬カバが澄まして顔をプイッと背ける。
「それじゃ、あんまり遅くなりすぎない様にね。
……あんたは大丈夫だって言うけどね、またいい時間になったらここへこの馬車を送るよ。
街の地下通路を通って、戻っておいで。
それじゃ犬カバ、リッシュのお守り、いつも通り頼んだよ」
馬車の中から窓越しにシエナが言うのに、
「クッヒ!」
犬カバが元気よく返事する。
……おいおい、俺はいつも犬カバに“お守り”されてんのかよ。
思わず不服顔をした俺に、シエナは笑って御者に馬車を出す様手配する。
御者が無言のまま馬を出す。
カタンコトンと音を立てながら、馬車が走り去っていくのを最後まで見送って──俺はぼんやりとそのままそこに立ち尽くした。
「クヒ?」
先にヘイデン屋敷に進みかけていた犬カバが、振り返って俺に呼びかける。
「──ああ、いや。
……何でもねぇ」
言うと、犬カバが疑ぐる様な目で俺を見る。
けど今は、それ以上の言葉を返す事は出来なかった。
俺は──軽く眉を寄せて、ヘイデンの屋敷の方を見る。
夢の中の、あの男──。
あんなに趣味の悪い服を着た、口の悪い男は世界中どこを探したってたった一人しかいねぇ。
シエナに聞けば、教えてくれたかもしれねぇが……昔の事を聞くのは、何でか少し気が引けた。
ここに来れば、ヘイデンに会えば、きっと確かめられるだろう。
そう思ったんだけどよ……。
俺は静かに一人、息をつく。
そうしてくるりとヘイデンの屋敷から背を向け歩き出した。
「クヒッ?」
犬カバが慌てた様に後ろから俺に呼びかける。
と、そこで──
「──リッシュくん?」
ふと、背後から──ヘイデンの屋敷の方から、声をかけられる。
俺は思わず驚いてバッと後ろを振り返った。
そこにいたのは、見慣れた顔。
ヘイデンのとこの執事のじーさんだった。
「……じーさん……」
言葉に出たのはただそれだけ。
それだけだったが、じーさんは少しほっとした様な穏やかな笑みを見せた。
「馬車の音がしたので様子を見に来たのですが……。
やはりリッシュくんでしたか。
もう体の調子はよろしいのですか?」
「あ、ああ……。まあ……」
半ば戸惑いながら、言う。
犬カバがじーさんの元に駆けつけてお愛想を振りまくか、それとも屋敷から離れかけていた俺の方に寄っていくか、迷った様にこっちと向こうを交互に見やる。
俺も……この場で立ち止まったまま、どちらにも動けずにいた。
と、そいつを察したのかどうなのか、じーさんが気遣わしげに軽く微笑んで「ヘイデン様でしたら、」と俺に声をかけてくる。
「あいにく今は飛行船の整備に出ておられますよ。
ですが丁度そろそろお戻りになる頃です。
……少し上がっていかれませんか?
今日は慣れない会議でお疲れでしょう。
温かいお茶とお菓子をご用意しますよ」
じーさんが言う。
俺はそいつに、どうにも調子の上がらねぇまま それでも ああ、と頷いた。
「……それじゃあ、上がらせてもらうよ」
いつの間にか、俺はそう、答えていた。
じーさんが微笑みをそのままに「ではどうぞ」と屋敷の扉を開け、俺に中に入る様促す。
俺が戸惑いながらもそっちへ一歩踏み出した……ところで。
待ってました!とばかりに犬カバがその前をピューッと走ってじーさんの元まで行く。
そうしてキューンキューンとかわいさ満点にじーさんの足元に侍りながら鳴いてみせる。
俺は……そいつに呆れる事も忘れて、ただ大人しくその後についたのだった──。
いや、たぶんほんとは怒鳴ってる意識なんか当人にはないんだろう。
声がでけぇ。
口が悪い。
真っ暗なその世界の中で、そいつの服の──その悪趣味な服の柄がいやに目につく。
「~おい、ガキ、」
そいつが俺に呼びかけるが──言うべき言葉が見つからないのか、そこで声が止まっちまう。
俺は──ガキの頃の俺は、そいつの顔をぼんやりと見る。
けど、そこには黒いモヤがかかってて、そいつがどんな顔をしてんのか、どんな表情をしてんのか、まるで一つも分からなかった。
男から、深い溜息が漏れる。
「もういいから、忘れろ。
……あいつの事は、この俺がいずれ必ず落とし前をつけてやる。
ダルクの仇は俺が取る。
だから……お前はもう何も考えんな。
いいな?」
噛んで含ませる様に、男が言う。
俺は、何の返事もしない。
それを肯定と取ったのか否定と取ったのかは分からねぇ。
男ははぁっと大きく息を吐き、少しの沈黙の後再び口を開く。
「~それから、お前の事はこの俺様が引き取る事になった。
俺はガキの扱いには慣れてねぇが、お前、うちの従業員たちから可愛がられてただろ。
男ばかりだが、どうにかやっていけるはずだ。
落ち着いたらこの俺様が直々に経営の事とか教えてやるよ。
こーゆう時は、とにかく動いて、頭ん中も他の事でいっぱいにする方がいいんだ」
男が言ってくる。
珍しくその声にはいつもみてぇなギャンギャンした怒鳴る様な調子も怒ってる様な調子もねぇ。
いつもより、口数も多い。
まるで、自分の言葉が止まったら、目に見えない何かに支配されちまうとでも思ってるみてぇだった。
男は再び息をついた。
「~……仲良くやってこうぜ、兄弟」
◆◆◆◆◆
俺はハッとして目を覚ます。
すぐ隣でひっついて同じく居眠りをしてたらしい犬カバがビクリとして起き上がり、きょろきょろと辺りを見渡す。
カタン、コトンと揺れ動く馬車は変わりがねぇ。
外から入る陽の光はすっかり西に傾いていた。
もうすぐ、夕暮れ時だ。
俺が目を覚ましたのに気がついたんだろう、シエナが「おや、丁度いいタイミングで起きたね」と声をかけて来た。
「もうじき街に着くよ。
また行きと同じ旧市街の方であんたを降ろすから……」
言いかけた、シエナに。
俺は「……いや、」と一言でその声を遮る。
かりかりと頭を掻いた。
まだ、夢の中の言葉が──出来事が、俺の頭の中に残っている。
悪趣味な服、ドスの効いた声、言われた言葉……。
そしてそいつが、単なる夢じゃなかったって事に……俺は気がついていた。
「~リッシュ?」
俺の様子がおかしかったからか、シエナがこっちを伺う様にして問いかけてくる。
俺は軽く頭を振って、そうして……いつも通りへらっと笑ってみせた。
「………いや、ちょっと用事を思い出したからさ。
ヘイデンの家んとこで降ろしてくんねぇかな。
日が落ちた頃、また街の地下道を通ってギルドに戻るから」
まったく何でもない事の様に言ってやると、シエナが「それは構わないけど」と戸惑い混じりに返してくる。
「ヘイデンの家から街まで、歩くと結構な距離があるよ?
あんた、あばらの痛みはまだ完全に治った訳じゃないんだろ?
大丈夫なのかい?」
「おう。
全然大丈夫だって」
ほんと言うと、未だに微かな鈍痛くらいは残ってるが、問題になるほどじゃねぇ。
休み休み行けば別に普通に街までは戻れそうだ。
「………」
シエナがほんの少しの間黙り込んで俺の様子を伺う。
けど──。
シエナはほんの少し腰を浮かせて前方の小窓みてぇになってる木の部分をコンコンと軽く叩いてそこを開けた。
どーやら前の御者席に繋がってる窓らしい。
「 悪いんだけどね、ヘイデン・ハントの屋敷に寄ってくれるかい?」
小窓の向こうの御者は、何にも言わねぇ。
言わねぇが、多分承知はしたらしかった。
馬首を巡らしたのが気配で分かる。
シエナが小窓を閉じて腰を席に戻した。
そこからヘイデンの屋敷までは、すぐだった。
その間、俺もシエナも、それに犬カバも何も話さなかった。
屋敷の前まで来て、俺が馬車から降りると。
その足元をすり抜けて犬カバがささっと俺より先に地面に降り立つ。
……ま~たこいつは……。
思わず呆れ眼で犬カバを見やると、犬カバが澄まして顔をプイッと背ける。
「それじゃ、あんまり遅くなりすぎない様にね。
……あんたは大丈夫だって言うけどね、またいい時間になったらここへこの馬車を送るよ。
街の地下通路を通って、戻っておいで。
それじゃ犬カバ、リッシュのお守り、いつも通り頼んだよ」
馬車の中から窓越しにシエナが言うのに、
「クッヒ!」
犬カバが元気よく返事する。
……おいおい、俺はいつも犬カバに“お守り”されてんのかよ。
思わず不服顔をした俺に、シエナは笑って御者に馬車を出す様手配する。
御者が無言のまま馬を出す。
カタンコトンと音を立てながら、馬車が走り去っていくのを最後まで見送って──俺はぼんやりとそのままそこに立ち尽くした。
「クヒ?」
先にヘイデン屋敷に進みかけていた犬カバが、振り返って俺に呼びかける。
「──ああ、いや。
……何でもねぇ」
言うと、犬カバが疑ぐる様な目で俺を見る。
けど今は、それ以上の言葉を返す事は出来なかった。
俺は──軽く眉を寄せて、ヘイデンの屋敷の方を見る。
夢の中の、あの男──。
あんなに趣味の悪い服を着た、口の悪い男は世界中どこを探したってたった一人しかいねぇ。
シエナに聞けば、教えてくれたかもしれねぇが……昔の事を聞くのは、何でか少し気が引けた。
ここに来れば、ヘイデンに会えば、きっと確かめられるだろう。
そう思ったんだけどよ……。
俺は静かに一人、息をつく。
そうしてくるりとヘイデンの屋敷から背を向け歩き出した。
「クヒッ?」
犬カバが慌てた様に後ろから俺に呼びかける。
と、そこで──
「──リッシュくん?」
ふと、背後から──ヘイデンの屋敷の方から、声をかけられる。
俺は思わず驚いてバッと後ろを振り返った。
そこにいたのは、見慣れた顔。
ヘイデンのとこの執事のじーさんだった。
「……じーさん……」
言葉に出たのはただそれだけ。
それだけだったが、じーさんは少しほっとした様な穏やかな笑みを見せた。
「馬車の音がしたので様子を見に来たのですが……。
やはりリッシュくんでしたか。
もう体の調子はよろしいのですか?」
「あ、ああ……。まあ……」
半ば戸惑いながら、言う。
犬カバがじーさんの元に駆けつけてお愛想を振りまくか、それとも屋敷から離れかけていた俺の方に寄っていくか、迷った様にこっちと向こうを交互に見やる。
俺も……この場で立ち止まったまま、どちらにも動けずにいた。
と、そいつを察したのかどうなのか、じーさんが気遣わしげに軽く微笑んで「ヘイデン様でしたら、」と俺に声をかけてくる。
「あいにく今は飛行船の整備に出ておられますよ。
ですが丁度そろそろお戻りになる頃です。
……少し上がっていかれませんか?
今日は慣れない会議でお疲れでしょう。
温かいお茶とお菓子をご用意しますよ」
じーさんが言う。
俺はそいつに、どうにも調子の上がらねぇまま それでも ああ、と頷いた。
「……それじゃあ、上がらせてもらうよ」
いつの間にか、俺はそう、答えていた。
じーさんが微笑みをそのままに「ではどうぞ」と屋敷の扉を開け、俺に中に入る様促す。
俺が戸惑いながらもそっちへ一歩踏み出した……ところで。
待ってました!とばかりに犬カバがその前をピューッと走ってじーさんの元まで行く。
そうしてキューンキューンとかわいさ満点にじーさんの足元に侍りながら鳴いてみせる。
俺は……そいつに呆れる事も忘れて、ただ大人しくその後についたのだった──。
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