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十一章 会議
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◆◆◆◆◆
地下通路の中は、少しひんやりしていた。
宙を漂う細かな埃が、電灯の明かりに照らされてよく見える。
石造りの壁や床。
たぶん、作られたのは相当な昔なんだろう。
所々、石畳が割れたり欠けたりしている。
電気の明かりに照らされてるって事を除けば、ガキの頃にダルクを追って行ったあの地下通路と、よく似ていた。
もっとも、地下通路なんて皆どれも似た様な造りになっちまうのかもしれねぇが。
思いつつ、俺はただ押し黙ったまま目を細めて先を行く犬カバの後ろ姿を見るともなしに見る。
犬カバのペタペタいう足音や、俺やミーシャの足音が地下通路内に反響して聞こえる。
考えるつもりはこれっぽっちもなかったんだが──。
不意に壁にもたれかかったまま死んじまったダルクの姿が、目の前の壁に現れた様に見えた。
息をしない口。
血まみれの服。
思わずピタとその場に足を止める。
───ところで。
「あっ、あのね、リッシュ」
不意にすぐ横から声がかかって、俺は現実に引き戻された。
ミーシャだ。
俺が顔をそっちに向けると、ミーシャが気遣う様に にこっと微笑む。
「今日の夜ね、シエナさんと二人でサプライズを用意してるの。
だから、楽しみにしていてね」
言ってくる。
その様子は──なんだか俺の意識を昔の出来事に向かわせない様に、わざと明るい口調で言ってくれたみてぇな感じだった。
表面上は明るく楽しげなすみれ色の瞳が、ほんのちょっと俺の様子を伺う様だ。
~まったく……。
これじゃ心配しすぎだ、なんて偉そうな事言えねぇや。
思いながら、俺は『ダルクが見えた』通路の壁から、今ここにちゃんと存在しているミーシャの方へ意識と視線を送る。
つい止めちまった歩を再びゆっくりと歩ませると、ミーシャも横について歩き始める。
俺はミーシャの話に乗って、ふっと笑ってみせた。
「サプライズって……。
今言っちまったら全然サプライズにならねぇだろ」
思わず笑いながら言うと、ミーシャも笑って返してくる。
「そんな事ないわ。
きっとびっくりするもの」
「へ~ぇ。
なら、どんなサプライズか楽しみにしてるぜ」
「うん。
楽しみにしていて」
にこっと自信あり気に言った顔が、そこぶるかわいい。
どんなサプライズを用意しようとしてくれてんのか、本当に楽しみだ。
「クッヒ!」
先を歩く犬カバが、パタパタっとまっすぐ駆けて行って、行き止まりの階段前でくるくると二回も回る。
どーやら地下通路の出口みてぇだ。
「もう着いたみたいね」
ミーシャが言ってくるのに、俺は「ああ、」と頷いてみせる。
道のり的には十数分ってところか。
なんだかあっという間だったな。
ミーシャが微笑みながら口を開いた。
「──大統領閣下に借金の肩代わりをしてもらえるっていう話、聞いたわ。
もう、帰ってくる頃には賞金首ではなくなっているのよね。
飛行船を買い戻す夢にも少し近づいて……。
本当に、良かった」
ミーシャが、心からの気持ちを込めて、言ってきてくれる。
俺はそいつに曖昧に笑って「おう」とだけ答えた。
実を言うとミーシャには、大統領の話を断る事は言ってねぇ。
言うと余計な負い目を感じちまうんじゃねぇかと思ったからだ。
ミーシャは……けっこー勘も鋭いし、頭も働く。
もし俺が のっけからこの話を蹴るなんて言ったら、どうしてなのかって考えちまうだろう。
もしかしたら俺の考えなんかすっかり全部見透かしちまって、自分のせいで断ったんだって、思うかもしれねぇ。
そんな風に考えさせちゃ、元も子もねぇからな。
だから大統領にきっぱり断って帰った後に『俺がへらへらしすぎたせいで大統領を怒らせちまった、この話はなかった事にしてくれって言われちまった』とでも何とでも話してやるつもりだった。
シエナやジュードにもその事は伝えてある。
心から『良かった』なんて言ってくれてるミーシャにはちょっぴり後ろめたい気持ちもあるが──。
ま、余計な気負いをさせちまうより数段マシだ。
階段前で止まってこっちを振り返っている犬カバが『早く来い』ってばかりに「クッヒー!」と一つ鳴いた。
俺は──この時間が終わっちまうのをちょっと残念に思いながらも、いつも通りにへらっと笑ってみせる。
「そんじゃ、行ってくる。
犬カバもうるせぇしさ」
「ええ、気をつけて」
ミーシャが、こっちも微笑みながら言ってくる。
俺はその言葉に思わず笑い返しちまった。
気をつけて、だってよ。
ラビーンやらクアンやらに『リアちゃん、くれぐれも気をつけてなぁ』なんて言われたってまったくもって嫌な予感しかしねぇが、ミーシャに同じセリフを言われると、なんだかその言葉がお守りになって悪い出来事を跳ね返せちまう様な気がする。
完全に俺の勝手な心持ちだが。
──さあて、それじゃあそろそろ行ってくるとしますかね。
俺はゆったりとした足取りで地上へ上がる階段へ足を踏み出す。
犬カバも、俺が動き出したのを見てさっさと階段を上り始めた。
と──
「リッシュ、やっぱりちょっと待って」
後ろからのミーシャの声に、俺は階段の一段目に片足を置いたまま「ん?」と軽く振り返りかける。
と──ミーシャが俺の左腕をキュッと下へ引っ張った。
つられる様に体が斜めにミーシャの方に寄る。
ミーシャがかかとを上げてちょっと背伸びをし、俺の横顔に顔を近づけた。
何だ?って、思う間もねぇ。
俺の頬に、柔らかい唇がそっと触れた。
~へっ……?
唇が、触れた?
俺は思わずミーシャを見る。
犬カバも、目を大っきく大っきく開けて階段の上からミーシャを見るのが、気配と感覚で分かる。
ミーシャがちょっと照れた様な、はにかむ様な微笑みを俺へ向けた。
「──行ってらっしゃい、リッシュ。
しっかり頑張ってきてね」
言ってくれるのに──俺は心ここにあらずのまま、唇の触れた頬に手をやり、「お……おう、」とやっとの事で返したのだった──。
◆◆◆◆◆
俺は、妙にドキドキする心臓を意識しながら、地下通路の階段の最上部に立って軽く上を見上げた。
何だかまだどーにも顔が赤く火照ってるよーな気がする。
俺は心を落ち着けるように心の中だけで息を吐いて、目の前の様子に神経を集中させる。
石造りの天井には、丁度人一人分がすり抜けられる様な大きさの、四角い切れ込みがあった。
外の陽の光なんだろう、光が上から漏れて、その切れ込みをはっきりと浮かび上がらせている。
俺は──その四角く切り込まれた石の天井へ両手を添える。
そうしてゆっくり静かにその石天井を押し上げてみた。
ポロポロポロ、と俺の顔の上にチリとも砂ともつかねぇモンが落ちてくる。
俺は思わず首を横へ振ってそいつを払い落とし、少し浮かせた石天井の隙間から、地上へ──外の世界へひっそりと目を向けた。
見えた先は──どうやらシエナの情報通り、旧市街の一角みてぇだった。
旧市街の中でもかなり裏手の方になるんだろう、人もいなけりゃ猫一匹、ネズミ一匹通りそうな気配もない。
俺はそいつをきちんと確認してから、石天井を完全にずらし、空いた穴の淵に手をやって腕の筋力だけで地上に上がる。
上がりきってささっと服の裾についた埃を払うと、下から
「きゅーん、きゅーん」
と犬カバが控えめに鳴く声がする。
どーやら俺も連れてけって言ってるみてぇだ。
ったく、しょーがねぇなあ。
俺は下へ向かって片手を伸ばす。
「犬カバ、本当に行くの?」
俺の手が伸びてきたからだろう、下でミーシャが犬カバに確認するのが聞こえた。
ついでに言やぁ「クッヒ!」っつー迷いのない犬カバの答えも。
ミーシャの小さな吐息が聞こえた。
けど、ミーシャが犬カバを両手の平に乗せ、上へ──俺の方へとそのまま手を押し上げる。
犬カバが びょーんとその上から俺の手の方へ向かってジャンプした。
そーして俺の手の平に片足で着地し、そのまま伸びてる腕を伝って地上へ一人で上がってくる。
すとん、とやけにナチュラルに、犬カバが地上の古びた石畳の上に着地した。
俺は下にいるミーシャを見た。
ミーシャがそれに気づいて にこっと笑いかけてくるのに──俺はこっちもへらっと笑い返してやる。
まだ顔が熱い。
ミーシャに悟られてなきゃいいんだが。
地下通路の中は、少しひんやりしていた。
宙を漂う細かな埃が、電灯の明かりに照らされてよく見える。
石造りの壁や床。
たぶん、作られたのは相当な昔なんだろう。
所々、石畳が割れたり欠けたりしている。
電気の明かりに照らされてるって事を除けば、ガキの頃にダルクを追って行ったあの地下通路と、よく似ていた。
もっとも、地下通路なんて皆どれも似た様な造りになっちまうのかもしれねぇが。
思いつつ、俺はただ押し黙ったまま目を細めて先を行く犬カバの後ろ姿を見るともなしに見る。
犬カバのペタペタいう足音や、俺やミーシャの足音が地下通路内に反響して聞こえる。
考えるつもりはこれっぽっちもなかったんだが──。
不意に壁にもたれかかったまま死んじまったダルクの姿が、目の前の壁に現れた様に見えた。
息をしない口。
血まみれの服。
思わずピタとその場に足を止める。
───ところで。
「あっ、あのね、リッシュ」
不意にすぐ横から声がかかって、俺は現実に引き戻された。
ミーシャだ。
俺が顔をそっちに向けると、ミーシャが気遣う様に にこっと微笑む。
「今日の夜ね、シエナさんと二人でサプライズを用意してるの。
だから、楽しみにしていてね」
言ってくる。
その様子は──なんだか俺の意識を昔の出来事に向かわせない様に、わざと明るい口調で言ってくれたみてぇな感じだった。
表面上は明るく楽しげなすみれ色の瞳が、ほんのちょっと俺の様子を伺う様だ。
~まったく……。
これじゃ心配しすぎだ、なんて偉そうな事言えねぇや。
思いながら、俺は『ダルクが見えた』通路の壁から、今ここにちゃんと存在しているミーシャの方へ意識と視線を送る。
つい止めちまった歩を再びゆっくりと歩ませると、ミーシャも横について歩き始める。
俺はミーシャの話に乗って、ふっと笑ってみせた。
「サプライズって……。
今言っちまったら全然サプライズにならねぇだろ」
思わず笑いながら言うと、ミーシャも笑って返してくる。
「そんな事ないわ。
きっとびっくりするもの」
「へ~ぇ。
なら、どんなサプライズか楽しみにしてるぜ」
「うん。
楽しみにしていて」
にこっと自信あり気に言った顔が、そこぶるかわいい。
どんなサプライズを用意しようとしてくれてんのか、本当に楽しみだ。
「クッヒ!」
先を歩く犬カバが、パタパタっとまっすぐ駆けて行って、行き止まりの階段前でくるくると二回も回る。
どーやら地下通路の出口みてぇだ。
「もう着いたみたいね」
ミーシャが言ってくるのに、俺は「ああ、」と頷いてみせる。
道のり的には十数分ってところか。
なんだかあっという間だったな。
ミーシャが微笑みながら口を開いた。
「──大統領閣下に借金の肩代わりをしてもらえるっていう話、聞いたわ。
もう、帰ってくる頃には賞金首ではなくなっているのよね。
飛行船を買い戻す夢にも少し近づいて……。
本当に、良かった」
ミーシャが、心からの気持ちを込めて、言ってきてくれる。
俺はそいつに曖昧に笑って「おう」とだけ答えた。
実を言うとミーシャには、大統領の話を断る事は言ってねぇ。
言うと余計な負い目を感じちまうんじゃねぇかと思ったからだ。
ミーシャは……けっこー勘も鋭いし、頭も働く。
もし俺が のっけからこの話を蹴るなんて言ったら、どうしてなのかって考えちまうだろう。
もしかしたら俺の考えなんかすっかり全部見透かしちまって、自分のせいで断ったんだって、思うかもしれねぇ。
そんな風に考えさせちゃ、元も子もねぇからな。
だから大統領にきっぱり断って帰った後に『俺がへらへらしすぎたせいで大統領を怒らせちまった、この話はなかった事にしてくれって言われちまった』とでも何とでも話してやるつもりだった。
シエナやジュードにもその事は伝えてある。
心から『良かった』なんて言ってくれてるミーシャにはちょっぴり後ろめたい気持ちもあるが──。
ま、余計な気負いをさせちまうより数段マシだ。
階段前で止まってこっちを振り返っている犬カバが『早く来い』ってばかりに「クッヒー!」と一つ鳴いた。
俺は──この時間が終わっちまうのをちょっと残念に思いながらも、いつも通りにへらっと笑ってみせる。
「そんじゃ、行ってくる。
犬カバもうるせぇしさ」
「ええ、気をつけて」
ミーシャが、こっちも微笑みながら言ってくる。
俺はその言葉に思わず笑い返しちまった。
気をつけて、だってよ。
ラビーンやらクアンやらに『リアちゃん、くれぐれも気をつけてなぁ』なんて言われたってまったくもって嫌な予感しかしねぇが、ミーシャに同じセリフを言われると、なんだかその言葉がお守りになって悪い出来事を跳ね返せちまう様な気がする。
完全に俺の勝手な心持ちだが。
──さあて、それじゃあそろそろ行ってくるとしますかね。
俺はゆったりとした足取りで地上へ上がる階段へ足を踏み出す。
犬カバも、俺が動き出したのを見てさっさと階段を上り始めた。
と──
「リッシュ、やっぱりちょっと待って」
後ろからのミーシャの声に、俺は階段の一段目に片足を置いたまま「ん?」と軽く振り返りかける。
と──ミーシャが俺の左腕をキュッと下へ引っ張った。
つられる様に体が斜めにミーシャの方に寄る。
ミーシャがかかとを上げてちょっと背伸びをし、俺の横顔に顔を近づけた。
何だ?って、思う間もねぇ。
俺の頬に、柔らかい唇がそっと触れた。
~へっ……?
唇が、触れた?
俺は思わずミーシャを見る。
犬カバも、目を大っきく大っきく開けて階段の上からミーシャを見るのが、気配と感覚で分かる。
ミーシャがちょっと照れた様な、はにかむ様な微笑みを俺へ向けた。
「──行ってらっしゃい、リッシュ。
しっかり頑張ってきてね」
言ってくれるのに──俺は心ここにあらずのまま、唇の触れた頬に手をやり、「お……おう、」とやっとの事で返したのだった──。
◆◆◆◆◆
俺は、妙にドキドキする心臓を意識しながら、地下通路の階段の最上部に立って軽く上を見上げた。
何だかまだどーにも顔が赤く火照ってるよーな気がする。
俺は心を落ち着けるように心の中だけで息を吐いて、目の前の様子に神経を集中させる。
石造りの天井には、丁度人一人分がすり抜けられる様な大きさの、四角い切れ込みがあった。
外の陽の光なんだろう、光が上から漏れて、その切れ込みをはっきりと浮かび上がらせている。
俺は──その四角く切り込まれた石の天井へ両手を添える。
そうしてゆっくり静かにその石天井を押し上げてみた。
ポロポロポロ、と俺の顔の上にチリとも砂ともつかねぇモンが落ちてくる。
俺は思わず首を横へ振ってそいつを払い落とし、少し浮かせた石天井の隙間から、地上へ──外の世界へひっそりと目を向けた。
見えた先は──どうやらシエナの情報通り、旧市街の一角みてぇだった。
旧市街の中でもかなり裏手の方になるんだろう、人もいなけりゃ猫一匹、ネズミ一匹通りそうな気配もない。
俺はそいつをきちんと確認してから、石天井を完全にずらし、空いた穴の淵に手をやって腕の筋力だけで地上に上がる。
上がりきってささっと服の裾についた埃を払うと、下から
「きゅーん、きゅーん」
と犬カバが控えめに鳴く声がする。
どーやら俺も連れてけって言ってるみてぇだ。
ったく、しょーがねぇなあ。
俺は下へ向かって片手を伸ばす。
「犬カバ、本当に行くの?」
俺の手が伸びてきたからだろう、下でミーシャが犬カバに確認するのが聞こえた。
ついでに言やぁ「クッヒ!」っつー迷いのない犬カバの答えも。
ミーシャの小さな吐息が聞こえた。
けど、ミーシャが犬カバを両手の平に乗せ、上へ──俺の方へとそのまま手を押し上げる。
犬カバが びょーんとその上から俺の手の方へ向かってジャンプした。
そーして俺の手の平に片足で着地し、そのまま伸びてる腕を伝って地上へ一人で上がってくる。
すとん、とやけにナチュラルに、犬カバが地上の古びた石畳の上に着地した。
俺は下にいるミーシャを見た。
ミーシャがそれに気づいて にこっと笑いかけてくるのに──俺はこっちもへらっと笑い返してやる。
まだ顔が熱い。
ミーシャに悟られてなきゃいいんだが。
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