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■5.聖夜の鬼は下僕に傅(かしず)く

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 *

 その日の夜は、そのままソファーで寄り添って眠った。消えかけていた暖炉の火を起こし、寝室から毛布を持ってきてふたりでくるまれば、お互いの体温が溶け合ってひとつになったみたいで、ひどく安心した気持ちで眠れたのを覚えている。
 目が覚めると胸に顔を埋めるようにして真紘が眠っていて、薪は、昨夜の真紘の告白を思い出して胸が切なく締めつけられるのと同時に、この人をいろいろなことから守ってあげたいと強く強く思った。
 そういえば真紘は、よく薪に甘えるけれど、弱音は吐かないから。
 安心して弱い部分も見せられるように、寄りかかれるように。向き合うだけじゃなく、背中を預け合えるように、もっと強く、凛とした自分になりたいと、真紘の柔らかな黒髪を撫でながら、薪はそんなことを思う。
「好きですよ、主任。どんな主任も、全部好きです。私、これからも主任の傍を離れたりしませんから、安心してください。ずっと一緒です」
 囁くように言って、薪は真紘の頭にひとつ、キスをする。すると、くすぐったかったのか、真紘はもぞもぞと身をよじった。けれど、ここのところの怒涛の忙しさや三時間の運転、それに、ずっと胸につかえていた告白を終えた安心感もあるのだろう、目を覚ますかと思いきや、真紘はまた、すーすーと寝息を立てはじめる。
「ゆっくり寝てください。起きたらまた、いっぱい、いちゃいちゃしましょう」
 よっぽど疲れているのだろう。これ以上、真紘に触れたり何か言ったりすると起こしてしまいそうで、申し訳なくなった薪は、それだけ言うと真紘を抱きしめて目を閉じた。そうしていると、自分で感じていた以上に疲労が溜まっていたらしく、薪も間もなくして真紘の寝息と呼吸が重なり、心地いいまどろみの中で、いつの間にかすっかり眠ってしまっていた。
 そのとき見た夢の中で、薪はふたつの小さな命を抱いていたように思う。
 真紘によく似た綺麗な一重瞼をした聡明そうな顔立ちの男の子と、薪に似ておっとりした顔だけれど、とても可愛らしい女の子と、ふたりを抱いて幸せそうに微笑む自分と、そんな自分たち三人を優しく包み込む真紘という夢だ。
 当たり前に将来の自分の隣に真紘がいたことが嬉しく、加えて双子を産むのかなと思わせる光景に、薪は夢の中でなんて幸せなんだろうと思った。
 好きな人の子どもを産むことは、それこそ何物にも代えられない誇りだろう。
 ――主任との間に双子を産む夢を見たって言ったら、どんな顔をするかな。驚いたあと、でかしたぞ薪、なんて言って喜ぶかな。それとも泣いちゃうかな。
 そこまで思ったところで目が覚めて、薪はしばし、幸せな夢の余韻に浸る。
「やっと起きたか、薪。いつまでも可愛い顔で寝やがって。もう十一時を回ってるってのに、あんまり可愛いから起こすのがもったいなかっただろ」
 すると、先に起きていたらしい真紘から起き抜けに文句を言われてしまう。
「へへ。主任ってば、ほんと私のことが好きですよね」
「……なっ」
「そんな主任も好きですよ。どんな主任も、全部好きです」
「……、……薪には勝てる気がしねーわ……」
「あは」
 けれど、寝ぼけた頭でもすぐにわかるくらい真紘の文句は文句になっていなくて、薪は幸せを噛みしめつつ、真紘が言いたいだろうことを代弁したり、言ってほしいだろう言葉を言ったりしながら、目を逸らしてむっすり膨れ、不服そうに完敗の白旗を上げる目の前の不器用が過ぎる愛しい恋人に笑って腕を伸ばした。
「ああもう。その通りだよ。で? なんだかんだしてたら、すぐ昼になるけど、外に食いに出るか? それともキッチンで軽く何か作ってやろうか?」
「ん……っ。なんだかんだって、こんな昼間から……。それに、一度は私のほうが先に目が覚めたんですから。主任があんまり可愛い顔で寝てたので、起こさないようにそっとしてたんです。そしたら、私もまたいつの間にか寝ちゃって」
 そうすると開き直った真紘が薪を抱きしめつつ喋りながら器用に首筋にキスを落としていくので、息のくすぐったさや唇の感触に、薪の身体に熱が灯りはじめる。
「俺の服を着て抱きしめろって腕を伸ばしてくる薪が悪いんだろ。このままだったら、本当に昼間からしちゃうけど、抵抗しなくていいのか?」
「……したらやめてくれるんですか?」
「無理だな。けど、普通に腹も減ったし薪と出かけたいし、夜まで我慢する」
「へっ?」
 けれど、声が出そうになったところで首筋から唇を離した真紘にそう言われ、薪は少し拍子抜けしてしまった。起きたらもう一回なんてこれまで何度もあったし、薪も口ではやめてほしいようなことを言いつつも、すっかりその気だった。
 とはいえ、真紘が言う通り、お腹も空いたし観光もしてみたい。
 だって今日はクリスマスイブだ。せっかく遠くまで旅行に来たんだし、お互いに忙しすぎてクリスマス仕様に飾り立てられた華やかな街を見る余裕もなかったのだから、イブの今日は、それもめいいっぱい楽しみたい。
「出かけたくなかったか? それなら、このまま抱き潰すけど」
「抱き潰――いえ、出かけたいです」
「ん。なら、クリスマスマーケットをやってるみたいだから、見に行くか」
「わあ! 初めてです、行きたい!」
「……薪、お前な。夜になったらすげーからな」
「あはは……」
 なんだか昼間から物騒な言葉を聞いたような気がするけれど、真紘はもともと出かけるつもりだったようだし、薪もクリスマスマーケット自体は知っているものの、見に行くのは初めてなので、純粋に楽しみな気持ちのほうが大きい。
 仕事で疲れ果てていたので、去年までは部屋でぐうたらしていたかった。恋人だって真紘と付き合うまではずっといなかったから、ひとりで行ってもつまらなかっただろうし、きっと場違い感も、ものすごかったはずだ。
 でも、今年は違う。
 ――その気にさせたのは主任なのに、なんで私が怒られるの……。
 そこだけ多少の不満はあるけれど、ソファーから立ち上がって出かける準備をはじめた真紘に続いて、薪も身支度を整えはじめる。小一時間もすると準備も整い、その間に多少の不満は真紘と出かける楽しみな気持ちにすっかり変わっていた。
 さらに、コテージを出る間際、ふと振り向いた真紘に唐突にぺろりと唇を舐められ、不敵な笑みで「今は味見だけな」と言われる、おまけまで付く。
 ――どど、どんなふうに抱き潰されるんだろう……。
 当然、そちらのほうも、怖くもあり楽しみな薪だった。

 そうして訪れたクリスマスマーケットの会場は、当たり前だけれど人で溢れ返っていた。空いている駐車場もなかなか見つからなかったし、やっと会場の中に入れても、人が多すぎてゆっくり見て回れる余裕もないほどだった。
 フードやドリンクの出店ブースも、どこも長い列ができていて、早く準備ができた真紘から「軽く食え」と身支度の間に昨夜の残りを手早く用意してもらったときにお腹に入れておいてよかったと思うほど、順番待ちには時間が必要だった。
 それでもやっぱり、楽しいものは楽しい。
 社会人になってからは特にクリスマスとは縁遠かった薪は、真紘の手を引き、あちこちのブースに連れて行っては、吟味して吟味してクリスマス雑貨やオーナメント、クッキーやビスケットなどをお迎えしては「可愛い」「素敵」「綺麗」とはしゃぎ、真紘もまた、そんな薪を見て楽しそうに笑っていた。
 昼時を過ぎればフードやドリンクのブースの列も徐々に短くなり、薪たちは定番のグリューワインやクラムチャウダー、ビーフシチューなどに舌鼓を打つ。
 午後五時のツリーの点灯式を見届けてからコテージへ戻った頃には、薪の手にはマーケットで買った、たくさんの可愛らしい戦利品があったし、真紘も「車だから飲めなかったしな」と、会場を出る前に買ったグリューワインのカップを持っていて、薪の分も「ゆっくりふたりで飲もう」と合わせて買ってくれていた。
「まだけっこう腹いっぱいだよな。グリューワインこれと、会場で売ってたシュトーレンと、昨日買った食材で何か作って軽く済ませるか」
「そうですね。最後のホットドックがけっこう効いてて」
「だから、食い過ぎじゃねーのって止めたんだよ」
「……だって、主任とクリスマスデートだって思ったら嬉しかったんですもん」
「もんって。どんだけ可愛いんだよ。このまま抱き潰してやりたい」
「ええ?」
 ソファーに並んで座り、適当にチャンネルを合わせたクリスマス特番を見るともなしに眺めつつ、じゃれた会話をする。一緒に出かけたのも、もちろん楽しかったけれど、こうやって何でもないような話をしながら過ごすのも、やっぱり楽しい。
 結局、真紘といるだけで薪は幸せなのだ。
 薪の髪をぐしゃぐしゃにして「ったく。俺が日中、どんなに薪を抱きたいのを我慢したと思って……」と、ぶつくさ文句を言いつつ、それでも横顔に柔らかな笑みを浮かべてキッチンへ向かっていく真紘の背中に幸せを噛みしめながら、薪はまた改めて、真紘に好きになってもらえてよかったと、心の底からそう思った。

 *

 やがて寝室のベッドの上では、今夜も甘く蕩けるような一夜がはじまろうとしていた。ベッドサイドのオレンジ色の照明が薪や真紘の素肌を柔らかく艶やかに照らす中、ふたりはお互いに見つめ合って、長い長いキスをする。
「うっかりするところだった。薪を抱き潰す前に渡したいものがあったんだ」
 すると、このままベッドに押し倒そうかというところで、何かを思い出したらしい真紘がそう言ってサイドテーブルの引き出しから小さな箱を取り出した。
 どうやら、薪が知らない間にそこに隠していたようだ。
「薪、開けてみてくれ。ド定番だけど、クリスマスっていったら、こういうものだろ? ……これを付けた薪を抱きたいんだ。気に入るかはわからないけど、俺の独占欲とか所有欲だと思って、今夜はこれを付けて俺に抱き潰されてほしい」
 そう言われ、薪は手の平に置かれた箱のリボンをおずおずと解き、蓋を開ける。
「主任、これ……」
 箱の中には、細い線であしらわれた小花と、その花びらのひとつに蝶が止まっている、というモチーフのネックレスがあった。小花や蝶と比較するとやや大きめの一粒ダイヤが照明に反射して煌めいて、うっとりするほど綺麗だ。
「いろいろ迷ったんだけど、これを見つけた瞬間、目が離せなかった」
 そう言いながら、真紘は丁寧な手つきで箱からネックレスを取り出し、留め具を外して薪の首にかける。付け終わると、驚いて動けない薪を愛おしそうに見つめ、モチーフを掬うようにして手に取り、それにひとつ、キスをした。
「すげー似合ってる」
「――ん……っ」
 そのまま優しく、全部を包み込むようなキスをされた薪は、真紘の背中に腕を回して夢中で応えながら、好きとか大好きとか、一緒にいたい、離れたくないというような焦がれたり恋しく思う気持ちよりも、もっと深く大きな気持ちが自分の中から込み上げてくるのを感じずにはいられなかった。
 けれど、実際に口にするには、まだまだ恥ずかしく、また、真紘はそんなことは思わないだろうけれど、聖夜の雰囲気に当てられて言っていると思われたら嫌だな、なんていう優等生じみた考えが頭の隅を掠めて、別の機会に、とっておきのときまで自分の中で大事に大事に育てておこうと、薪はそんなことを思う。
「主任、私も主任にプレゼントを用意してて……」
「あとでもいいか? 早く薪の中に入りたい」
 徐々に体重をかけてきた真紘にベッドに転がされるとき、薪もプレゼントを持ってきていることを伝えたけれど、どうやら真紘はすでに薪を抱き潰すことしか頭にないようで、薪を見つめるその目にも、真紘の自身の昂りにも身体中に急速に熱を灯された薪は、にっこりと微笑むと「はい」と返すだけに留めた。
 ネックレスのお礼も、渡すはずのプレゼントも、全部、明日でいいだろう。
 だって今、一分一秒が狂おしいほど惜しい。

「薪。薪は俺が好きか?」
「んぁ……っ、す、好き……。どんな主任も、全部……ぁ……っ、ん、好きです」
「俺も。っ……一緒にいこう、薪」
「うん、うん――んんあぁ……っ!」
「っ――」
 その夜、今までで一番甘く、一番優しく抱かれながら、薪は身体の中心に真紘を据えて何度となくその身を震わせた。そのたびに真紘が付けたネックレスが首元で揺れて、ほんのりと色づいた薪の肌の上を何度も何度も花と蝶が滑っていった。
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