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反抗期編

不安を癒して※

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少しシリウスとステラの距離が縮まった一日を終えて、ステラを寝かしつけたアステルは窓の外を見ると雨が降ってる。隣で眠るステラを起こさないようにベッドから抜け出してリビングに行くとシリウスがタオルで濡れた髪を拭いていた。

「あぁ……ステラはもう寝たのか?」

 シリウスはアステルの姿を見ると申し訳なさそうに声をかけてきた。風呂に入った後なのか髪はまだ湿っていて、服は薄着だ。逞しい二の腕や肩の筋肉がはっきりと見え、いつも以上に色気を感じる。
 ダークエルフという偏見が無ければ魅力的に見えるだろうし、たくさんの女性が言い寄ってくるのも納得だ。

「うん、ステラはすぐに寝ちゃうの」

 アステルは微笑むと、シリウスの隣に座って彼の顔をじっと見つめていた。

「……どうした?」
「ううん、なんでもない」
「そうか」

 こうして隣にいて触れ合っているだけで幸せで満たされていく。だけど同時に、この幸せな日々がいつか壊れてしまうのではないかという恐怖心がアステルに芽生えていた。

「疲れた?眠たい?」
「いや……」

 アステルが心配そうにシリウスの顔を覗き込むと彼は少し驚いた表情を浮かべていた。

「じゃあ……ベッドで少しだけ休まない?一緒に……」

 アステルはシリウスの顔にそっと触れると、シリウスは黙ってアステルの肩を抱いて寝室に向かった。


 シリウスをベッドの端に座らせるとアステルは正面に立つと少し屈んでその上に覆い被さるように唇を重ねた。
 最初は軽く口づけをするだけだったが、次第に舌を絡め合う深いキスになっていき、しばらくするとアステルはキスをしたまま、シリウスのズボンのベルトを外してチャックを下ろして下着の中に手を入れるとシリウスは一瞬、身体を震わせたが、すぐに受け入れてくれて、キスの方に専念してくれる。

 アステルはシリウスの性器を握るとゆっくりと上下に擦り始め、手の中で震えるシリウスの肉棒に自分の愛撫によって感じてくれていることに喜びを感じた。
 シリウスの性器が硬くなっていくにつれてアステルは興奮していき、早く欲しくてたまらなくなる。

「んっ……シリウス……」

 アステルはシリウスの唇から口を離すと、膝をついてシリウスの股間の前に顔を埋めた。

「アステル、そんなことをしなくてもいい……」
「たまにはこっちも労わらないと……お願い……」
「…………」

 上目遣いで懇願すると、シリウスは困ったような笑みを浮かべたが何も言わずに、されるがままになっていた。
 アステルはシリウスの硬くなったものを唾液を絡ませながら舌で舐めて始めたのだ。久しぶりの行為にアステルは夢中になってシリウスのものを頬張る。

(すごい、昔よりも大きくなっている……)

 中に入れたり、手で触れる時にも感じていたが、別れた時に比べて質量がが増しているのを舌で感じる。時折、シリウスを見上げると、彼は気持ち良さそうに眉を寄せて、見下ろしながら彼女の頭を撫でる。
 アステルはそれが嬉しくて、もっと喜ばせたくて、シリウスのものを丁寧に舐め続けた。まるで穢れを知らなさそうな美しい彼女の柔らかい舌と指先で刺激され、それはさらに大きくなる。アステルはそれを口に含んだまま、両手で竿の部分を握って優しく扱き上げた。

(口の中でシリウスのが暴れて……熱い)

 彼の熱が伝わってきて、自分もどんどん高まっていく。
 そしてシリウスが限界を迎えそうになった時、アステルはシリウスの精液を飲み干そうと喉の奥までくわえ込んだ。

「ぐぅ……ッ!」

 その瞬間、シリウスの口からくぐもった声が漏れると、アステルの口内に白濁とした液体を吐き出した。

「んー……ふぅ……」

 アステルはそれを飲み込み、尿道に残ったものも吸い取って綺麗にした。

「……無理に飲まなくてもいいんだぞ」

 シリウスはアステルの頭を撫でて謝るが、彼女は首を横に振って微笑むとシリウスに抱きついた。

「ううん、平気」

 アステルは甘えるようにシリウスの首筋に鼻先を押し付けて囁き、体重を掛けるとシリウスは彼女を受け止めて抱きしめながらベッドに背中から倒れこんだ。
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