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Wedding~消えた花嫁~
第7話
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用意してもらった衣装に着替え終わった優希は、初めてのスーツになんとなく気持ちが高揚していた。
お洒落なスーツに身を包み、少しだけ大人になったような気分になっていたのだ。
優希はライトグレーのスーツに白いシャツ、綺麗な水色のネクタイと淡いブラウンの革靴。
そして海斗はチャコールグレーのスーツに同じく白いシャツ、ダークな色合いのワインレッドのネクタイにブラックの革靴である。
制服がブレザーなので普段からネクタイなど見慣れている筈なのだが、スーツを着こなしている海斗が妙な色気を纏っているようで大人っぽく見えた。
優希は思わず海斗を見つめながら顔を赤らめる。
「どうした?」
視線に気が付いた海斗が優希に問い掛ける。
「あ……えっと、結婚式なのにネクタイって白とかシルバーじゃなくていいのかなって思って」
見惚れてしまっていたことは悟られないように、思い付いたことを話した。
「あぁ。それは俺たちの世界っていうか、日本だからそうなんだろう。海外でも色々あるだろうし、ここはワンダーランドだからな」
「そっか」
優希の疑問にふむと考えながら海斗が答える。
思い付きで尋ねた話題ではあったが、確かに自分の結婚式のイメージは現代日本のものであったと優希は納得した。
すると、コンコンッとドアをノックする音が聞こえ、優希と海斗はふとドアの方を見る。
返事をする間もなくドアが開かれた。
「まだか?」
イーサンであった。なんとも不機嫌そうな顔で睨み付けている。
「あっ、ごめんっ! 着替えたよっ」
顔はイケメンだが海斗と同じで睨まれると怖い。優希はイーサンに慌てて謝った。
「ふむ……いいんじゃないか? 若干着せられてる感はあるが」
不機嫌な顔からふと真面目な顔になったかと思うと、イーサンは顎に手を当て優希をじっと見つめながら頷く。
「え? ありがと?」
「可愛くてよく似合ってる」
一瞬何を言われたのかと首を傾げる優希の頭を、海斗が笑いながらポンポンと軽く触る。
「ちょっとっ! スーツ着てるのに可愛いはおかしいだろっ!」
海斗の言葉は理解できたのか、優希は頬を膨らませ顔を赤くしながら怒鳴る。
「分かった分かった。かっこいいよ」
まるで子供を宥めるように海斗はにこりと笑って優希の頭を優しく撫でた。
「もうっ!」
「何やってんだ、行くぞ」
ふたりを見ながらイーサンが呆れた顔をしている。
また怒らせたのかと慌てた優希だったが、イーサンでもこんな顔をするんだな、と不思議な気分になっていた。
「ゲストルームはすぐ近くだ」
部屋を出るとすぐにイーサンがそう話したのだが、先程も『そう遠くはない』と言われて随分歩いた為、優希は信用しないことにした。
更衣室のドアを閉め、イーサンの後に続く。
すると、少し歩いた所で突然イーサンが立ち止まった。
「ここだ」
「え?」
親指で指している部屋のドアは先程の更衣室の2つ隣の部屋だった。
(ほんとに近かった……)
イーサンの距離感が全く分からない。もしかしてこの人は天然なのだろうか、と優希はぼんやり考える。
そしてふと隣に立つ海斗を見上げた。
「どうした?」
優希に見られ、不思議そうに海斗は首を傾げている。
特に何も思っていないのだろうか。
そう思っていると、イーサンが部屋のドアをノックしていた。そしてすぐにドアを開ける。
「えっ! 返事待たずに開けちゃったっ!」
一連の動作に優希が驚いて声を上げる。
「あぁ、許可というより、ドアの前に人がいないかどうかの確認なんだろ?」
特に驚いた様子もなく海斗が淡々と話す。
海斗の言葉を聞いて優希も「なるほど」と納得する。
そういえば先程もイーサンは自分たちが返事をする前にドアを開けていたのを思い出す。
「いいぞ、入れ」
中を確認したイーサンが振り返って声を掛ける。
「あ、ありがとっ」
優希は慌てて部屋の前に移動すると、ひょこっと中を覗いてみた。
すると――。
「ユウキっ!」
部屋の中から明るい元気な声が聞こえてきた。もちろん知っている声だ。
すぐにその声の主が駆け寄ってきて、優希にぎゅっと抱きつく。
「アリスっ」
そう、ワンダーランドで一番お世話になったと言っても過言ではない、猫耳少年のアリスだ。
ただ今はもう猫耳は付いていない。それでもやはり可愛らしい。
「久しぶりだねっ! ユウキも来てたんだっ……って、カイトもいたんだ?」
パッと体を離すと、アリスは満面の笑みを浮かべながら優希に話す。
そしてふと優希の後ろに立っている海斗にも気が付いたようだった。
仲直りしたとはいえ、何か気に入らないことでもあるのか、ムッと眉間に皺を寄せながら海斗を見上げている。
「ユウキ、カイト、久しぶり。元気だった?」
すると部屋の中からもうひとり。よく知っている声が聞こえてきた。
ジェイクだ。
相変わらずのイケメンぶりでにこりと笑って手を振っている。
「ジェイクっ」
姿を確認してすぐに優希も満面の笑みでジェイクを呼んだ。
「ユウキ、可愛いね。よく似合ってるよ」
ソファーに座るジェイクはふふっと優しく笑みを浮かべ、優希を見つめる。
「ちょっとっ! なんで可愛いなんだよっ! もうっ、ジェイクまでひどいっ」
再び『可愛い』と言われ、優希はムスッとして頬を膨らませる。
「え? ジェイクも?……あぁ、カイトね」
腕を組みながら首を傾げ、アリスははてと考える。
しかし、優希のことを『可愛い』と言うのは恐らく海斗だろう、とすぐに答えに辿り着いた。
「可愛いっておかしいだろ、スーツなのにっ」
頬を膨らませながら優希が文句を言う。
「ふふっ。優希は何着ても可愛いんじゃない? ドレス着たらもっと可愛いかもね」
「ふっ……」
楽しそうに笑うアリスの言葉で後ろから吹き出す音が聞こえてきた。
「ちょっとっ!」
すぐに犯人は海斗だと分かり、優希は後ろを振り返って睨み付ける。
「カイト? 優希のドレス姿見たいんじゃないの? 意外な反応だね」
失笑している海斗を見つめながらアリスは再び首を傾げている。
「……いや……さっきちょっと見たというか……瑠依のやつが最初に優希にドレスを用意したからな……ふっ……」
必死に笑いを堪えながらアリスの疑問に答えている海斗は、目から涙まで流している。
「もうっ! 海斗笑いすぎっ!」
腰に手を当てながら優希は更に頬を膨らませて海斗を睨み付ける。
「悪い……いや、優希は何を着ても可愛いよ」
「もうっ!」
涙目のまま海斗は優希の頭を優しく撫でる。
しかし、余計に優希の怒りを買っていたのだった。
「えー、さっきドレス着たの? 僕も見たかったなぁ」
海斗の話からアリスは優希がドレスを着たと勘違いして、本当に羨ましそうに眺めている。
「着てないからねっ!」
「ちょっと体に当てただけだが……いや、普通気が付くよな……ふっ……」
再び思い出したのか、海斗が口を押えながら必死に笑いを堪えている。
その様子を見て優希はバシンと海斗の背中を叩く。いい加減頭にきていた。
「いてっ……そんなに怒るなよ。悪かったって……」
さすがに笑い過ぎたと海斗は申し訳なさそうな顔で優希の頭を撫でる。
「もうっ、海斗なんて知らないっ!」
しかし怒ってしまった優希はぷいっと横を向いてしまった。
「優希……」
こんなに怒ってしまった優希を見るのは初めてで、海斗はどうすればいいかとうな垂れる。
「何喧嘩してんだよ……」
すると、部屋の中から呆れたような声が聞こえてきた。この声もよく知っているが……。
「え? ライアン!?」
声に反応して優希はそちらを見た。そして驚いて声を上げる。
そう、ソファーに座りながらこちらを呆れた顔で眺めていたのは、本日の主役のひとりであるはずのライアンだったのだ。
お洒落なスーツに身を包み、少しだけ大人になったような気分になっていたのだ。
優希はライトグレーのスーツに白いシャツ、綺麗な水色のネクタイと淡いブラウンの革靴。
そして海斗はチャコールグレーのスーツに同じく白いシャツ、ダークな色合いのワインレッドのネクタイにブラックの革靴である。
制服がブレザーなので普段からネクタイなど見慣れている筈なのだが、スーツを着こなしている海斗が妙な色気を纏っているようで大人っぽく見えた。
優希は思わず海斗を見つめながら顔を赤らめる。
「どうした?」
視線に気が付いた海斗が優希に問い掛ける。
「あ……えっと、結婚式なのにネクタイって白とかシルバーじゃなくていいのかなって思って」
見惚れてしまっていたことは悟られないように、思い付いたことを話した。
「あぁ。それは俺たちの世界っていうか、日本だからそうなんだろう。海外でも色々あるだろうし、ここはワンダーランドだからな」
「そっか」
優希の疑問にふむと考えながら海斗が答える。
思い付きで尋ねた話題ではあったが、確かに自分の結婚式のイメージは現代日本のものであったと優希は納得した。
すると、コンコンッとドアをノックする音が聞こえ、優希と海斗はふとドアの方を見る。
返事をする間もなくドアが開かれた。
「まだか?」
イーサンであった。なんとも不機嫌そうな顔で睨み付けている。
「あっ、ごめんっ! 着替えたよっ」
顔はイケメンだが海斗と同じで睨まれると怖い。優希はイーサンに慌てて謝った。
「ふむ……いいんじゃないか? 若干着せられてる感はあるが」
不機嫌な顔からふと真面目な顔になったかと思うと、イーサンは顎に手を当て優希をじっと見つめながら頷く。
「え? ありがと?」
「可愛くてよく似合ってる」
一瞬何を言われたのかと首を傾げる優希の頭を、海斗が笑いながらポンポンと軽く触る。
「ちょっとっ! スーツ着てるのに可愛いはおかしいだろっ!」
海斗の言葉は理解できたのか、優希は頬を膨らませ顔を赤くしながら怒鳴る。
「分かった分かった。かっこいいよ」
まるで子供を宥めるように海斗はにこりと笑って優希の頭を優しく撫でた。
「もうっ!」
「何やってんだ、行くぞ」
ふたりを見ながらイーサンが呆れた顔をしている。
また怒らせたのかと慌てた優希だったが、イーサンでもこんな顔をするんだな、と不思議な気分になっていた。
「ゲストルームはすぐ近くだ」
部屋を出るとすぐにイーサンがそう話したのだが、先程も『そう遠くはない』と言われて随分歩いた為、優希は信用しないことにした。
更衣室のドアを閉め、イーサンの後に続く。
すると、少し歩いた所で突然イーサンが立ち止まった。
「ここだ」
「え?」
親指で指している部屋のドアは先程の更衣室の2つ隣の部屋だった。
(ほんとに近かった……)
イーサンの距離感が全く分からない。もしかしてこの人は天然なのだろうか、と優希はぼんやり考える。
そしてふと隣に立つ海斗を見上げた。
「どうした?」
優希に見られ、不思議そうに海斗は首を傾げている。
特に何も思っていないのだろうか。
そう思っていると、イーサンが部屋のドアをノックしていた。そしてすぐにドアを開ける。
「えっ! 返事待たずに開けちゃったっ!」
一連の動作に優希が驚いて声を上げる。
「あぁ、許可というより、ドアの前に人がいないかどうかの確認なんだろ?」
特に驚いた様子もなく海斗が淡々と話す。
海斗の言葉を聞いて優希も「なるほど」と納得する。
そういえば先程もイーサンは自分たちが返事をする前にドアを開けていたのを思い出す。
「いいぞ、入れ」
中を確認したイーサンが振り返って声を掛ける。
「あ、ありがとっ」
優希は慌てて部屋の前に移動すると、ひょこっと中を覗いてみた。
すると――。
「ユウキっ!」
部屋の中から明るい元気な声が聞こえてきた。もちろん知っている声だ。
すぐにその声の主が駆け寄ってきて、優希にぎゅっと抱きつく。
「アリスっ」
そう、ワンダーランドで一番お世話になったと言っても過言ではない、猫耳少年のアリスだ。
ただ今はもう猫耳は付いていない。それでもやはり可愛らしい。
「久しぶりだねっ! ユウキも来てたんだっ……って、カイトもいたんだ?」
パッと体を離すと、アリスは満面の笑みを浮かべながら優希に話す。
そしてふと優希の後ろに立っている海斗にも気が付いたようだった。
仲直りしたとはいえ、何か気に入らないことでもあるのか、ムッと眉間に皺を寄せながら海斗を見上げている。
「ユウキ、カイト、久しぶり。元気だった?」
すると部屋の中からもうひとり。よく知っている声が聞こえてきた。
ジェイクだ。
相変わらずのイケメンぶりでにこりと笑って手を振っている。
「ジェイクっ」
姿を確認してすぐに優希も満面の笑みでジェイクを呼んだ。
「ユウキ、可愛いね。よく似合ってるよ」
ソファーに座るジェイクはふふっと優しく笑みを浮かべ、優希を見つめる。
「ちょっとっ! なんで可愛いなんだよっ! もうっ、ジェイクまでひどいっ」
再び『可愛い』と言われ、優希はムスッとして頬を膨らませる。
「え? ジェイクも?……あぁ、カイトね」
腕を組みながら首を傾げ、アリスははてと考える。
しかし、優希のことを『可愛い』と言うのは恐らく海斗だろう、とすぐに答えに辿り着いた。
「可愛いっておかしいだろ、スーツなのにっ」
頬を膨らませながら優希が文句を言う。
「ふふっ。優希は何着ても可愛いんじゃない? ドレス着たらもっと可愛いかもね」
「ふっ……」
楽しそうに笑うアリスの言葉で後ろから吹き出す音が聞こえてきた。
「ちょっとっ!」
すぐに犯人は海斗だと分かり、優希は後ろを振り返って睨み付ける。
「カイト? 優希のドレス姿見たいんじゃないの? 意外な反応だね」
失笑している海斗を見つめながらアリスは再び首を傾げている。
「……いや……さっきちょっと見たというか……瑠依のやつが最初に優希にドレスを用意したからな……ふっ……」
必死に笑いを堪えながらアリスの疑問に答えている海斗は、目から涙まで流している。
「もうっ! 海斗笑いすぎっ!」
腰に手を当てながら優希は更に頬を膨らませて海斗を睨み付ける。
「悪い……いや、優希は何を着ても可愛いよ」
「もうっ!」
涙目のまま海斗は優希の頭を優しく撫でる。
しかし、余計に優希の怒りを買っていたのだった。
「えー、さっきドレス着たの? 僕も見たかったなぁ」
海斗の話からアリスは優希がドレスを着たと勘違いして、本当に羨ましそうに眺めている。
「着てないからねっ!」
「ちょっと体に当てただけだが……いや、普通気が付くよな……ふっ……」
再び思い出したのか、海斗が口を押えながら必死に笑いを堪えている。
その様子を見て優希はバシンと海斗の背中を叩く。いい加減頭にきていた。
「いてっ……そんなに怒るなよ。悪かったって……」
さすがに笑い過ぎたと海斗は申し訳なさそうな顔で優希の頭を撫でる。
「もうっ、海斗なんて知らないっ!」
しかし怒ってしまった優希はぷいっと横を向いてしまった。
「優希……」
こんなに怒ってしまった優希を見るのは初めてで、海斗はどうすればいいかとうな垂れる。
「何喧嘩してんだよ……」
すると、部屋の中から呆れたような声が聞こえてきた。この声もよく知っているが……。
「え? ライアン!?」
声に反応して優希はそちらを見た。そして驚いて声を上げる。
そう、ソファーに座りながらこちらを呆れた顔で眺めていたのは、本日の主役のひとりであるはずのライアンだったのだ。
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