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# 閑話 アンナのおかし10 アマンディーヌ
しおりを挟む「待ち焦がれてラブ・バージン 職なしパテシエールと訳あり御曹司の甘くおかしなプライマリー」に出てくるアンナのつくったお菓子とお料理について閑話をひとつ。
アマンディーヌ(タルト・アマンディヌ)は、アーモンドクリームをつめて焼いたタルト菓子のこと。
17世紀にパティシエで詩人だったラグノが考案したと言われているそうです。
このお菓子の一番好きなところはその名前。
アーモンドを示すフランス語 Amande に材料を示す ine をつけた言葉に由来しているそうですが、
ロクサーヌやカロリーヌのように、まるで女性の名前のようなすてきな響きです。
物知らぬ頃は、異国のお菓子というだけでなく、まるで貴婦人の名前かのように思えて、その時はまだ食べたこともなかったのにその名前だけはしっかりと頭の中に残っていました。
今はそのころのことをよく覚えていませんが、アマンディーヌお嬢様やお姫様を想像していたのかもしれません。
お菓子の名前の付いた女の子なんて、それだけで物語になりそうですね。
読者の皆さまにも、そんなイメージを刺激するお菓子はありますか?
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