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そして、今度は硬いクリームを絞り袋に詰めると、アンナは白くて丸いキャンパスの上にクリームを盛るように搾り出していった。それはみるみる形になっていき、次に取り出した小型のヘラで、それを撫で付けていくと、ホールケーキの上にはギリシア彫刻のレリーフのような、美しい白いペガサスとそれにまたがった少女が現れた。縁には搾り口を変え着色したクリームでバラのモチーフを配した。仕上げにアラザンをまぶした。
「これでよろしいでしょうか」
ケーキをマリヤの元に運んだ。マリヤは一瞬声を失って、目の前のアルバイトを驚きの顔で見つめた。
「あなた、これ、あなたが作ったの?」
「はい」
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