メロウ+さんのメロメロメロウ

いつもの

森博嗣 面白いとは何か？ 面白く生きるとは？（前

面白い→可笑しい
　　　　夢中になれる
　　　　興味深い
　　　　新しい

　　　　珍しい
　　　　気持ちが良い
　　　　趣きがある
　　　　　→好ましい、満足

アート→    個人の面白さ対スポンサ
エンタメ→大勢に対する面白さ

才能とは面白いものを作れること

作者だけが分かる売り上げと評価の相関
→負の相関（売れると興味ない人にまで届くため）

最近流行の面白さは、「共感」
そしてそれを「共有」する

「共感」の意味の変化
昔→そこで描かれた心情が「身に染みて」わかるような状況を「共感」といった

今→「みんなで感じる」こと
「感動」はただ涙が流れるもの

✨

新しいものが好き→好奇心→成長が面白い
意外性の面白さは知性による
驚き→面白さ（ギャグなど）
思い通りが面白い→動物的

ぎりぎりで意外なものが面白い
平均点が三十点になる問題

突飛→不意打ち
思いつかない、発想、直感的なもの

「面白さ」は満足を導く
満足とは思い描いたことが現実になること→自由
「自由」とは、希望したことが現実になること

いずれ自分は満足するぞ、という予感が、その人を笑顔にする。

✨

「笑える」面白い
笑いは現実と理想のちょっとしたズレに生まれる
緊張と緩和
慣れて意外性がなくなり飽きる

哲学者土屋賢二のエッセイ

日常で大笑いした経験から使える本質を抽出する

「ユーモア」という可笑しさ
下品でない
シニカル、にっこりできる、ほっとできる、くすっとできる、温かみが感じられ、優しさが感じられる
洗練されたユーモアは一部の人がくすっと笑い、それ以外の人には「難解」と受け取られる。

「読みやすい」が大前提となった

✨

「興味深い」という面白さ

「ほのぼの」という面白さ
解放だけを仕掛ける
緩い、可愛い、癒される、ユーモアと近い
ノスタルジー

「アクション」という面白さ
代表的な面白さ
「セクシー」もファクタのひとつ
動くものがあれば目を離せない
「スピード」「メリハリ」「意外性」
加速度

「設定」の面白さ→「展開」の面白さ
大どんでん返し

「考える」「知る」
「知る」とは「知らない」ことに気付くこと
「研究」は究極の面白さ
誰も知らないことを「知る」面白さ⇔褒めてもらう、認められることが楽しみで、無視されることは地獄

研究者の価値観は対極
面白いと考えるのは自分、生み出すのは自分の思考

「気付く」という面白さ
知ることにより「気付く」関連づけられる、納得する
ミステリーにおいては「知る」だけではなく、だからそうなったのか、と気付かせることが、面白さの根源だ

反社会的な面白さ
鋭く尖った面白さは強くなるが対象が減る
大勢に向けて受け入れられるものは鈍くなりがち

「役に立つ」という面白さ
得する情報など

「面白さ」は元気の源
生きることは「面白さ」の追求